見出し画像

相互理解で速やかにチームを立ち上げる

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、チーフインストラクターとして新入社員育成チームを立ち上げるときに意識したことについて共有します。
【TM・初級】チーム力を高める上で必要な相互理解」の内容がとても参考になりました。ぜひ確認してみてください。


組織全体で育てるために

新入社員には、一人ひとりに現場の先輩社員がインストラクターとして割り当てられます。現場の業務を通じて、社会人としての基本動作やコアスキルを身に付けられるよう、新入社員に伴走することになります。
私たちの組織では、「組織全体で新人を育てよう」を実現するために、チーフインストラクターという役割が設けられており、インストラクターのフォローをしたり、新入社員と直接関わりながら、組織で育てるを実現するために色々な仕掛けを講じます。

傾向として、インストラクターと新入社員の繋がりは師弟関係のように強く、インストラクターは新入社員の育成について強い責任感を持って臨んでいるため、育成や人間関係の問題について、当人間で解決しようとしがちです。もちろん、それで解決できればOKですが、より多くのアイディアや解決策を提案できるようにするためにも、チームとして問題に向き合いたいと思っています。

インストラクターチームの立ち上げ

組織として育てるの第一歩として、インストラクターたちが一つのチームとして活動できるよう、信頼関係を築くことから取り組みました。

違う部署、違う業務をする社員が新入社員育成という共通のミッションを持つものとして集められており、それぞれのチーム内での立場や新人育成にかける思いには違いがあります
そこで、キックオフでは、バリューズカードゲームを使って「新人育成で(インストラクターとして)大切にしたい5つの価値観」をテーマに自己認知とその共有を行いました。その価値観を選んだ理由を、実体験なども交えて共有することで、「新入社員の育成」というテーマについての相互理解を深めていきました

また、このチーム活動はインストラクター自身の成長も目的としていることを強調しました。
人材育成スキルの向上はもちろん、インストラクターどうしの交流により、業務知識や価値観の幅を広げる。人脈を広げ、業務の円滑化につなげる。ということも狙っていくと伝えています。

Engagement Run! のグランドルールを活用しています

ナラティブの共感でチームになっていく

インストラクターそれぞれの立場での新入社員育成物語(ナラティブ)を共有し、共感することで、チームメンバーどうしの信頼関係を築いていきたいです。
現場での育成が始まってからは、育成チームと新入社員との信頼関係も築いていき、育成チームの範囲もできる限り組織全体へと広げられるように、取り組んでいきたいと思います。

新入社員のエンゲージメントを高めるには、まずインストラクターや私のエンゲージメントが高い状態であることが大切です。
新入社員が心技体ともに健やかに成長し、インストラクターが自身の成長を実感できるような活動にできるよう、全力でサポートしていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?