2023/6月現在 4

私からもある提案をしていた
それは、実家自体引っ越したらどうかと
実家は父親が若い時からあって、築60〜70年程経過している。屋根も傷み、床はボコボコ、物も多いし、いつどこか崩れてもおかしくない

リフォームといっても、今更なのだ
次に誰か住むほどではない

だから、少しでも私達の家に近い場所に来て住んでみてはどうかと
歩いて1分〜3分程度の場所に店も何件もあるし
交通の便もよく、用足にはすぐ行けるのに

母親は今の生活が不便な状態より引っ越すのは良いと考えてるが、父親はどうしても自分の暮らした実家が良いと譲らない。確かに、今の年で環境変えた事のデメリットもある。私の都合で環境変えて、万が一何か悪い方向へ向けば後悔しか残らない。
だけど、誰かの力を借りなければ暮らしていけない状況もどうなんだろう。

ずっと、親の言うままに介護や世話をするのが子どもの役割?

私は、この頃自分の親達を見てきて
「因果応報」だなと思っている
自分達が考え無しにしてきた事が
今の年になって返ってきている

子どもに見返りを求めたり
(こんなに苦労して育てたから頼んだよ)
子どもが思うように行かない時も平気で「産むんじゃなかった」とか
どうにもならない事を今になって言ったり
言いたい事を言って、子どもの心を傷つけても分からない様な親に、誰が心から老後を任せて下さいと言えるのか。

私の心はずっと葛藤している
もし、親との関係性が良かったら
多少の不満はあっても介護している

しかし、今の親子の関係性はそうではないし
親は気づかない

自分をずっと犠牲にしてまで介護を続けるのは難しい。
介護をきっかけに、距離をあける事にした
私にも、まだまだ手をかけなければならない子どもがいる。100%は無理だ。

多分、この辺りの私の事情や気持ちなんて
親達は理解できず、ただただ、何で娘が言う事聞かないのか騒ぐだろうなぁ

誤解はなく言うと
「なんでも」親達の要求を聞き入れるのではなく、緊急時や家族でなければ立ち行かない時だけ私が出向く。
何も放置はしていない。きちんと福祉にはつなげたので困りごとは頼れるはずだ。
そんな私は娘として冷たいかな






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