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ポルトガル留学1セメスター終了!:ポルトガル留学記Week14


3Dモデリング

月曜日
この日は、People Teams, adn Organizationの授業にて、3Dモデリングというアクティビティーを行った。このアクティビティーは、グループ全体で、選定した企業のイメージを具体化させて作品にし、その後に4つの視点から質問を投げかけることで、企業の課題の発見と解決策を考えるアクティビティーだった。

私のグループは、グループメンバーのインターン先のLado a Ladoを選定した。この会社は、ポルトガルのカップルにインタビューをしてその内容をポッドキャストで放送している会社である。そのため、3Dモデリングでヘッドフォンとハートを作成した。

Lado a Ladoは、ポルトガルの5つの都市で活動していて、物理的にも距離が離れていて、リモートワークの通信の難しさがある。それを折れている木を使って表現している。しかし、チームメンバーのつながりは強く、会社は強い結束と絆で保たれている。それを各都市を繋ぐオレンジの糸で表している。

一度完成させて、それから東西南北の4つの視点から作品を眺め、教授からの質問をもとに作品を調整させていった。調整後は大きく2点変更した。1点目は、途切れていた棒と棒の間に緑色の要素を加えた。この緑色の要素は、対面で業務を行うことで問題が克服されたことを強調していてる。

2点目は、ボタンを特定の都市に配置してCEO(緑)と各部門(黄色)を表す5つの小さなバブルを設置した。これは、Lado a Ladoの中央組織構造を視覚的に補強した。

この2点を変更することで、地理的な距離という課題にもかかわらず、積極的な問題解決とチーム内の結束を強調し、作品にポジティブな側面を与えた。

調整前の作品
調整後の作品

このアクテビティーで、会社の特徴や要素、どのような素材を使って作品を完成させるかという話し合う時間が非常にやりがいを感じた。ただのアクティビティーではなく、グループメンバーがお互いをより知ることができたという点が素晴らしかった。

火曜日
この日は、Sociology of Work(以下SWに省略)とEnvironmental Sustainability for Businessの授業があった。SWは2回目のMid-termテストで、前回よりも良い結果を出すことができた。

学校にもクリスマスツリー🎄

夜は、友人のBernardoが働いているSobrio LXというバーに行った。この日は、ビンゴ大会が行われていた。ビンゴの優勝景品は、ドリンク1杯無料、ワイン1本無料など豪華なものだった。優勝はすることはできなかったが、とても有意義な時間を過ごすことができた。

Sobrio LXの雰囲気は本当に最高!

水曜日
午前中は家で英語の勉強などの作業を行った。その後は、久しぶりに昼寝をした。夕方はラグビーの練習があり、大会前にハードな練習をすることができた。

恒例の練習後のビールで出てきた
おつまみのルパン豆

悔いが残る1セメスターの終わり&幸せなサッカー観戦

木曜日
この日は、1セメスター最後の授業があった。しかしこの日は、親からの郵便物が来る日でもあった。以前郵便物の受け取りができず、郵便物が2ヶ月も来なかったという経験があり、トラウマになっていた。そのため、授業日にも関わらず家で待機していた。結果として荷物は受け取ることはできたが、最後の授業には参加できなかった。後悔が残る1セメスターの終わりだった。

荷物の中身は日本由来のものがたくさん!
ありがとうございます😁😭

夜は、同じアパートのポールとサッカーの大会であるUEFA ELのスポルティング戦を観戦した。とても見応えのある試合で、3-0でスポルティングが勝利した。スポルティングがゴールを決めた際は、興奮して二人で肩を組んでハイタッチをして喜びを共有した。この日は、昼間の憂鬱な気分を晴らしてくれる、試合内容だったのでとても幸せな気分になった。

試合前に友人のポールとのツーショット
ポルトガル代表戦以来の
Estádio José Alvalade
試合に勝った喜びのツーショット

金曜日
この日は、洗濯物が溜まっていたのでランドリーに出かけた。翌日のラグビーの大会のため早めに就寝。

大会で得られた極上の感情と経験

土曜日
この日は、ポルトガルのコインブラの近くでラグビーの大会が行われた。リスボンからは、約2時間離れていて、チームメイトの車で目的地まで行った。

今回の大会会場はリスボンから結構遠い!
(ポルトガルの国旗がある場所がリスボンの位置)
車内でのショット
途中のサービスエリアにて

大会は2グループで、各グループ5チームの上位2チームが決勝トーナメントに出場できるという仕組みだった。

最初の試合は、大会で何度も対戦しているSãoMiguelとだった。今回も苦戦を強いられ、序盤に取られた1トライが決勝点となり敗戦した。しかし、チームは諦めなかった。試合の敗因を考え、ディフェンスを強化することにした。それからの予選の3試合は順当に勝ち続け、予選通過2位で決勝トーナメントに進むことができた。

個人では、予選で合計3トライを取ってチームに貢献することができた。

チームでの記念撮影

次は決勝トーナメントの準決勝、別グループの予選1位通過チームで、最も苦手とするCascaisが相手だった。今までの大会で勝利まであと1歩が届かない相手のCascaisとの試合は、拮抗していた。最初にトライを取ったのは私たちのチームだったが、Cascaisが2トライを連続で取り、逆転されてしまった。しかし、チームも見事同点に追いついた。2-2の局面でピンチが訪れたが、チームメイトとコミュニケーションを図りそのピンチを凌いだ。試合終盤、チームがトライを取るチャンスで私にボールがまわり、見事トライにつなげることができた。試合は3-2で終了し、チームメイトに抱きついた。自分のトライが決勝点になり、チームに貢献できたことが本当に嬉しかった。だが勝利の余韻に長くは浸らず、切り替えて決勝に臨むことにした。

決勝、泣いても笑っても最後の試合。相手は最初の試合で負けたSãoMiguelだった。試合は1試合目、準決勝よりも拮抗していた。多くのピンチと少ないチャンス。チームは、そのチャンスをものにしてトライを取ることができた。試合の途中、自分が相手に強くタッチしてしまったことにより、反則でピッチからでることになった。本当に申し訳なかったし、本当に悲しかった。その間はチームは数的不利の状況で戦っていた。反則が解かれピッチに戻り、反則に気をつけながらプレーをした。

1-0
チームは1トライを守り切り試合に勝利。
大会優勝。

本当に本当に嬉しかった。嬉しかったという言葉では言い表せないほど嬉しかった。初めてチームで体験する優勝、チームメイトとの抱擁、試合を観戦してくれた人からの賛辞は何にも変え難い素敵なものだった。

優勝を決めた後のショット
みんなの表情が本当に嬉しそう
もちろん大会後はビールで乾杯🍻

この大会で本当にいい経験をすることができた。次回の大会でも良い結果が残せるように、チーム練習に励んでいく。

素敵なシントラ観光

日曜日
この日は、午後からシントラに行った。前回行った時は城までは行けなかかったが、今回は城を周り、たくさん美しい風景を撮影することができた。

ペーナ宮殿
ペーナ宮殿ショットPart 1
ペーナ宮殿ショットPart 2
シントラのクリスマスマーケット

来週に向けて

来週から2週間のヨーロッパ旅行が始まる。場所は、スペインのマドリード&バルセロナ、フランスのパリ&ナント、ドイツのベルリン&ミュンヘン、チェコのプラハを訪れる予定。旅行では、命と安全を最優先に考えて、楽しんでいきたい。

次回、ヨーロッパ旅行編スタート


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