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【地方創生】長野県南佐久郡の農家との出会い

こんばんは。EmpireState株式会社COOの前田です。

先日に続き山梨県清里村にお邪魔しております。
本日は清里から少し離れて、長野県南佐久郡でレタスやカボチャの栽培をされている農業組合法人信州森のファーム 菊池代表にご挨拶に行きました。

出会いのきっかけは、先日お会いした萌木の村株式会社の船木社長にご紹介いただきました。菊池代表は地元で54年間農業に携わられている方で、その土地で作られた野菜は都内の超大手スーパーに並んでおります。腐葉土を使った農法で野菜の栽培をされており、作られる野菜たちはブランド品として評価されております。

そんな方から農業や地方創生についてお話をいただき、今回はお聞きした話をシェアいたします。(農業に詳しい方からしたら当たり前のことかもしれないですが、私にとっては新しい気づきだらけでした。。。お付き合いいただけますと幸いです)

・農業をするうえで土と水が一番大事(八ヶ岳最適!!)
・その土地の気候、日照、資源にあった野菜や果物を作ることが大切
・夏から秋にかけてレタスやカボチャ、キャベツ、花豆を作っており、冬はオフ。他の農家と差別化ができる点はオフの時期に動くかどうか
・オフにやっていることは人脈を広げること、販売先の営業活動、良い土を作るために落ち葉を集めてくること
・落ち葉には微生物がおり、それを土に混ぜることによって美味しい野菜を栽培する土台になる
・良い落ち葉を集めるためには、動物の本能を利用。動物は怪我をしたときに微生物のいる落ち葉や土に体を擦り付ける本能があり、その付近の落ち葉を土に混ぜることで良い土になる
・一つの畑で同じ野菜を栽培するのは、土の栄養面で味の品質を落とすことにつながるため、様々な野菜をスケジュール立てて育てることが重要
・良い土壌は6つの土壌生成因子(母材、気候、地形、時間、生物、人為)がちょうど平均的に作用している状態。⇒ウクライナが最高の土壌らしい

今回は農業を中心にシェアさせていただきました。菊池代表の農場が山梨と長野のちょうど県境に位置しており、開拓当時、観光業に力を入れた山梨(八ヶ岳)と農業(百姓)に力を入れた長野(南佐久郡)で景色がガラッと変わることについても大変感動しました。
今回の気づきの中で、やはり現地見なければわからない!現地の方、現地で思考錯誤されている情報はネットに流れていない!と感じます。皆さまも実際に足を運んで話を聞いてみてはいかがでしょうか。

ご参考)農家組合法人 信州森のファームHP