見出し画像

地方移住時注意点 2 ~交通費・物価・賃金水準、地元への意見

はじめに

今回は、地方移住10年の筆者が、移住を考えている方に贈る注意点です。

(以前の移住に関する記事はコチラです。今回は、先の記事の補足になります)

1. 東京へ行く場合の交通費が高いことを自覚しておく~物価(住居代)・賃金相場との関係

いくら通勤の必要がなくなったからと言って、東京に行く必要が全くなくなることはないと思います。

仕事に限らず、プライベートの用事、友達と会う、等々。

東京でしかできないことは、未だにたくさんあります。

私の場合は、東京にしかない専門書店に行くことですが、他人でよく聞くのは、病院、あとはブランドのお店、等々。

その際、あなたは、何かの乗り物に乗っていくかと思いますが、当たり前ですが、この代金が結構かかります。

場合によってはホテル代も必要です。

それは、地方は物価(とくに住居代)が安いから回収できるのでは?とお思いかもしれません。

以下は、一口に地方と言ってもさまざまなので、その土地にもよりますが、

確かに、土地・家賃は安いです。でも、安いのは意外と、それだけ。あとは、野菜くらいなものでしょう。

家を建てる場合の建築費、あと日常生活ですとお肉とか、その他の雑貨も、都会とたいして変わりません。

マンションの分譲は、都会よりもちろん安いですが、戸建てに比べると思ったより高い?という感じだと思います。

一方、給料は安いです。私はこちらにきて、まず派遣でもやろうかな、と調べたところ、単価が時間あたり300円あたりは違ってビックリしました(移住する前に調べるべきですね)。

あと物価では、都会のほうが店が多いので、価格競争になり実は安いスーパーなどが充実しているのでは?と、テレビで都会の安いお店の特集の番組があると、思うようになりました。

つまりは、地方で新たに仕事を見つける場合は、可処分所得が下がるその中で、新幹線代なり、場合によっては宿泊費も捻出しなくてはならないのです。

給料が変わらないままリモートで越してこられる方には、あまり影響なく、メリットばかりかもしれませんし(でも住宅手当とかなくなるのかな?)、

宿泊費については、ご実家が都会にある場合は必要ないでしょうから、個人によってかかる金額は変わってきます。

ご自身で、シミュレーションしてみるとよいでしょう。

2. 地元・地方の悪口は決して言わない

これは、みなさんが最初は絶対に心掛けることでしょう。

地方には、地元から出たことがなく、ここが世界一くらいに思っている人もいます。

そんな人たちに、

さびれているとか、

着ている服がどうとか、

地元の人しか知らない学校に行って得意げとか、

思っても、決してバカにした気持ちを表情に出したりしてもいけません。

しかし、時が経つと、これを忘れてしまうことがあります。

一番危ないのが、地元の方が「このままではだめだ。町を変えたい」と言って、内部または外から来た人に意見を求める場面です。

「意見を言って下さい」と言われているにも関わらず、調子に乗ってダメ出しをしていると、相手は怒りだしてしまいます。

初心忘れるべからず、です。

私も、未だに、心からはなじめていません。しかしその気持ちは、もしずっと消えなくても、ずっと心にしまっておきましょう。

まとめ

以上を読むと、移住は嫌になられたでしょうか?

そもそも、過疎化は、田舎が見限られて起きたことです。理由があるのです。

メリット・デメリットを考えてみましょう。

今後の記事(予定)

もし何かあれば、お知らせ頂けると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?