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組織が回るためのリーダーの役割とチームワークを上げるためにできること5選

皆さんは会社の中でチームに属しているでしょうか?
きっと大多数の人がチームを組んで仕事をしていると思います。

その中でもしチームリーダーとして業務を任された時、チームを運営していく自信はありますか?
また、今現在チームリーダーで「この部下とチームでやっていくには一体どうすれば…」と悩んでいたりしませんか?

そんなチームを運営していくことに悩んでいる方に向けて、チームワークを上げるコツを紹介していきたいと思います。


今回の構成はこのような形になっています。

チームとは?チームワークとは?


企業では業務を行う上で、大小問わず一定以上のチームを組み活動しています。そのチームでは、グループに与えられた目標を一人一人のチーム員に落とし込み、チーム員が目標達成のため切磋琢磨しています。そうして時間をかけて生まれるものがチームワークであり、これが企業の大きな力になります。

チームワークの利点は、1人では達成が困難な課題も、数人が集まることによって挑戦や実現が可能になる点です。また一人一人で個人業務を行うより、2人以上になることで互いの長所を出しあったり、欠点を補い合えたりできるので、効率よく業務を行なったり、また教育を行うことで全体の試験能力を向上させることができます。
その為には日々の業務を効率化し、メンバーが協力できる体制をつくる必要があります。

しかし、組織が運営しきれていない会社では、一人で大多数を見なくてはいけなかったり、課題や進捗管理の報告が膨大な数で集約しきれないということがあったりします。
1人がみることのできる人数が3名ほどと考えると組織に所属するメンバーは非常に多い人数です。

その為にはグループ全体をチームとして細かく分配し、そのチームを取りまとめるリーダーという立場が必要になってきます。

リーダーの役割3箇条

私の考えるリーダーの役割は大きく3つあると考えております。
それは「組織の目標を実現させるために諸資源を効率的に活用する機能の管理」「メンバーの育成」、そして「目標達成に向けてのチームの活性化」です。

一つ目は、組織の目標を実現させるために諸資源を効率的に活用する機能の管理です。諸資源とされる人、モノ、カネ、情報を本来の能力100%発揮できるように管理する必要があります。

二つ目はメンバーの育成です。在籍するメンバーの能力向上の為に育成し、それぞれのメンバーのレベル向上へと導いていくことが期待されます。

三つ目は目標達成に向けてのチームの活性化です。資源の管理とメンバーの育成を行うことによりメンバーの能力が最大限に発揮され、また2人以上のチームとして活動することによるメンバー間の相乗効果を働きかける役割を担う存在として働きかけることが期待されます。

チームワークを上げるためにできること5つ

これらの3つの役割を果たし、チームワーク及びレベルの向上を図るために、リーダーとして必要な行動は次の5つであると私は考えております。

それは「1.身体で聞く」「2.部下に話をさせ、考えさせる」「3.メンバーへのチーム目標の共有」「4.個々の能力やモチベーションに頼らない組織の仕組みを作る」そして「5.手放す作業を決める」ことです。

1.身体で聞く


一つ目の身体で聞くですが、部下の困っている時に質問しやすいようにリーダーは身体を部下に向けて話を聞くと言うことです。上司の多忙さを部下は理解しているため、困ったことがあってもなかなか質問しづらい状況になることが考えられます。話しやすい環境を作ることにより、トライアンドエラーのフィードバックがより迅速になり、結果として業務のスピードを上げることができると考えているからです。

2.部下に話をさせ、考えさせる


二つ目は、部下に話させ、考えさせるという行動です。新入社員など、まだ多くの育成や助言が必要な人にとっては何が正しいかを教えていかなければいけないですが、それだけではメンバーは育成していきません。問題がありましたら、自身の考えも持ちつつメンバーがどのような考えを持っているのか、問いかけることにより引き出していけたらと考えています。

3.メンバーへのチーム目標の共有


次の三つ目にあるメンバーへのチーム目標の共有ですが、作業を行うだけでは作業者として熟練していくことはできても、考える力を付けるのに時間が掛かってしまいます。今ある行動がチームのどんな問題に直結していて解決していこうとしているのか、メンバー一人一人が意識していくことで考える力を身に付け、また当事者意識を持ちながら問題解決することによりメンバー自身のモチベーションにもつながると考えているからです。

4.個々の能力やモチベーションに頼らない組織の仕組みを作る


四つ目は、個々の能力やモチベーションに頼らない組織の仕組みを作る行動です。固定のメンバーばかりに仕事が集中してしまうと、その人が作業することができなくなった際にチームを運用していくことが困難になります。ある程度作業を固定して仕事を行うことはルーチン業務を行う上での効率は良いが、臨機応変に対応できるよう業務を二人以上ができるようにし、メンバーのやる気がなくても実行できる仕組みが必要であると考えています。

5.手放す作業を決める


最後の五つ目は、手放す作業を決めるになります。チームリーダーであれば業務に詳しく、全て自分の知識で解決した方が早いことが多いからと業務を抱える傾向が多くなってきます。しかし、それではチームとして分配した時と変わらず、またプロジェクトをどう進めるかを判断せずに目の前の仕事をこなすために手を動かすと、組織全体のパフォーマンスの低下につながります。組織で目標を達成するために重要な鍵は、メンバーに自主自立の精神を持たせること。ある程度の進捗はメンバーに任せ、実際の作業よりもプロジェクトを進めるかを判断することに力を入れることが、仕事の効率化に重要であると考えています。

まとめ


今回はリーダーとして、チームをまとめるための5選を紹介していきました。
実際の業務において、リーダーとして必要である行動全てをすぐに行うことは難しいことだと思います。
しかし、今後はチームリーダーであると自覚するとともに、これらの行動を意識していけるといいのではないかと考えています。

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