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世界中の大学と連携し「知名度」に左右されない採用コミュニケーションを実現する

グローバル採用において、企業やブランドの「知名度」はそれほど大事ではありません。グローバル採用に限らず、どんな企業でも「知名度」だけに頼った採用活動では、求職者にとっても、雇用側にとっても双方に満足となるマッチングは実現できません。より満足度の高いマッチングを実現するために、世界各地の大学で開催される「キャリアフェア」を有効に活用します。

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「知名度」への不安で二の足を踏んではいけない

「自社の企業規模や知名度が低い事により応募者が集まりにくいのではないか」
とグローバル採用を実施するのに二の足を踏んでしまうことがよくあります。これをエナジャイズでは「知名度の壁」と呼んでいます。

企業体やブランドが採用候補者に認知さていること以上に、採用の各プロセスにおいて、丁寧な情報提供と、採用候補者に合った適切なコミュニケーションを継続的に行うことが重要です。

日本においても、大手企業からスタートアップやベンチャー企業への転職者が増加していることからもわかるように、「知名度」だけに頼った採用活動は必ずしもうまくいくとは限りません。グローバル採用でも同様のことが言えます。

カルチャーや事業内容、ビジョンへの共感度などの要素を重要視する採用候補者が数多く存在します。逆を言えば、グローバル採用には、知名度に関係なく、どの企業でも良い人財と出会うことができる可能性を秘めています。

世界各地の大学で開催されるキャリアフェアを活用

では、具体的に採用候補者とどのように出会い、どのようにコミュニケーションをはかっていくのがよいのか。効率の良い採用活動という観点で言うと、その方法の一つは現地の大学で開催されている「キャリアフェアをうまく活用する」ということです。

エナジャイズでは「ASEAN CAREER Fair with JAPAN 」(以下ACF)はASEANの学生と日本企業とのマッチングイベントを毎年主催しています。

2018年度の開催実績として、企業規模や知名度の有無にかかわらず、日本企業が13社出展し、日本企業の出展するブースに来訪した平均人数は212名。参加した学生は事前選考を突破した627名なので、おおよそ参加学生全体の3人に1人の割合です。

企業知名度に関係なく雇用機会を求めている学生の傾向が読み取れます。

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さらに、エナジャイズが行ったフィンランドの「アアルト大学」での事例を紹介します。

IT先進国であり、数多くのITスタートアップ企業、IT人財を育んでいるフィンランドを中心としたIT人財採用プロジェクトとして、「Aalto Talent Expo」への日本企業の出展をサポートしました。

「Aalto Takent Expo」とはアアルド大学が主催するフィンランドの最大級のキャリアフェアです。アアルト大学は、元々著名かつ歴史の長い3つの国立大学(the Helsinki School of Economics, the University of Art and Design Helsinki and Helsinki University of Technology)の合併により生まれたフィンランドを代表する大学です。 産学恊働プロジェクトに積極的で、開かれた大学としても評価が高く、 特に工学部の難易度および教育レベルの高さはヨーロッパの中でも著名です。アアルト大学の他に、ヘルシンキ大、タンペレ工科大等の国内トップ大学生および卒業生が参加。トータル来場数は4500名以上。2000名以上のトップITタレントと出会えるフィンランド最大の採用フェアです。

多くの日本企業が参加し、採用候補者との適切なコミュニケーションがとれるソリューションとして、一定の評価を得て参りました。エナジャイズは、単に出展することだけでなく候補者や企業の「個別選考」までをサポートしました。

エナジャイズのソリューション「オンキャンパス」

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世界各国の大学主催イベントをコアにクライアントの皆さま独自の個別選考プロセスを企画します。本当に希望する外国籍人財へリーチする場として、各国の大学内(オンキャンパス)で開催されるキャリアイベントを活用し、選考プロセスを組み上げていく一連の活動をエナジャイズがプロデュースするソリューション「Global Talent Reach(オンキャンパス)」です。

オンキャンパスで開催されるため、対象となる(在籍・卒業生)方の参加者数は大きくなる反面、大多数のイベントにおいては現地企業、欧米等の多国籍企業と共に参加することになるため、キーとなるのはその会社をどのような切り口で発見してもらい、動機形成を図るかになります。エナジャイズでは、単純に参加することではなく着実に採用に繋げることを目的としたフローを各イベントに付随する形で設計・設定し、全体の活動計画をご提供しています。

海外の大学で開催されるキャリアイベントを活用した採用活動プロデュース「Global Talent Reach(オンキャンパス)」。事例にあげたASEANやフィンランド以外の地域でも実施可能です。詳細について、以下までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:

執筆:尾崎 太朗
エナジャイズ代表取締役。毎日コミュニケーションズ(現マイナビ)で、国内新卒採用支援事業に従事。大規模プロジェクトのソリューションセールスに長年取り組んだ後、役員直下の事業推進組織創設マネジャーとして営業教育、マーケティング、新規事業開発に従事。グローバル時代に求められるHR事業を探求し、エナジャイズを創業。世界中どこにおいても、高い壁に見えるチャレンジでも、クライアントとそれを乗り越える活動を共にし、形にする。
Facebook: https://www.facebook.com/taro.ozaki

編集:石塚 健朗
エナジャイズPR担当。学生時代よりVC等でスタートアップや大手企業の新規事業創出支援。面白法人カヤックを経てマーケティングブティック「KIUAS」創業。サウナと北欧が心の故郷。
Facebook: https://www.facebook.com/takero.ishizuka

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