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多忙な教員こそ自己探究を


今、教員に必要なこととは?


ほとんどの教員が

「こんな生徒(児童学生)を育てたい」

という理念を持っていると思う。


しかし、

「これを達成したい、そのために今こんなことをしている」

と明確に言える教員は少ないのではないだろうか?



別に、無くても良いのかもしれない。



でも、考えてみてほしい。

これから生徒にどのような力をつけさせようとしているのかを。


課題発見・問題解決能力

主体性・協働性


いずれも、「探究的な学び」に欠かせないコンピテンシーだ。



ところで、これらの力を、教員は持っているのだろうか?

「探究」したことのある教員は、一体どのくらいいるのだろうか?

「探究観」を誰かとすりあわせたことは?



生徒にしても、教員にしても、同じことである。

やらなければ、できるようにならない。やれば、できるようになる。


探究って、空からテーマが降ってくるのか?

課題発見は、ある日突然できるようになるのか?


答えは否、である。



「教員の進路指導」が今、必要なのではないか。

進路指導とは、何も転職を勧めることではない。


生徒の進路指導を思い出してほしい。

何がやりたい人間なのか。社会にどう関わっていこうと思っているのか。



進路探究とは、自分を知り、社会を知って、その関わり方を見出す営みである。



大人は、仕事が忙しすぎる。

ただ、自己探究の機会を持てれば、目的意識が明確になれば、

「忙しいこと」に疑問を持てるかもしれない。



2021年、ステイホームを「自己探究」に割いても良いのではないだろうか。




*補足:

自己分析・他己分析の手法については、

・マインドマップ、イメージマップ

・ジョハリの窓

・16Personalities

などを活用することが多い。



詳細はまた次回以降書いていくこととする。


MAAM.

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