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仲間作り

「任せる」が最高の仲間作り(だと思ってます)

時が経つのは早いですね。もう前のブログから一ヶ月半なんて。笑
二ヶ月に一回は書こうかな!笑笑

いや、こんなブログを面白いと言ってくれた稀有な何人かの人、本当にありがとうございます。そして、だからと言って僕のブログの更新が捗るとかは一切ないので。僕の堕落具合はもっと根深いので。
よろしくお願いします。笑

今回は、ちょっと質問に答えます。
とあるプロジェクトリーダーの方より「仲間作りってどうやってますか?」とのご相談。
ありがとうございます。
難しいですよね、仲間作りとかチームビルディングって。僕もいつも悩んでばっかりです。
ただ、個人的に大切にしていることを答えます。

結論から言うと、冒頭の「人に任せる」です。
あくまでも僕の考えですが、完璧な人(めっちゃ能力高い人)が必ずしもチームつくりをうまくやれるとは限らないと思っています。
周りが入る余白がないからです。

例えばですが、僕は整理整頓が苦手です。
すると、見かねておばあちゃんが僕の周りの整理整頓をしてくれます。
おばあちゃんはもう僕の仲間です。
はい。今日の話は終わりです。笑

仮にですが、僕が整理整頓が得意で、何もかもが完璧なちゃんとした人間だとします。そしたら、おばあちゃんは手伝おうと思わないはずです。だって、おばあちゃんがいなくても大丈夫だから。

でも、実際には整理整頓は苦手です。誰かがやってくれないと、ずっと汚いままです。おばあちゃんがいないと困ります。
大切なのはここから。

「頼れるかどうか」「任せられるかどうか」だと思うんです。
任せずに一生懸命苦手な整理整頓をするのももちろんありです。
自分のことは自分で美学もすごく素敵です。
ただ、任せると仲間になってくれやすいです。

スケジュール管理も、苦手です。忘れるし、抜ける。
なのに詰め込みます。笑
見かねて、学生が僕のスケジュールを把握してくれてます。
「今日10時に会議ですからね〜。」
「明日講演会だからね!宇都宮!忘れないでくださいね!」
・・・・・。
最高です。

完璧な人になりたいなら、一生懸命苦手なことを克服するのはいいと思います。
仲間をたくさん集めたいなら、苦手なことは苦手なままで、その代わり誰かに「頼る」。で、めっちゃ感謝する。がおすすめです。

その代わり、得意なこともあります。
得意なことで、恩返しします。めっちゃ頼ってめっちゃ頼られる。お互いに苦手をカバーし合って、サポートし合う。
チームの完成です。ニヤリ

苦手なこと(余白)があります。
そこを誰かが助けてくれて、その人の色が入ります。それが繰り返されて、いろんな人の色が混ざり合ってできたチームの色は、多分どんな完璧な人にも出せない色になっているはずです。

この世界にいる人がみんな整理整頓得意人間だったり、整理整頓できる人間だったら、面白くないです。みんな違うから面白い。
それを「こうじゃなきゃいけない」「こうあるべき」に当てはめると、誰かが苦しむ。
今のまま、そのままで、苦手なことは苦手。得意なことは得意。
苦手なことは思いっきり頼って、めっちゃ感謝する。
その分得意なことで頑張る。
これが、個人的におすすめの仲間作りです。

向上心を持たないこととは違います。
苦手なことはそのまま。でも、自分が身につけたい!と思ったことは思う存分身につけたらいいとお思います。
苦手なことを習得するには10の努力で1しか伸びないかもしれないけど
得意(伸ばしたい!)と思うことは1の努力で10伸びる。

全部人任せでいいと言っているわけでもないです。この辺の解釈は、もう長くなるんで任せますね。笑

全てが「あなたがいてくれると、僕たちは助かります」のメッセージにつながっていきます。

ありのまま、今のまま。できないことはお願いする。
できること、得意なことを頑張る。

ちなみにこの話、大抵お年を召した方には受けが悪いです笑笑
年が近い人、年下の子からの悩み相談で話すと「心が楽になりました」をいただける確率も高いです。

「こうあるべき」も素敵なんですけどね。自分以外の誰かに押し付けた途端に、素敵さが半減する気がします。

ちなみに!
リーダー論とかチーム論はいくつか流派的なものがあると思うので、その中でもしっくりくるものをやればいいと思います。
みんな同じ考えじゃ面白くないので。
そして「何に向かっているかを見せる」とか「目指す未来の景色を言語化する」とか、仲間つくりには大切なポイントは沢山あると思います。その中の「任せる」についてのお話でした^^

これからも、いろんな人に助けてもらえるチームを目指します。

【進化とは、多様性のことである】 
未来を予見する5つの法則 著:田坂広志

ある日の会話をご紹介して締めます。

おばあちゃん「この建物、汚れてきたわね」
濱野「そうなんですよ。僕、掃除が苦手で。」
おばあちゃん「それは困ったわね。」
濱野「困ってるんです。誰かに助けてもらわないと。」
おばあちゃん「私は、、、。そうね。月曜日とか、、、週に一回くらいならこれるけど。」
濱野「え!!いいんですか!!」
おばあちゃん「掃除は嫌いじゃないからね。それくらいしかできないけどね。この年でも人の役に立てるものね。」
濱野「いえーーーーーーーーい!!!!」



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