損益計算書

あれ?今の就活、都内の大学生より地方学生の方が内定出やすいんじゃね?

目次
  0. はじめに
  1. サイバーエージェントとかはなんなら、地方学生のほうが優秀というデータを出 しており、採用も注力し始めてるらしいよ
  2. その留学経験、早稲田生の留学経験よりも選考では目立つかも
  3. 地方学生よ、いまこそ内定獲得のチャンスだ!

0. はじめに

ニュースに疎い人たちでも、このキーワードはよく目にしたり耳にするようになっているだろう。

「就活の早期化」「21卒以降の就活ルールの撤廃」

もうすでに20卒、21卒の内定を出し始めている企業も存在するほど、就活のスケジュールはこれまで以上にスピードアップしている。

その中で、多くの地方学生はこう思っているだろう。

「どうせ、早慶やMARCHみたいな首都圏学生がそういったチャンスはごっそり奪ってくんでしょ。だったら東京の企業なんて目指す必要ないじゃん」

いや、まだ諦めないでほしい。というか、逆に今がチャンスだと思ってほしい。

もしかしたら、地方就活生のほうが都内の大学でワイワイ遊んでいた学生よりも、企業から内定が出やすい可能性が高いかもしれないのだ。


1. サイバーエージェントとかはなんなら、地方学生のほうが優秀というデータを出しており、採用も注力し始めてるらしいよ

この画像をまずは見てほしい。

これは、IT系メガベンチャーのサイバーエージェント社が、wantedly内で掲載しているコラムの一つで、地方学生向けコンテンツとして”FLATALK”というものだ。

この記事の中で、同社の人事社員の方はこう語っている。

サイバーエージェントは2003年頃から関西での採用をスタートしていましたが、東京が全体の7〜8割を占めていました。そのように関西からの採用人数は少なかったにもかかわらず、関西出身社員の活躍実績が非常に多かったんです。

「地方出身社員が優秀」ならば、積極的に採用したい。そうしてはじまったのが地方就職活動生向け支援パッケージ「FLAT」なのです。

同社だけでなく、このような形で、地方大学卒業の新卒社員のパフォーマンスの高さに目をつけ、地方学生の採用に力を入れ始めている傾向が多くの企業で見られている。

例えば、IT系広告代理店大手のセプテーニ社では、下記のように、オンライン・リクルーティングと呼ばれる形で、地方の学生でも平等に選考が受けられるような仕組みを採用全体で導入しており、この背景には優秀な地方就活生を獲得しようとする同社の戦略が垣間見える。

つまるところ、前提として知っておいて欲しいのは、テクノロジーの進歩や売り手市場といった背景下で、過去以上に企業は地方学生を採用しようと躍起になっている、という点だ。

2. その留学経験、早稲田生の留学経験よりも選考では目立つかも

「でもどうせ、こういう取り組みを行ってるのって所謂”ベンチャー的企業”だけでしょ?自分の行きたい会社はそういったわけではないし...」

と嘆いている君、まだ諦めないでほしい。

君のその”地方学生”というブランドによって、君の経験はもしかすると都内の大学生よりも人事の目にはとまりやすい可能性もあるのだ。

仮に東京に本社を構える企業の都内実施の集団面接に地方学生が参加すると仮定する。
そこで面接官から質問される大半のものはきっとこうだ。

『あなたの自己紹介と、学生時代頑張った事を教えてください』

おそらく、相当トガった面白い経験がある学生はごく少数で、大半の就活生は、自分の大学名と留学経験やサークルでの運営経験などを語るだろう。

その際に、面接に参加する学生の母数はイメージしても分かるように、おそらくは都内の学生が大多数を占めるだろう。そして、地方の複数大学から来ている学生よりも都内の一つの大学出身の就活生の方が下手すると多い状況だと考えられる。

その際に、”都内の有名私大で”×”留学をしている” 学生は目に余るほどいたとしても、“地方大学で”×”留学をしている”学生は比較すると少なく、希少性が高いため必然的に面接官の印象に残りやすい可能性がある。

就活における選考は序盤フェーズになればなるほど集団でのものが多く、またスクリーニングの意図をもって実施していることが多い。自身が選考の序盤で切り捨てられないための手段として、”選考官の目に止まりやすくする”という手法があるが、地方学生はすでに、都内での選考においてはそのポテンシャルを秘めているのかもしれない。

これは筆者の知人の経験談だが、某都内国立大学で同じ国の同じ大学に留学していた友人は選考に落ち、地方大学出身の彼はそのまま内定につながったケースもある

採用側としては、”地方からはるばる自らの意思決定で選考に向かってきてくれた≒それだけ会社へのコミットも就職後強くなるのではないか?”という心理でそのような結果がもたらされているのではと考えられる。

3. 地方学生よ、いまこそ内定獲得のチャンスだ!

序文に戻るが、就活のスピード感が加速し、早期内定が当たり前化している今、数多くの地方学生がその波についていけないと思い、就活へのやる気をなくしたりして、内定や選考突破の差異が激化している今だからこそ、そこに立ち向かっていく地方学生には、志望企業への内定獲得最大のチャンスが訪れている。

人事が採用の際に評価しているポイントは、学歴や、華々しい長期インターンの経験ではなく、自分が生きている環境の中での思考をどれだけ張り巡らしながら行動を行い、そこから課題を見つけ、解決策に向けてアクションをし続けているかだと筆者は考えている。

だからこそ、地方だからできることが少ないと卑屈にならず、地方の中でもできることを最大限に行い、行動をする、そしてそれをアウトプットできる選考の環境に飛び込んでいくことで、君の将来はきっと晴れやかなものになっていくだろう。

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参考リンク:
・株式会社サイバーエージェント wantedly内掲載記事 『「地方を理由に、あきらめないで」地方就活生なら知っておいてほしい「FLAT」と「FLATALK」のこと』
https://www.wantedly.com/companies/www-cyberagent-co/post_articles/137932

・株式会社セプテーニ 新卒採用ページ 『オンライン・リクルーティング』
http://www.septeni-holdings.co.jp/recruitment/recruiting/online_recruiting/

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