尾崎 太朗 | エナジャイズ代表取締役

株式会社エナジャイズ代表取締役。グローバル化で、世界がより小さく、より近くなるからこそ…

尾崎 太朗 | エナジャイズ代表取締役

株式会社エナジャイズ代表取締役。グローバル化で、世界がより小さく、より近くなるからこそ起こりうるクロスボーダーでの障壁や問題を、主に人事、教育、事業開発面から解決すべく世界中を飛び回っています。 https://www.energize.co.jp/

最近の記事

総勢620名のASEAN諸国の学生・若手人材が参加した「ASEAN Career Fair with JAPAN 2024 inシンガポール」イベント潜入レポート

久しぶりの投稿となります。 今回は、これまでのような、当該テーマについて論じるようなトーンとは異なり、私たちの取り組みに潜入いただいた外部の方が寄稿してくれたレポートをご紹介する形で投稿いたします。 総勢620名のASEAN諸国の学生・若手人材が参加した「ASEAN Career Fair with JAPAN 2024 inシンガポール」イベント潜入レポート はじめに 2024年1月27日、シンガポールにて「ASEAN Career Fair with JAPAN 2

    • 「リモートワークで成果を上げる」組織運営のヒント

      コロナ禍の影響を受けて全世界が新たな働き方にシフトして約1年半。どの組織も多かれ少なかれリモートワークには取り組んでこられているとは思いますが、そのためのツールは取り入れても、「以前の組織運営とは程遠い」、「仕事ぷりが見えなくなって不安がある」など、気持ちよく仕事を進められている組織ばかりではないことをよく耳にします。 そんな中、弊社株式会社エナジャイズは、COVID前からリモートワークでも仕事の品質を落とさないように取り組んできたことから、友人の経営者の方々から「どうやっ

      • 【HRアワード入賞しました】リアルではできない出会いの可能性をEASYバーチャル・フェアで拡張したい

        「感染症の流行は必ず日本にやってくる。人と人が接触しない新しい出会いの体験を早急につくる。」 2020年2月に、私は自分のメモ帳にこう記していました。そして、感染症の流行は日本政府の緊急事態宣言発令とともに現実のものとなります。 エナジャイズを立ち上げでもう10年以上が経ちます。私たちは、国境や文化の壁を横断したクロスボーダーでの人と企業との出会いを創出してきました。誰かが決めた国と国との境界線の意味は希薄化する。求職者も企業も、国籍というバイアスを乗り越えることで、より

        • 「海外採用は工数がかかる」は思い込み。採用の完全オンライン化を実現してより良いマッチング実現するコツ

          「外国籍人財を採用するとなった場合、採用するまでの人事工数が日本人採用の場合よりも多くかかってしまう。」これは単なる思い込みに過ぎません。実は、国外の現地に赴く場合でもあっても1~3日程度の期間を見れば十分意味のある活動を実行できます。また、昨今の感染症対策の観点から、バーチャルイベントへの参画やWeb面接ツールを活用すれば、現地に赴くことなく、完全オンライン完結する採用を実現することも可能です。 海外採用に工数がかかるという思い込み外国籍採用や海外と言った瞬間に「遠い」「

        総勢620名のASEAN諸国の学生・若手人材が参加した「ASEAN Career Fair with JAPAN 2024 inシンガポール」イベント潜入レポート

          多国籍採用を手がけてきた採用のプロが考える世界共通の人財の見抜き方

          日本人だけでなく多国籍採用を数多く手がけてきた経験から、採用における世界共通の人財の見抜き方は 3つのポイントがあります。1つ目「 論理的な自己アピール 」応募者本人が自分自身を論理的に伝えることができているかどうか。2つ目「 なぜ自社か?がはっきりしている 」応募者が自分と自社が合っていることを適切に述べられること。3つ目「裏付け」自己アピールや志望動機に明確や理由、説得材料等の情報があるかどうか。当たり前と思えることにどれだけ真剣に向き合えるかが大切です。 人財を見抜く

          多国籍採用を手がけてきた採用のプロが考える世界共通の人財の見抜き方

          世界中の大学と連携し「知名度」に左右されない採用コミュニケーションを実現する

          グローバル採用において、企業やブランドの「知名度」はそれほど大事ではありません。グローバル採用に限らず、どんな企業でも「知名度」だけに頼った採用活動では、求職者にとっても、雇用側にとっても双方に満足となるマッチングは実現できません。より満足度の高いマッチングを実現するために、世界各地の大学で開催される「キャリアフェア」を有効に活用します。 「知名度」への不安で二の足を踏んではいけない「自社の企業規模や知名度が低い事により応募者が集まりにくいのではないか」 とグローバル採用を

          世界中の大学と連携し「知名度」に左右されない採用コミュニケーションを実現する

          安全性と生産性を両立させる「リモート選考」の成功に必要なこと

          この度は安全性と生産性を両立させるリモート選考というテーマについて触れようと思います。 この背景はまさにお気づきのとおり、新型コロナの感染が広がるとともに、不特定多数の人々が対面型で集まることによるリスクを抑えながら採用活動を進める必要性が急激に高まったからで、弊社においては特に先週からお客様によるご相談が急増したことにあります。ご相談の多くは「リモートで行う」ツールの紹介依頼です。 もちろんツールの機能をご説明申し上げるものの、是非、その前に 「何を実現したら採用選考に

          安全性と生産性を両立させる「リモート選考」の成功に必要なこと

          必要な人財は地球全体から探す。クロスボーダー化する会社組織も「ONE TEAM」の時代へ。

          一緒に働くメンバーに、国籍も働く場所も時差も関係ない。様々な文化背景や価値観を持った組織づくりが求められています。日本企業が日本人だけに向けたビジネスを行うことに限界が見え始め、会社組織の「多国籍化」は避けては通ることができない道となってきています。組織のグローバル化を促す外国籍人財の採用のポイントは、本当に必要な人財の条件を明確にし、ターゲットを地球全体に当てて、全世界から人財を探すことです。 エナジャイズ代表 尾崎太朗 組織の「多国籍化」から目を背けてはいけない株式会

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          グローバル採用実現に向けて乗り越えるべき「10の壁」

          「グローバル採用」は採用活動の第4のチャンネルとして有効です。グローバル採用を実現するために、本来は克服できるはずのものなのに、過度に意識され過ぎていることが多く存在します。エナジャイズではこれらの意識的な課題を「グローバル採用の壁」と呼んでいます。課題を正しく認識して、意識を変えることが、グローバル採用成功への第一歩です。本稿では10個ある「壁」の概論を紹介いたします。 なぜグローバル採用か?「変化に強い」組織をつくる事業活動の対象となる市場を、日本国内だけでなく、海外へ

          グローバル採用実現に向けて乗り越えるべき「10の壁」

          ASEANの優秀な学生と日本企業をつなぐキャリアイベント「ASEAN Career Fair with JAPAN 2020」

          エナジャイズが2013年よりシンガポールで開催してきた「ASEAN Career Fair with JAPAN」(以下ACF)が2020年2月8日に開催されます。今年で8回目の開催になります。ACFは、日本企業で働きたいASEANの学生と、日本企業の採用担当者をマッチングするフラッグシップ的なキャリアイベントとしてASEANで定着し、毎年多くの学生と日本企業の人事担当者がシンガポールのイベント会場に集います。ACF開催の背景やその魅力について紹介いたします。 日本企業とA

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