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グラフィックレコーディングで学びを身につけよう!

みなさん、こんにちは!エンパブリックスタッフの渡邉です!
この記事では、empublic Studio内で毎週開催しているランチトークの様子をご紹介します♫
今回のランチトークの企画は、「はじめてのグラレコ(グラフィックレコーディング)」ということで、みんなでグラレコに挑戦してみました!

グラレコって?

グラフィックレコーディングとは、その名の通りイラストや図式(グラフィック)を使って、話し合いの内容を記録(レコーディング)する手法のことです。
対談イベントを始め、会議、話し合い、ワークショップなど、いろんな人が話している内容をライブで記録するために使われたりもしています。

また、最近では、ファシグラ(ファシリテーション・グラフィック)という言葉も出てきたりして、話し合いをただ描きとるだけではなく、どんな事柄について、どんな構造で話しているのか?を場の全体でビジュアル的に共有するための1つのスキルとしても扱われているようです。

今回は、上手に絵を描くよりも話の骨子をビジュアル的に表現するためのトレーニングとして、ランチの30分でサクッとグラレコに挑戦してみました。

進め方

当日は、1つの短い動画を見てその内容をグラレコに表現していきました。
進め方は以下の通りです。

① 動画を見て、話のメモを書く(5分)

今回は、TEDの「社会運動はどうやって起こすか?」(3分弱)の動画をテーマにしました。
最初は動画を見ながら大切なキーワードやこの話の構造を理解するために、キーワードを書いたメモを作成します。
※ TEDは動画尺的にはちょうど良い反面、早口なので0.75倍速くらいがおすすめです^^!


② グラレコ化する(10分)

書いたメモを参考に「この話で何を伝えたかったのか、一番のポイントは何なのか?」をグラレコに落とし込んでいきます。
ついつい、文章で書いてしまいたくなる気持ちをグッと抑えて、できるだけ言葉はキーワードに、イラストや図で表現できるように気をつけます・・・!

絵を上手に書き込もうとしてしまうと、グラレコの趣旨から外れてしまうので、10分程度でサクッとまとめることがポイントでした。

③ 発表する(10分)

最後に、それぞれが書いたグラレコを
・今回の動画の中で一番ポイントだったところは?
・それをどんな風に表現したのか?
の2つのポイントで発表し合いました。

今日みなさんと描いたグラレコ

皆さんからは、
・話自体は単純だけど、まとめようとすると意外と難しかった ….!
・イラストのうまさというよりは、人によって全然表現の仕方が違うとわかった。
 他の人の図式化、表し方がヒントになった!
・もっと何回もやってみたらコツを掴めそう!
などの感想をいただきました。

グラフィックレコーディングで学ぶ意味

体験してみて改めて実感したのは、普段の生活や仕事の中では、意外と人の話を聞いたり、話し合ったりしていても、「なんとなく」や「直感的」に理解してしまっている部分が多いんだな、ということです。

今回の動画も、エンパブリックスタジオで何度かみる機会があり内容は把握していたつもりでしたが、いざポイントを明確にして、表現するというフェーズになると手が止まってしまうタイミングが何回かありました。

最終的にぱっと見える成果物が作れるという意味でイラストレーターさんを呼んでやってもらうということもありますが、自分自身がワークショップの参加者の話への理解を深めたり、より深く対話するためのグラフィックレコーディングという側面もあると感じました。
話の内容やその構造を掴み、お互いに理解を深めたり、コミュニケーションをより加速させていくための1つのトレーニングとして、ぜひ挑戦できる人が増えたらと感じました。

引き続き、このランチの時間でも、グラレコにトライしよう!の時間を作っていきたいと思います^^!
ご興味のあるかた、ぜひ一緒にやってみませんか?

https://empublic-studio.jp/3803


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