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Ein dicker Fehler

: auf mich neidisch zu sein, da du selber keinen Typ hast und noch nicht Deutsch sprechen kannst.

自分がもてないからって、あるいはドイツ語まだできないからって、わたしに嫉妬してくるのはちがくないですか?

わたしだっていいことばっかじゃないし、色んなこと犠牲にしてるし、諦めてるし失ってるし、そもそも持ってないし、なのに楽しんでばっかりみたいに思われたらたまったもんじゃないよね。えーん。
君たちは恋人とか語学力とかなくても生きていけるんだしそれでいいじゃんその方がよっぽどいいじゃん、ってわたしは思うんだよな。だけどわりと多くの人間はそうじゃなくて、しかもわたしが何の苦労もなくそれらを手にして/それらと共に生きてるみたいに受け止めてるっぽい。つらくない?つらーい。つらいって言っても信じてもらえなさそーう。理解してもらえなさそーう。それもつらーい。

まあそれでそういうつらーい!なときに優しくしてくれる人の下心を利用してしまうのがわたしの悪い癖なのです。お願いだからわたしを恋愛対象とする人間はわたしに近づかないでくれー!と叫びたい。傷つけたくないから。が、そうするとわたしは孤独でまた入院しちゃう。からdarf ich eure Liebe ausnutzen?って感じ。バカみたいだね、もうアラサーもアラサーなのに。

そうやってわたしに気のある人間に連絡してさ、話聞いてもらってさ、そんなんじゃ同性というか男性愛者に嫌われるの当たり前じゃんね。当たり前だけど、じゃあ他にどうしろっていうの?女の子には心配かけたくないし、そもそもわたしなんかの話なんか(二重の卑下)を聞いてくれる人ってつまりわたしに好かれたい人でしょ?そうじゃなかったら、わたしなんかの話なんか、真面目に聞かなくない?となると男ばっかになるじゃん、辛いときに連絡する相手。あるいはわたしの不幸な話を聞いて自分の選んだ道の確かさを再認識したいからとか、聞いてあげて悦に入りたいからとか、自分の方がもっと不幸だもんってアピールしたいとか、わたしに説教したいとか、そういうやつでしょ?そういう人には話したくないじゃん。だるいもん。

そもそも一人で解決しろよって?それができたらわたしちゃんと日本でメガバン一般職してるんだよな。辛いことの多すぎる人生だし、一人で抱え込むにはちょっとしんどい。消化する暇もなくどんどん悲しいが積もっていってお腹の中で爆発しちゃう。それでナイフ持ち出したり線路に飛び込もうとしたりビルの屋上で下を眺めたりしちゃうじゃん。そしたら警察とか病院とかたらい回しされて親を呼ばれてまた死にたさ増えて余計に生きていけなくなるってわけ。

まあね、わたしにだってそれなりに優しい女の子のお友達はいますよ。悲しいことがあったときに聞いてくれる子たち。ありがたいね。ありがたいからこそあんまり頻繁にそういうことしたくないんだよ。そんな話ばっかり聞かされてたらその人だってしんどくなるじゃん。で、そういうときに登場するのが男なんだよね。好きでもない男。嫌われても離れていかれても別になんら支障ないから。相手はわたしに好かれたくて一所懸命に話を聞いてくれるから。聞いてなくても聞いてるふりしてくれるから。

けどそうして話を聞いてもらってるうちに、これからもこの人に話を聞いてもらいたいなって思っちゃうんだよな。誰でもよかったはずなのに、独占しとかないと不安になっちゃう。いなくなられたら困るなって。困らないのにね。他に順番待ちしてる人いっぱいいるし。なのに、その「他に順番待ちしてる人いっぱいいるし」精神がどっかいっちゃう。まるでわたしの言葉を理解できるのがその人だけ、みたいな。で、独占するんだけど、独占なんてできるわけなくて、というか独占するのが怖くなって、なぜならわたしに独占されたら絶対壊れちゃうじゃん、って思うから、だから他の人にも分散させとこって闇を聞いてくれる他の人に連絡しちゃうんだな。わたしのこと抱きたいと思ってるリストの人たちに。

一人をちゃんと愛し続けるってすごいよね。そんなことできる人たち、羨ましくなっちゃう。会いに来てくれるとか、電話くれるとか、そういうのちょっと負担だなって思っちゃうけど、し続けられるのもし続けようと思えるのも、なんか本当に羨ましい。健康な感じする。わたしちょっとなんかあるとすぐに嫌いってなってバイバイってしちゃう。他に順番待ちしてる人いっぱいいますからね、って平気な顔してさ。まあ実際に平気なんだけど。順番待ちしてる人いっぱいいるし。リセット症候群かよ。リストから誰もいなくなったらどうするんだろう?もうそろそろ最後のページまで来たんじゃない?っていつもハラハラしてる。

言葉を尽くすのを避けてるんだよね。どうせ変わらないでしょって、親のことを般化させてるのかも。変わらない人は変わらないし、まあこの人のこと別にもともと好きでもなかったし、みたいな。やっぱり大好きで大好きで好きで好きで好きでどうしようもない人とだけ付き合うべきなのかな?よくわかんない。わかんないけど、傷つく勇気がないなら近づかないでくれとだけはずっと思ってるしそれだけはずっと正しいよ。わたしと一緒にいて楽しいってだけで一緒にいたいなんて思われたらわたしはわたしの暗い部分を一つも出せなくて蝕まれちゃう。それを回避するために、最近の言葉でいうと依存先を増やしているんだ。つまりわたしを好きで話を聞いてくれる人をリスト化しているんだ。

そのリストを開くたびにわたしは悲しい気持ちになるし、申し訳なくもなる。しかも他のモテない男性愛者から嫌われる。大丈夫だよ、わたしは彼らの一部しか必要としてない。だから恨まないで。仲良くして。できれば話を聞いて。わたしも聞きます。それが世界平和への第一歩。

今日のこたえ:悲しいことがあったら文章にしてネットに投げましょう。

こういう椅子ほしくないですか?腰の痛くならない椅子あるいは姿勢のよくなる椅子を探しています。ご存知の方はご一報ください。あとわたしの本当の両親とかもいたらご一報ください。アル中じゃない場合に限って。

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