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第3回 主語って何?動詞って何?


 
 
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
 
今日は、文の成分について学びましょう。
 
好きな飲み物を飲みながら、
気楽に読んでくださいね。
 
 

文の成分とは?


 
文の成分とは、

主語動詞など
英文を作るのに必要な部品です。
 
人間の体でいうと、(ほね)にあたります。
 

人間の体は、たくさんの骨がありますね。
背骨や頭の骨、腕や足の骨などなど……。
 

それらの骨が、正しい位置で
正しく組み合わさっているからこそ、
私たちは立ったり歩いたりできるんですよね。
 

英文にも、いろいろな部品があります。

それぞれの部品を
正しい順番に組み合わせることで、
意味の通る英文を作れます。
 

組み合わせる順番(語順(ごじゅん)といいます)
については、また今度お話ししますね。
 

今日はまず、
英文を構成するそれぞれの部品について
解説します。
 



部品① 主語(しゅご)とは?


 
1つ目の部品は、主語です。
 
主語とは、文の主役です。

「私は」、「あなたが」のように、
~は」、「~が」と訳します。

ある動作をするをさします。

主語になれるのは、おもに名詞です。
 

日本語では、
主語が省略されている
ことが多いですね。

たとえば好きな人に好意を伝える時、

日本語では
好きだよ。
と言うだけで伝わります。
 
(ああ、私に向かって
「好きだよ。」と言ったこの人は
私のことを好きなんだな)

と、相手が理解してくれます。
 

しかし英語では、
誰が」「誰を」好きなのか、
はっきり言わないと伝わりません。
 

「好きだよ。」の「好きだ」を
英語に直訳すると、

like (ライク)という動詞になります。

それをそのまま 
“Like.” 
と言っても、

相手の方の顔には
「?」マークが浮かぶでしょう。

“Like?  WHO likes WHAT?”
(好き?「誰が」「何を」好きなワケ?)

と、聞き返されるはずです。

 
この、「誰が」にあたるのが主語です。
(「何を」にあたるのは目的語(もくてきご)で、
次回に解説します。)
 
 
英語で「好きだよ。」と伝えたいときは、
私はあなたを好きだよ」というところまで、
明確に言わないといけません。

つまり、 “I like you.” ですね。
 
(恋愛的な意味で好きな場合は、
like より love の方があてはまるでしょうが、
それはいったん置いておきます。)
 
 
このように、英文には必ず主語が必要です。


ちなみに、主語を英語で
Subject(サブジェクト)」
といいます。

この Subject頭文字(かしらもじ)をとって、
文法用語では主語のことを
S(エス)」と呼びます。

のちに
五文型(ごぶんけい)というものを学ぶときに
この「S」が登場しますので、覚えておきましょう。


部品② 動詞(どうし)とは?


 
第1回の記事でも説明しましたが、

動詞とは、「~する」という動作や、
~だ、~である」という状態を表す語です。
 

英文には動詞が必ず必要です。
 

英語の文は、
 
「誰が(主語)」 +「どうした(動詞)」
 
という構造で成り立っています。


さっきの例文を思い出してください。

I like you.
私はあなたが好きだ

I(私は)が主語で、like(好きだ)が動詞です。


この順番も大切です。

普通の英文では
平叙文(へいじょぶん)といいます)、

最初に主語が来て、2番目に動詞が来ます。


ちなみに、動詞のことを英語で
Verb(バーブ)」といいます。

この Verb の頭文字をとって、
文法用語では動詞のことを
V(ブイ)」と呼びます。

のちに五文型を学ぶときに
この「V」も登場しますので、
覚えておきましょう。



いかがでしたか?

今回は、
文の成分である主語S)と動詞V)について
学びました。


実は、文の成分は他にもあります。


次回は、文の成分の続きとして、
目的語(もくてきご)と補語(ほご)について
解説します。


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最後まで読んでくださって
ありがとうございました。


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