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第39回 be動詞(過去形)の疑問文への答え方②
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
ゴールデンウィークなかばの
平日の朝、
いかがお過ごしでしょうか?
今回も、
be動詞(過去形)の疑問文への
答え方を学んでいきましょう。
前回と今回の記事を
最後まで読むと、
Was yesterday a good day for you?
あなたにとって昨日は良い一日でしたか?
という質問に
英語で答えられるように
なりますよ。
☆これまでの復習☆
一般動詞と be 動詞では、
疑問文や否定文の作り方も
全くちがいます。
be 動詞の過去形には、
2つの意味があります。
①「~だった」(状態)
②「あった、いた」(存在)
☆be動詞(過去形)の疑問文の作り方
手順① 文中の be 動詞を見つける
手順② be 動詞を主語の前に出す
手順③ 文頭の文字を大文字にする
うしろに下がった主語の頭文字を小文字に変える
(固有名詞は大文字のまま)
手順④ 文末に「?」をつける
Mr. Inoue was absent yesterday.
昨日、井上さんは不在でした。
→ Was Mr. Inoue absent yesterday?
昨日、井上さんは不在でしたか?
この、
Was Mr. Inoue absent yesterday?
昨日、井上さんは不在でしたか?
という疑問文に答える方法を、
前回に引き続き
学んでいきましょう。
答えの文のテンプレート
答えの文は、
こんな形になります。
「Yes 」か「 No 」で答えられる
be動詞の疑問文に答える文は、
①か②の、どちらかの形になります。
① Yes , 主語(代名詞)+ be動詞 .
② No , 主語(代名詞)+ be動詞 + not .
答え方の手順(つづき)
be動詞の疑問文に対する
答えの文は、
以下の手順で作れると、
前回学びました。
手順1.最初に「 Yes 」か「 No 」を言う
手順2.疑問文の主語を代名詞に変える
手順3.be 動詞のかたちを主語に合わせる
手順4.「 No 」の場合は、「 not 」を付ける
手順5.文末に「.(ピリオド)」を付ける
前回は、
手順1と2について
学びましたね。
先ほどのテンプレートに
手順1と2で学んだことを
あてはめると、
こうなります。
① Yes , he + be動詞 .
② No , he + be動詞 + not .
今回は、つづきの
手順3~5について
学びましょう。
手順3.be 動詞のかたちを主語に合わせる
Was Mr. Inoue absent yesterday?
昨日、井上さんは不在でしたか?
という疑問文に答える場合、
疑問文の主語である Mr. Inoue を
代名詞の he に代えるんでしたね。
そして、be動詞のかたちを
he に合わせます。
疑問文でも使われていた、
「 was 」をそのまま使えますね。
※ なぜ「 Was 」ではなく「 was 」なの?
なぜなら、英語では
文頭以外の文字は、小文字で書く!
(固有名詞は大文字で書き始める)
という決まりがあるからです。
この場合、
「 Yes 」や「 No 」が
文頭に来ているため、
「 Y 」と「 N 」が大文字になります。
そして、
「 Was 」は文頭にはないので、
「 was 」と、小文字で書きます。
手順4.「 No 」の場合は「 not 」を付ける
先ほどのテンプレートに
当てはめてみると……。
① Yes, he was.
はい、彼は不在でした。
② No, he was not.
いいえ、彼は不在ではありませんでした。
という風に、
答えの文が2通り、できました。
さて、②の
No, he was not. を
見てください。
「 No 」の場合は、
「 not 」を付ける必要があります。
どこに付いていますか?
はい、be動詞のうしろですね。
be動詞のうしろに
「 not 」を付けます。
なぜ、not が必要なの?
なぜなら、
② No, he was not. は
否定文(ひていぶん)だからです。
否定文には
「 not (~でない)」が
必要です。
否定文については
また次回、
くわしく解説します。
第25回の解説も
参考になりますよ。
「 be動詞 + not 」の短縮形
そして、
「 was not (ワズ ナット)」は
「 wasn't (ワズント)」と、
短く言うことができます。
これを、短縮形(たんしゅくけい)と
いいます。
No, he was not.
(ノウ、ヒー ワズ ナット)
よりも、
No, he wasn't.
(ノウ、ヒー ワズント)
の方が、リズムも良いですね。
過去形のとき、
「 be動詞 + not 」の短縮形は、
こんな風になります。
was not = wasn't (ワズント)
were not = weren't (ワーント)
「 was」 や 「 were 」のうしろに
「n't (ント)」を付けると、
短縮形にできます。
「 n't 」の「 ' (アポストロフィー)」を
忘れずに書きましょう。
「 n't 」=「 not 」の短縮形なので、
「 ' (アポストロフィー)」が付きます。
手順5.文末に「.(ピリオド)」を付ける
さあ、仕上げの段階まで来ました。
英文の終わりには、何を付けますか?
そう、「.(ピリオド)」ですね。
日本語の「。(マル)」と同じように、
「これで文が終わったよー」
という記号を付けなくてはなりません。
「.(ピリオド)」のことを日本語で、
「終止符(しゅうしふ)」といいます。
何かを終わらせることを、
「終止符を打つ」と言ったりしますね。
答えの文が完成!
ここまで、手順1~5にしたがって、
be動詞(過去形)の疑問文に
答える文を作ってきました。
完成形は、こうなります。
① Yes, he was.
はい、彼は不在でした。
② No, he wasn't ( = was not ) .
いいえ、彼は不在ではありませんでした。
やったー!
お疲れ様でした!
がんばりましたね。
今度は、みなさんが
次の質問に英語で答えてください。
ノートか何かの紙に、
手書きで書くとよいですよ。
★練習問題★
次の疑問文に答えましょう。
「 Yes 」と「 No 」の2通りの答えを
作ってください。
(正解は、下にあります。)
1.Was yesterday a good day for you?
あなたにとって昨日は良い一日でしたか?
→
→
2.Were you there?
あなたはそこにいましたか?
→
→
※主語に注意してくださいね。
誰について聞かれているのか、
誰について答えるのかを
よく考えて英文を作りましょう。
疑問文の主語が代名詞でない場合、
答えるときは主語を代名詞に
変えてくださいね。
↓
↓
↓
正解は、
1.Yes, it was.
No, it wasn't (= was not ).
2.Yes, I was.
No, I wasn't (= was not ).
でしたー!!
できましたか?
自分の答えを
よく見てみましょう。
主語を
「 yesterday → it 」や
「 you → I 」に
変えましたか?
be動詞を「were → was 」に
変えましたか?
「 , 」や「 ' 」、「 . 」は
付けましたか?
大文字・小文字のまちがいは
ありませんでしたか?
お疲れ様でした!
今回もたくさん学びましたね。
be動詞(過去形)の疑問文への
答え方がわかりましたか?
良ければ、第24回の解説も
参考にしてくださいね。
次回は、
be動詞(過去形)の否定文
について解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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