患者が抱える3大コスト〜前向きな死の検討(前編)〜 DNA界の申し子 【Fightingブログ】 2021年4月16日 16:09 患者が抱える3大コストの中で最大の苦しみをもたらすもの。それは【精神的コスト】だと思います。特に、生涯治らない病気や遺伝病を抱えた患者に対しては【ライフステージ特有の悩み】が必ず訪れます。難病患者はこのステージに来ると各々の状況を受け止めて解決策のない問題についての「やり過ごし方」を検討します。個人の置かれている環境や病気の特性などによってこのハードルを乗り越えられる人もいれば死ぬことの検討を始める人もいます。私の知人でも複数の難病患者が自ら命を断ちました。そして私も10年以上もの間【死の検討】を繰り返し行いました。「不幸な結末」というのは社会的に隠される風潮があります。つまり、一般的に表に出てくる情報はどうしても「一部の美談」になりがちです。しかし、その裏には無数の「悲惨な運命」が実在しているということにしっかりと目を向けてください。希望的観測ではなく「現実を直視する」「現実的に考える」人が増えることを心より祈ります。これからも【遺伝病 x 医師 @妊娠中】として当事者意見を発信していく貴重なコンテンツを作ってまいります。チャンネル登録よろしくお願いいたします! #結婚 #自殺 #障害者 #医師 #治療 #妊婦 #難病 #自殺未遂 #女医 #遺伝子検査 #出生前診断 #NIPT #希少疾患 #遺伝病 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート