第20回 be動詞の疑問文の作り方
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
だんだん日が長くなってきましたね。
明るいうちに帰宅できると
嬉しいですよね。
さて、
今日も一緒に英文法の基礎を
学んでいきましょう。
☆これまでの復習☆
be 動詞は、名前の通り
動詞のひとつです。
使い方が特殊（とくしゅ）なので、
他の動詞と区別しています。
be 動詞の訳し方は、
大きく分けて２つあります。
①「～だ、～です、～である」（状態、イコール）
②「ある、いる」（存在）
前回の練習問題に、
こんな英文がありました。
It is windy today.
今日は風が強い。
この文では、
「風が強い」と
言い切っていますね。
断言しています。
もし
あなたが家の中にいて、
外にいる人に
「今日は風が強いですか？」
と英語で聞きたいときは、
なんと言えば良いのでしょう？
疑問文とは？
「か？」というのは、
日本語で
疑問文の最後に付く言葉ですよね。
疑問文（ぎもんぶん）とは、
何か質問したいときに使う文のことです。
疑問文の終わり（文末）には、
「？（クエスチョンマーク）」が付きます。
では、英語の疑問文は
どうやって作れば良いのでしょうか？
一般動詞と be 動詞では、
疑問文や否定文の作り方も
全くちがいます。
頭が混乱しないように、
今回は be 動詞の疑問文 についてのみ、
解説します。
一般動詞については、
また今度解説しますね。
さきほどの、
It is windy today.
今日は風が強い。
という文を
「今日は風が強いですか？」
に変える方法を、
今回は学びましょう。
be動詞（現在形）の疑問文の作り方
下の①～④の手順で作れます。
※ be 動詞（現在形）とは、
am / are / is のどれかです。
※文頭（ぶんとう）とは、
「文のあたま」、つまり
「文のはじめ」のことです。
※文末（ぶんまつ）とは、
「文の末尾（まつび）」、つまり
「文のおわり」のことです。
①～④の手順どおりに、
It is windy today.
今日は風が強い。
を疑問文に変えてみましょう。
手順① 文中の be 動詞を見つける
It is windy today. の中で 、
be 動詞は……
「 is 」！
「 is 」が be 動詞ですね！
手順② be 動詞を主語の前に出す
普通の英文では
（平叙文（へいじょぶん）といいます）、
最初に主語が来て、２番目に動詞が来ます。
この文の主語は、「 It 」ですよね。
……ということは、「 It 」の前に、
「 is 」を出せばいいんですね！
is It windy today.
はい、手順２までできました。
少し見た目を整えたいですね。
手順③ 文頭の文字を大文字にする
このとき、
「 is 」の「 i 」を、
大文字の「 I 」に変えます。
なぜなら、英語では
文頭の文字は、必ず大文字になる！
という決まりがあるからです。
そして、
うしろに下がった
「 It 」の「 I 」を、
小文字の「 i 」に変えましょう。
なぜなら、英語では
文頭以外の文字は、小文字で書く！
（固有名詞は大文字で書き始める）
という決まりがあるからです。
「固有名詞って何？」と思った方は、
第１回や、第11回の解説をご覧くださいね。
つまり、
is → Is（大文字ではじめる）
It → it （小文字ではじめる）
に変えるということです。
Is it windy today.
はい、手順３までできました。
かなり完成に近づきましたよ。
でも、
なにか物足りない感じが
しませんか？
……というわけで、
仕上げの手順④に進みましょう。
手順④ 文末に「？」をつける
そうだ！
疑問文といえば、
「？（クエスチョンマーク）」を
つけなくっちゃ！
Is it windy today?
今日は風が強いですか？
やったー！！
ついに疑問文が完成しましたー！！
よくがんばりましたね。
お疲れ様でした。
せっかくですから
あと３つ、みなさんの力で
疑問文に変えてみてください。
★練習問題★
次の英文を疑問文に変えましょう。
（解答は下のほうにあります。）
１．You are hungry.
あなたはお腹がすいています。
→
２．My father is tall.
私の父は背が高い。
→
３．They are on the train.
彼らは電車に乗っています。
→
↓
↓
↓
↓
↓
できましたか？
では、答え合わせをしましょう。
正解は、
1．Are you hungry?
2．Is my father tall?
3．Are they on the train?
です。
どうでしょう？
be動詞を前に出せましたか？
大文字・小文字を変えられましたか？
文末に「？」を付けましたか？
この練習問題に、
「am」が出てこなかったことに
気づきましたか？
なぜ、「 am 」を使った英文を
私は練習問題に
出さなかったのでしょうか？
その理由は、次回お話しします。
次回は、
疑問文を作るときの注意点
について解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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