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わたしの英語レベル推移

わたしが外資系企業に勤め出したのが約7年前、

わたしの英語習得への道はそこから始まりました。

特に得意でもなかった英語を外国人の彼氏が欲しい

という憧れからスタートしたわけですが

ほぼ0からのスタートだったので

最初の頃のことは思い出したくもありません。

あの頃は明日何時から仕事が始まるかすらわかりませんでした(笑)

でもこんなわたしでも話せるようになったことを

みなさんにも知って欲しい、何か励みに慣ればと思い、

今回はそんなわたしの英語力の推移をまとめてみました。

わたし英語力推移

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今回は簡単に4つの時期にまとめました。

1、スポンジ期
2、勘違い停滞期
3、夢の海外赴任期
4、ブリティッシュの洗礼

こんな感じでいろんな試練?を乗り越えながら

今の英語力につながっています。

通して言えることはいつも

『あ、わたしなかなか英語上手になってきたかも』

と思い出したところで鼻をへし折られます。

まずは英語始めたて、生まれたての赤ちゃんのような

日々聞くこと、話すことがはじめて

スポンジのようになんでも吸収していたスポンジ期。

そのスポンジ期を超えると一気に伸び悩みます、

しかも自分は英語話せるようになったと勘違いしている

厄介な勘違い停滞期。

そして夢の海外赴任期を経て、

ぶち当たる大きな壁、ブリティッシュの洗礼。

今は自分に足りない部分を勉強しているような感じですが

英語力はさておき外国人の彼がいるので目標は達成しています。

きっと皆様にも当てはまる時期があると思いますので

今自分はどの辺かと置き換えて見ていただければ幸いです

それでは現在までの推移を詳しく見ていきましょう。

スポンジ期

まわりは外国人ばっかり外資系に転職して早々

ジンバブエ人の上司に苦戦するのですが

この時のわたしはいい意味で英語に対して
まっさらだったので

なんの癖や偏った考えもなくみんなの英語を聞いて
マネするような日々でした。

特に勉強はしなかったというか、

まあ最初はマジで焦っていたので、ノートを一冊買って

その日出会ったわからなかった単語などを調べて書く

ということをしたのですが、
見事な三日坊主で終わりました。

その後は仕事が忙しすぎて無理でした。

仕事ってのは最初の3日間は仕事してないようなものですからね(笑)

でもわたしにとって英語を話せないことは仕事ができないことに直結していたので死活問題でした。

怒涛の毎日の中、もみに揉まれまくって

まるでカラカラのスポンジが水を得たように英語を吸収していきました。

そんな順調だったスポンジ期も終わりが近づきます、

なんとなく自分が今の環境で学べる英語に対して限界が見えてきたのもこの時期です。

勘違い停滞期

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英語を学習し始めて半年くらい立ち、

結構会話も問題なくできるようになってきて

天狗になっていました。

今考えるとこの時の英語なんてボロボロだし、

ほんと勘違いって感じなんですけど、前がひどかった分

一応周りの人よりは話せていたので

自分でも英語上手くなったなと思っていました。

でもそれと同時に自分の英語が
伸び悩んでいる気もしていました。

なんかこのレベルまでは会話できるし、

リスニングも問題ない、

でも一定のラインを超えると

一気に英語がわからなくなるんです。

外国人の方々はこの時のわたしのような、

ある程度の英語しかわからない人に対して

簡単な単語や文章を選んで会話してくれています。

私たちが外国人に対して話す日本語と同じような感じです。

『今裏手にマジでめっちゃでかい犬おってん』ではなく

『今あそこにすごく大きな犬がいました』みたいな。

話していて相手がまあまあ理解していると

これくらいで話しても理解できそうという感じで

相手が内容のレベルを上げます、

すると一気にわからなくなるんです。

あれ、今まではわかっていたのに急についていけない

そんなことがよくありました。

そんなスランプを友達に言われた一言と

少しチートのような方法で乗り切るのですが

それはこちらにまとめています。


勘違い停滞期は厄介です。

これに気づかない人もいますから要注意ですね。

いつまでたっても中途半端な英語で周囲に舐められ

バイリンガルに笑われる英語を話しているのはここら辺の人です。

ちょうどその頃幸運にも転機が訪れます。

夢の海外赴任期

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ここでわたしはマレーシアに異動になります。

ずっと希望していた夢の海外赴任!

意外と不安はありませんでした。

マレーシアでも変わらず公用語は英語で毎日を過ごしていましたが

全然違うのは誰も日本語を話さないということです。

唯一2人いた日本人を除けは周りは外国人のみ。

マレーシア人は基本英語を話すので街に出ても英語です。

どっぷり英語漬けの二年間は本当に刺激的な日々でした。

ここまでこれば英語でのコミュニケーションはなんの心配もなく

初めて会う外国人ともなんの躊躇もなく話す度胸もつきます。

海外でやってこれた自信も付きますし、

停滞していた英語力もゆっくりですが着実に伸びていきました。

ここで英会話以外のスキルの学びます、

まずは電話対応

顔が見えない相手との会話は断然難しい

いつもならわかることも電話越しだと聞き取れないし

なんの話かマジで全然わからなくなります。

有名なデータで

ヒトが外界から得られるの情報の80%が視覚からである。

と言われているが全くを持ってそのとおり!

英語で電話すること特にビジネスについては本当にむずかしかった。

次にメールのやりとりです。

いつもはフランクに話しているくせに

メールになったらなんであんなかしこまるん。

普段自分のあやふやな英語をなんとか誤魔化して話しているせいで

文章にすると本当に合っているのか不安になるし、

記録に残るから恥ずかしいまちがいはしたくない。

特に拝啓敬具的なやつとかたもうちんぷんかんぷんでした。

そんなこんな海外勤務を経てわたしは自分の英語にもっと自信を持って帰国するのですがここで新しいチームに配属されます

ブリティッシュの洗礼

なんと新しいチームは半分がイギリスまたはその周辺諸国という

THE British English Team だったのです。

当然わたしは今までAmerican Englishを話してきましたので

この方達に英国の英語を叩きつけられるのです。

この時わたしは海外帰りで英語も約4年くらいは話していましたので

ある程度の自信を持ち合わせていましたが

初日にこいつらと出会って早々鼻をへし折られました。

ッッッマジで何言ってるかわからん。

本当に英語を話しているのかも疑問でしたが

ある程度英語に自信があった頃だったので

こんなにもブリティッシュ英語というだけで

こんなにわからなくなるのかと驚愕しました。

耳が慣れるまでは少し時間がかかりましたし、

何よりこいつらバカにしてきよんすよ、

こっちも英国英語に対して何回も

『Could you please speak English?』って

喧嘩しながらどんどん慣れていきました。

聞き取りだけができないと思ったら

メッセージですら何言ってるかわからん。

聞き取れないだけで文章にしてくれればわかると思っていたのですが

LINEのような短い文章ですらなんか特別な表現を使ってくるので

は?これどういう意味?ってネットでよく調べてました。

例えばCheekyとかよく送られてくるんですが

いや、cheekyってなに?

これは日本語で言うといたずらっ子とか生意気みたいな

でもガチじゃなくてかわいい意味のいたずらっ子的な意味で

英語だと(元から英語なんですが) naughtyの意味に近い気がします。

そんな独特の英語を話すブリティッシュに囲まれて

わたしの英語はまた一歩成長するのでした。

(この時イギリス人の彼氏がいましたが付き合っていても何言ってるか終始わかりませんでした。)
※下ネタ有料記事に出てくる人とは別の人です

そして現在

そして現在わたしは色々な紆余曲折を経てコロナ禍に突入し、

わたし達のようなインターナショナルな企業は大打撃を受けました。

こんな時だからこそ

この自分の貴重な体験をどこかに残したいと思って

そして誰かの役に立って欲しいと思い(下ネタ多めのくせに)

noteを始めました。

英語を習得することは一筋縄ではいきません。

いい感じに英語力が伸びていると思ったら停滞、

海外赴任して英語のみの生活を経て自信をつけたところで

ブリティッシュイングリッシュの壁にぶち当たり玉砕。

こいつら英語喋ってないやん、って何度も本気で思いました。

今まで英語話せますって言うのやめようと何回も考えました。

英語はどこまで学習すればわからない沼のようなものです、

満足いくレベルがどこかわからないし、逆に言えばある程度のレベルで満足している人もいる。

英語をある程度話すことができると、なんとなく会話ができてしまうので

わからないことや、発音などの細い部分に問題があっても

まあ、別にわたし英語話せるしそんな細かいとこいいやって

見て見ぬフリをする人をたくさん見てきました。

実際自分より英語が上手な人が現れても何かと自分の中で理由をつけて

それを認めようとしない、

鼻をへし折られた時に自分の英語力と向き合ってもう一歩がんばれるかどうかが重要なのです。

わたしはTOEICや英検などの資格で英語力は判断できないと思っているし、

みんながそれを取得しなくてもいいと思っています。

それぞれがそれぞれの目的にあった英語を目指して勉強すれば

英語はもっと簡単に話せようになると思います。


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