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日曜の夜、紅茶とセレンディピティについて。
無事、週末が終わりました。
暑い暑い長い長い1日でした。
自分を落ち着かせるために、いつもより遅い時間にひとりスーパーへ買い物へ行きました。
明日の朝のパンと、今日の自分のために何か美味しいデザートでも、と思って行ったのに。
結局、明日や明後日の自分のための、晩ごはんの材料でいっぱいになりました。
日曜の夜は穏やか。
みんなそれぞれの部屋へと行き、やっと静かな自分のための時間を取り戻します。
結局は一人が好きなのだけど、でもそれは、一人じゃないからそう思えるのだ、ということもわかっている。
迷って買ってきたのは、ごくごくふつうの、小さな丸いバウムクーヘン。
バウムクーヘンはいつも平和な味がして好きです。
丸いのも、何分の一かの円のも、スティック状になってるのも。
アールグレイのアイスティーを作ります。
私にとって、コーヒーはどちらかというと、オンのアイテムで、紅茶はオフのアイテムです。
紅茶は、自分のためにいれるものなのです。
特にこだわりなくいろいろ飲みますが、ちょっといい気分でゆっくりと、というときの好きな紅茶は、TEAPONDのもの。
白くて丸くて平たい缶を積み重ねた姿も静かですてきだし、紙のパッケージもすてきだし、紅茶に付けられた名前も、買うとついてくるカードもすてき。
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その中のひとつ、オリジナルブレンド"セレンディピティ"。
セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
この言葉が好きです。
特に本を読んでいるときに、よくこの現象が起こります。
思わぬ出会いにはっとして心を掴まれ、新しい世界がつながっていく感じ。
ドキドキと鼓動が早くなり、それを発見した幸運にありがとう!と言いたくなるあの感じ。
ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみとる。
それを可能にするためには、やっぱり心の平らかさが必要です。
だから、日曜の夜は、ゆっくり自分の好きなものについて考えよう。
そして明日は、大好きな人と会う約束をしました。
人との関わりに疲れたとき、またそれを回復させるのも、やはり人とのつながりなのです。
そしてそして読書の近況。
私の初の川端康成、思った以上に気に入ってしまい、伊坂幸太郎を読みかけにしたままで『山の音』を読んでいるという思いがけない状況。
あぁ、でも川端康成を読もうと思ったのも、noteでの偶然の重なり。
セレンディピティ、ここにもありました。うれしい。
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