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脳の言う通りにしてはダメ!!!

脳は、辛い状況直面するとその辛さから逃げる方法を無意識的に探します。例えば、辛いことがあると眠くなる場合、それは脳が寝ることで現実逃避をしようとしているからです。

辛い状況から脱するには、自らがその状況を変えていくために辛い原因を作った相手を変えなければいけません。相手に変わってもらう働きかけは、思った以上のエネルギーがかかります。だったら「自分が我慢すればいいや」と思うようになり、我慢がどんどん心に蓄積していきます。

こうした我慢が続くと、脳は、つらい状態を当たり前のように思うようになります。具体的には、脳は辛い状態を辛くないように思うために、脳は辛いと感じないように心に働きかけます。しかし実際は、我慢がどんどん増えて溜まっていきます。辛い状態が当たり前になると、幸せになれない、幸せになってはいけない、辛くて当然な人生というマイナス思考に陥っていきます。

辛さを感じないように脳が指令を出しても、それは実際の解決策にはなりません。あくまで、心に蓋をして辛さを感じないような錯覚になっているだけで、心は大きなダメージを受け続けます。そして我慢の限界に達したときに、精神は崩壊します。通勤電車の中で、突然倒れる、会社に到着しても会社に入れない、電車にいきなり飛びこむ、心身の不調が突然にそして一気に表面化します。なので我慢することは何の解決にもなりません。


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