私はどんな「愛」を持って人と関わっているんだろう?〜"愛"についての作品を読んで考えたこと〜
皆さん、こんにちは!
エンパブリックスタッフの渡邉です。
この記事では、エンパブリックスタジオ内で開催した「スタジオ図書館」のセッションの様子をご紹介します!
今回のテーマは?
今回のスタジオ図書館のテーマは「"愛"についての作品を持ち寄って話そう!」でした!
このテーマは、前回企画の「詩をたしなんでみようの会」で高村光太郎ファンのメンバーさんがおっしゃった
「高村光太郎の詩の魅力は『純粋で真っ直ぐな愛』だと思うんです!」
という言葉を受け、高村光太郎の表現する"愛"についてもう少し聴ける機会として、ついでにみんなで作品を持ち寄ってみよう!ということで決まりました。
性愛に限らず、神への愛、親子愛、兄弟愛、友愛、親愛などなど、とにかく「愛」にまつわる作品をそれぞれ持ち寄るというルールのもと集まりました。
(私自身も先日、国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 愛を描く」の展示を見に行ったばかりだったので、テンションMAXで参戦しました^^)
"愛"について話してみた
当日は、「どんな本を持ってきたか」「なぜその本を選んだのか」「"愛"と関連深いポイントは?」の3つを一人ずつ紹介しながら進めていきました。
冒頭に書いたように性愛的なものに限らず「愛」の形は様々ありますが、今回はそれぞれ自分が好きな作品を持ち寄ったことで、それぞれが「愛」に対してどのような姿勢が大事だと思っているのかというポイントがよく見えてきたのではと思います。
参加者の中で、大人の孤独問題に興味があり哲学カフェ等のイベントにも関わってらっしゃるから方の本紹介では「ありのままを受け止める」「人間の尊厳に向き合う」というワードで表現されていたり、
福祉関係の仕事を長く続けていらっしゃった方からは、「一緒に成長していく」「厳しいことも言ったりする」というポイントにフォーカスされていたり、
人の性格ということだけではなく、バックグラウンドにある経験もその人の「愛」というものを形成していく要素になっているのかもしれないと感じました。
「愛」を語ると、自分の周りの人々への感謝が見えてくる
今回、個人的に面白かったのは、話していくうちに、自分の人生でどんな人たちにどんな愛情をもらって生きてきたのかということをとても考えさせられたことです。親だけではなく、活動・仕事のチームメンバーやお客さんまで、自分の周りにいる様々な人のことまで思い浮かべながら、その人たちに対して自分がどんな姿勢でいるべきなのか改めて見直すことが出来ました。
ついつい忙しいと目の前の作業や課題に追われ、自分の周りの人の顔が見えなくなってくることがあります。
日常生活や仕事でこのような話が飛び出してくることはなかなかないかと思いますが、ぜひそんな時は「本」を使って話してみると、自分を見直す良い機会になるかもしれません。
スタジオ図書館の活動
エンパブリックスタジオ図書館では、毎月1回ほどのペースで「本」を使った交流を行いながら、その場の可能性を考えています。
次回は、エンパブリックが出版している「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ」(通称:アカホン)をみんなで読む勉強会を行う予定です。
スタジオメンバーの方なら誰でも参加できる場になっています。
本が好きな方、自分の現場で本を使った交流ができないか?と考えている方、ぜひ一緒に探求しましょう!
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