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美術展鑑賞記録

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過去に訪れた美術館や美術展の記録を残しておこうと思ってマガジンにしました。
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#国立近代美術館

ガウディとサグラダ・ファミリア展(国立近代美術館)

ガウディとサグラダ・ファミリア展(国立近代美術館)

夕方用事があって、定時まで仕事すると間に合わない可能性があったので、ちょっと長めに時間休を取って、国立近代美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を見てきた。会期2023年6月13日~9月10日。東京展終了後、滋賀県の佐川美術館(9月30日~12月3日)と愛知県の名古屋市美術館(12月19日~2024年3月10日)の巡回あり。
15時過ぎに入場して、閉館17時の日だったので、最後はちょっと慌た

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大竹伸朗展@国立近代美術館、ご本人にお会いできてテンションあげあげ!

大竹伸朗展@国立近代美術館、ご本人にお会いできてテンションあげあげ!

国立近代美術館へ、大竹伸朗展を見に行ってきた。大竹伸朗といえば、絵本『ジャリおじさん』、そして、直島の銭湯I♡湯とか、家プロジェクト「はいしゃ」とか。そして先月は豊島に行って(ここ)「針工場」も見てきた。

展覧会は外から始まる。美術館の張り出した屋根の上に「宇和島駅」の電飾文字。大竹さんは現在宇和島で制作活動を行っているらしい。宇和島駅から昔使っていた文字パネルを貰いうけてきて、アプローチを宇和

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ピーター・ドイグ展(2020年)

ピーター・ドイグ展(2020年)

会期どころか開催の可否まで大混乱だった2020年の夏の展覧会の数々。前年までは通勤帰りとかに気軽に行けた展覧会も、行くだけで気合がいる時代だった。そんな一昨年の夏のピーター・ドイグ展(国立近代美術館)の鑑賞メモ。

会期2020年2月26日から6月14日だったのが、2月29日から閉館になり、本来の会期末6月14日だったのだが、再開が6月12日(つまり本来の会期だったら6営業日しか開催出来なかった)

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ゲルハルド・リヒター展@東京国立近代美術館

ゲルハルド・リヒター展@東京国立近代美術館

国立近代美術館へ、ゲルハルド・リヒター展を見に行ってきた。2022年6月7日から10月2日の長丁場で、会期前から色々な媒体で取り上げられていたのでそれなりの予備知識はあったが、どうもとらえどころがなく、実際に見ても、やはりとらえどころがない、という印象は消えず。

リヒターは1932年生まれ。私的な話になるがわたしの父が同じく1932年生まれ、そして、先週見に行った堀内誠一もまた、1932年生まれ

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民藝の100年 柳宗悦没後60周年記念展(東京国立近代美術館)そして原田マハ『リーチ先生』

民藝の100年 柳宗悦没後60周年記念展(東京国立近代美術館)そして原田マハ『リーチ先生』

国立近代美術館の「民藝の100年」展(柳宗悦没後60周年記念展)を見てきた。想像はしていたが、本当に展示数が多く、かなり駆け足、そして結局2階の展示は時間切れで見られず。リベンジしなくては...。平日の午前中だったけれどそこそこの人出。結構細かくキャプションが付いているので、じっくり読みながら眺めるために、人の見ていない展示物を見て戻ったり、とせわしない動きになった。
(トップ画像は、展示中唯一写

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