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Guitar 0904

ついに(?)陽気過ぎると先送りにしまくっていた「ロマンチックモード」を弾いてみることにした。陽気な気分には程遠いからこそというのもある。私は屈折している。一応自覚はある。

やはり佐藤さんのベースはドラマチックでこの曲はサビ前とサビ後半が難しい。そしてその難しい部分はわかりやすく歌が崩れている。可笑しいほどに。しかしここは何しろ「下手を残す」ための記録なので懲りずにそのままアップする。無理に整えたって仕方ないし、私の今のレベルではそもそもあまり整わない。失敗や、できないこと困難なことから選べる学びはたくさんある。

そういえば、もう3年半以上行けていないけど、ライブ映像や音源を聴いて、自分が実際現地で聴いていた時の印象とだいぶ違っているなと感じるものが増えた。それはエンジニアさんによってバッキバキに整えられるからなんだけど、勿論プロとしては特に販売するものに乗る特に歌部分の質は高い方がっていう前提があるのはわかるけど、それだと「生」特有の、その場の磁場や人等との相乗効果で生じる、揺らぎ等も含んだ固有性などが失われていく。勿論、パフォーマンスとして成立しないレベルのものだと話はまた別だけど、Coccoなんてきちんと歌える人だっていうのは明らかなんだし、何より私は彼女が好きだから、ライブ盤では多少の揺らぎや間違いも含めて、その場の特別感を受け取りたいというのが個人的な感想。予め整えられたものならCDを聴けばいいんだし。彼女のライブはまさに圧巻。いつも圧倒される。もう行けないのが本当に残念。

整えられるといえば、ボイトレも好き好きだろうなと思う。Coccoはデビュー時に比べて明らかに歌が上手くなったけど、おそらく定期的なボイトレは受けていない。ボイトレを受けた人の歌い方っていうのは発声も含めやっぱり同じような感じになっていくんだよね。それは「適切とされる型」があって、勿論それやそこへ向けて収斂させていくトレーニングの過程には合理性もあるんだけど、その中で削ぎ落とされる「個」の部分も、どうしても生じてしまう。Coccoの歌は、声も含めて彼女そのもの。そこも良いなって思う。

話を戻すと、「ロマンチックモード」も恒例の初回キャパオーバーなので、またしばらく寝かせて再度弾いてみようと思う。(でもこれも記憶というより技術的な苦戦だから、寝かせて解決するものではない気もしている。。)



久しぶりにブルーベリーもりもりで焼いた。
昆布も出ているものを食べておこうと珍しく甘くないものを買った。

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