からあげ食べたい、の夜。
風が吹く寒い夜。
雪のように舞う桜の花びら。
あっというまに葉桜、でも桜もちみたいな色合いでこれもまたよし、かわいい。
すごいね、桜に葉っぱが出るのと同時に、あちこちの新緑もいっせいに吹き出す。
桜と交代するかのように、街中のハナミズキの蕾が色を見せ始めている、これも楽しみな季節。
今朝は、起きても全然気持ちがリセットされていなくて、もやもやぐるぐる考えながら朝の支度をする。
家を出てから、あ、長男にたのまれていたのに起こしてくるの忘れた…あ、制服のシャツにアイロンかけるのも忘れてた…ごめんよ…
他にも何か忘れてる…?
大丈夫、店の鍵はちゃんと持ってるし、眉毛は描き忘れていない。
ありがたいことに、仕事をしているときは、余計なあれこれは忘れられる。
楽しくて、笑っていられる瞬間がたくさんあるし。
今日うれしかったこと。
初めていらっしゃったお客さんが、あなたたちの笑顔と声に元気をもらった、と言ってくれたこと。
ずっとお客さんとして来てくれていた女の子が、どうしてもここで働きたい、と言ってくれていたのが、ついに叶ったこと。
4日間の朝番を終えて、帰ると脱力。
でも急いでごはんを作って食べさせて、次男の夜練へ。
帰りの車のラジオから、からあげ食いたかったー、とひたすら叫ぶ歌が流れていて、次男と大笑いしながら、合わせて歌った。
からあげ食べたくなったね、たしか冷凍のがいくつか残ってたから、帰ったら食べよー、なんて話しながら帰った。
ただいまー、と玄関をあける。
もうすでにお風呂に入り終わった長男が出てきて、はい、と氷結レモンの缶を渡してくれた。
飲みなよ、と。
そう。
私が、疲れたしモヤモヤするし、飲みたい、けど車…飲めない…
とこぼしていたのを聞いていたから。
サンキュ。
からあげといっしょにいただきました。
おかげさまで、今日もなんとか元気。
ちなみに調べたら、この歌でした!
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今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
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