担任の先生、突然の登校拒否 2002/06〜
専門学校2年のある日、
担任の先生が登校拒否(?)で
学校に来なくなってしまいました。
しっかりしていて真面目な人で、
尊敬していた先生だったので驚きました。
あまりに突然だったので、学校も対応ができない。
代行の先生も人手が足りず対策も何もなく、
「今日は自習です。」
と、朝の教室で毎日同じ発表を聞きました。
数日だけの出来事かと思いきや、
これが1週間、2週間と続いてくるわけです。
すると当然、
「おいおい、またかよー」
「出欠取ったし帰ろうぜ」
という空気になってきて、
人の少ないまばらな教室で、
各自思い思いのことをやっていました。
私も、なんだかなぁという気持ちで
先生や学校の愚痴を一緒に言っていましたが、
「・・・あれ?
でもこれ、学校のせいにしたところで、
あと1年経って卒業した後の責任は
誰も何も取ってくれないじゃん!」
と気付いたんです。
文句を言うのは自由だけど、
卒業して社会に放り出された時に
何もしてなくて困るのは自分だ!と。
人のせいにしてる時間はないこと。
そして、この学校をあてにしてても
やっぱりダメだということ。笑
(つまり、あの時の噂は本当でしたね。笑)
1年フリーターになって働いて、
学ぶことのありがたさを痛感したからこそ、
この学生をしていられる貴重な期間、
全力で学ばないともったいない!
学校の外にアンテナを伸ばそう。
学校の外から学んでいこう。
学生生活後半の「学び方の戦略」を、
自分の中で変えることにしました。
さて、ところでこの学校では、
担任や学校専属の授業以外に
外部講師の授業がありました。
「まずはこの学校に染まってない大人に
コンタクトを取ってみよう。」
そう思って、
まず思いついたのが外部講師でした。
普段はプロとして別の本業があって、
週に一度だけこの学校に来ている先生。
その先生のいる日を狙って、
自分の作品を持って教務室へ行きました。
そしてその中の造形師の先生に、
以前授業で教わった粘土を応用させて
自分の描いたオリジナルキャラクターを作り、
そのパッケージまでデザインしたものを見せて
これは、と気に入られます。
「さわちゃん面白いからうち来なよ!」
と言われ、造形師の先生の工房の住所を
教えてもらったのでした。
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