親バカ、な話。
いつもの朝。(早朝出勤じゃないバージョン。)
おにぎりをせっせと握り、今日はネギ入りの卵焼きを焼く。
それに時間を合わせて、次男がお茶をいれる。
お湯を沸かし、お茶っぱを選んですくい、お湯を注いでそろりそろり食卓へ運ぶ。
3つの湯呑みもいっしょに。
私はそこにもう1つ加え、あなたもひと口飲みな、と長男の前にも置く。
嫌がりながらも、飲んでくれる。
苦~!!と顔をしかめると、お子ちゃまやなぁ~、と次男がからかう。
最近のお決まりの茶番劇。(お茶だけに、、)
習慣のように、朝か夜にお茶をいれてくれる彼、もうすっかり慣れた手付き。
ずいぶん飽きずに…と、以前このnoteに書いたものを見返すとちょうど1カ月前だったので、つまり、1カ月ほぼ毎日彼はお茶を入れ続けている。
たいしたもんだ。
急須で入れた緑茶はアンチエイジング効果最強らしいですよ。
そう職場の女の子から聞いてから、私はよりせっせと美味しくいただいてます。
子どもたちを送り出したあと、家事や自分の支度が途中なのにも関わらず、しばらく庭に座り込んでしまう。
頬がゆるみっぱなしで植物に話しかけているの、きっと誰かに見られていると思う。
(よく知り合いが家の前の道を通る。)
セージが盛大に伸びて、紫の花をたくさん咲かせている。
立派だねぇ、と言いながら、わしゃわしゃ撫でる。
もう時期遅れでは…と思われたカモミールも、どんどん枝分かれして伸びてつぼみをつけている。
きみもよくがんばってるねぇ、かわいいねぇ。
シュッと伸びた茎の先に今にもはじけそうにぎゅっと詰まった紫の蕾がたくさん。
静かに涼しげに揺れているのは、ラベンダー。
本当に可憐で美しく、近くに寄って眺めて、少し離れて眺めて、触れて香りを確かめては、もうベタ褒めしている。
よくこんなにきれいに大きくなったねぇ、うちの子がいちばん、って。
そしてオルレアは、今まさに満開。
あの種が、こんなになるとは思いもしなかった。
1本がとにかく丈夫で、枝分かれしてたくさんのつぼみをつけている。
実は、種をまいたところとは別の場所で1本だけ立派に育ち(たぶん私が落としたんだと思う)、それだけでそこはもう、じゅうぶん華やか。
この子たちの種が落ちれば、庭じゅう花畑では…。
どなたか、種欲しい方、いらっしゃいませんか?
秋になる頃、心をこめてお届けいたします、なんて。
この花、本当におもしろくて。
ひとつの蕾がひらくと、小さな花がいくつか集まっているように咲く。
でも、外側の花たちの、ぐるっと花の外周にあたる部分の花びらだけが大きくなっている。
そして、はなびらが2枚くっついて1枚のようになっていて、つまり全てハート型!
チョウチョがとまっているようにも見える。
散ると、芝生の上に小さな白いハートがいっぱい!
………………
だめですね、ついつい…。
誰かに感動を伝えたくて、ひとりしゃべりすぎてしまう、そんな感じ。
それともただの親バカ、でしょうか。
また明日にも、同じようなことを書いているかもしれないな。
お付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
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