「お取り寄せ」にゅうめん！奈良発祥の郷土料理。体験記vol.75（厳選お取り寄せTOP100）
新しい生活様式が提唱され、三密を避けた新生活がスタートしています。そんな新生活の中で、今まで携わらなかった家事に携わる経験を積み日々の大変さを実感しました。そんな経験から週に一度は、私自身がおもてなしをすることで、家族や友人・愛する人を楽しませたいと考えるようになりました。
男（45歳）のプライドと品格を維持しながら家族や友人・愛する人が楽しく、喜んでもらえるおもてなしを実現するために、一流のプロが持つ技・味・盛り付け（名店レストランのお取り寄せ）の力を借りながら、学び、修業を積み、私自身の男力を磨き、最高のおもてなしを実現させたいと思います。
こちらの「お取り寄せ」体験記では、スマートに「おいしい！食」でおもてなしができる・「驚いてもらえる大人の贈り物」が贈れる、大人の男力向上を目指す事で、すべての愛する人々を笑顔と喜びであふれさせる事ができる男を目指すと共に、20年に渡り携わった食業界での知見と私が見聞き学んだすべての情報をフルに生かし、徹底的に厳選したお取り寄せ品をご紹介させていただきます。
「外食産業応援！」 一助となれれば幸いです。
男のたしなみV0（本日のおもてなし にゅうめん 菊乃井）
（老舗・特徴）
・奈良県発祥の郷土料理
・京都本格料亭のお取り寄せ
・大正元年創業
・京都銘水「菊水の井」を代々守る
・変わるものと変わらないものを見極め革新し続ける伝統
【本格料亭 菊乃井 にゅうめん】
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男のたしなみV１（にゅうめんの歴史）
夏が近づくと、キンキンに冷えたそうめんが大好物でした。我が家では冬になると、夏に食べきれなかったそうめんを暖かい出汁つゆでいただく「にゅうめん」を食べることが習慣になっています。当時は気になりませんでしたが、なぜ「にゅうめん」？？すこし気になりますので調べてみたいと思います。
そうめんの発祥から調べると、奈良県桜井市三輪が素麺発祥の地といわれています。1200年以上前に日本最古の神社である大神神社に祈願したところ、神の啓示を賜ったことから小麦を撒き、粉に挽き、水でこね延ばして糸状にした素麺がつくられたことが起源とされている。今でも大神神社祭神は素麺の守護神とされ、三輪素麺の卸値を占っていただく祭典である卜定祭が大神神社で営まれています。
そうめんの技術的な特徴の一つは麺に油を塗って細く伸ばす技法です。この技術は中国から伝わりました。奈良県桜井市では、豊富な水が小麦を育てる環境に適していたことと、冬季の厳しい寒さと晴天日が多いことが、素麺の製造に適していたことから、日本一のそうめん産地として江戸時代のグルメ本である「日本山海名物図会」にも記載されいます。
男のたしなみV2（にゅうめんの由来）
にゅうめんを漢字で書く場合、3通りの書き方存在します。
①「煮麺」
②「入麺」
③「乳麺」
室町時代の日記「宣胤卿記(のぶたねきょうき)」に、このような記録が残っています。「宮中で開かれた歌会の後、天皇より入麺、酒を賜る。」にゅうめんの由来は、寒い冬にもてなす、宮廷料理からのようです。
にゅうめんと最も混同される「温麺（うーめん）」をご存じでしょうか。温麺は、宮城県白石市の郷土料理です。そうめんと違い、温麺は油を使いません。麺の長さも特徴的で9cmと短いので調理がしやすく乳幼児や高齢者のメニューに使用されることも多いようです。
男のたしなみV3（「そうめん」「ひやむぎ」「にゅうめん」の違い）
皆さんは、「そうめん」「ひやむぎ」「にゅーめん」の違いをご存じですか。
（そうめんとひやむぎの違い「太さ」）
・直径1.3mm未満のものを「そうめん」
・直径1.3mm以上 1.7mm未満のものを「ひやむぎ」
（そうめんとひやむぎの違い「製法」）
・糸のように延ばすことで細く仕上げられる「そうめん」
・うどんのように切って作られる「ひやむぎ」
（そうめんとひやむぎの違い「食感」）
・つるりとのどごしが良い（そうめん）
・食べごたえがある食感（ひやむぎ）
（そうめんとにゅうめんの違い「食べ方」）
・にゅうめんは温かく煮たそうめん
・そうめんは冷やしてめんつゆにつけて食べる
（にゅうめんの作り方は2種類）
・茹でたそうめんに温かいだしつゆをかける方法
・温かいだしつゆの中で煮る方法
現代は、夏でもクーラーで身体が冷えます。あたたかくてサッとたべられる「にゅうめん」は、オールシーズンにぴったりな万能食かもですね。
まとめ
にゅうめんを漢字で書くと「煮麺」「入麺」「乳麺」いづれも当て字ですがなぜ３つのパターンがあるかは解明できませんでした。そうめんの発祥については、1200年以上前に日本最古の神社である大神神社に祈願したところ、神の啓示を賜ったことだそうです。神の啓示！神秘的です。
いつも感じることですが、美味しく食べていただきたい一心で、研究に研究をかさね現代に受け継がれ、現代でもさらに美味しく食べていただくため少しづつ進化したもののみが後世につながり未来に残り続けるのですね。「想いは形になる」と聞いたことがありますが、想いの深さが形にするのですね。今回は、お取り寄せでの体験でしたが、「にゅうめん」を体験させていただいたことで、「にゅうめん」のルーツやこだわりを感じることができました。私の「にゅうめん」の教養も披露させていただき、皆様に大変喜んでいただきました。男（45歳）のブランドを損ねることなくさらに磨きをかけることができました。V75達成です。
【本格料亭菊乃井 にゅうめん】
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※次回の続、男のおもてなしも楽しみにしててください。
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