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そのセラピー、療法、本当にあなたに必要ですか?

 風の時代に入り、スピリチュアル系のセラピストやヒーラーがごまんといる時代になってきたし、セラピストを気軽に名乗れるようになって来たよね。

 自分では解決の糸口が見つからない問題、身体の不調、色々な理由で、今までは西洋医学一辺倒だった人でも、これから先、セラピストにお世話になる事が増えるんではないかとも感じる。

 だけど、ちょっと注意してもらいたいなと思うのは、ヤブ医者のように、ヤブセラピストもいるという事。

 お医者様のように掛かってみないとわからないのが厄介なのだけれど、私がヤブだなと思う判断基準を2点お伝えします。

 
 まず、セラピーを受けたのに、受ける前より症状が悪化、気持ちが沈むなど、自分が嫌だなと思う方向に進む件。
  
 土の時代のセラピストだった私から言わせると、ありえないんです。
「セラピストはクライアントさんを改善できなかったとしても、来た時よりひどい状態では返さない事。」これはセラピストの卵だった私が師匠にはじめの頃に教わった、セラピストの基礎中の基礎。

 そもそも、セラピストがやっているのは、外科医の手術の様なもの。
クライアントさんだけでは対応方法がわからないからセラピストに頼っているわけで、クライアントさんが悪化するって事は、そこで開腹したままとか、お腹の中にメス置いてくるとかに相当すると自覚してる。

 だから、健康保険の利かないセラピーはお高いんだよ。
見えない世界の外科手術をしているようなものなんです。
 
 好転反応なんて言い訳。
もし体に何か反応が出たとしても、それが自身で何かを排泄、回復しようとしているものだとしたら、ちゃんと自覚できるから、そこに嫌な感覚、不安要素は生まれないもの。

 因みに、開腹されたまま帰して、次に繋げるヤブもいるので、開腹されたままだと気づいたら、先ずはそのセラピストからは離れましょう。


 その2
 セラピストが依存状態。
エッセンシャルオイルとかが顕著かなと思うのだけど、セッション中にセラピスト自身がオイルを使ってるとかは気をつけたほうがいいかなと思う。

 オイルなどのエネルギー媒体の力を借りるって、頓服でないとおかしいと思うんだよね。
セラピストなら、そもそも自分のエネルギーバランスは整えた上でセッションするものだし。

 これは私が、ゲンナリした例。
以前、あるエネルギー媒体の商品に惹かれて、セミナーに行った時のことなんだけど、そこにちょっと場にそぐわないお客様がいらしたの。
 その商品の紹介者さんは、困った質問などを受けると、自分のマグカップに商品をドバドバ入れて飲んでいたのだけど、もはや病的にしか見えなかったなぁ。

 これって、商品使ってるご本人は効果あるって思っているかもしれないけれど、側から見たら依存症だよね。
お薬がエネルギー商品に変わっただけで、根本の解決にはなってないと思うんだ。

 もちろん、頓服でクライアントさんに必要なエネルギーで補助してあげて、クライアントさん本来の姿になる手伝いができるのが本来のセラピストさんなので、あくまで上記は残念な例ということで。

 
 そんな訳で、私が避けるセラピスト2例をお伝えしたのだけれど、実はセラピーを受ける上で一番大切なことはクライアントさん側が握っていると思っている。

 そもそも、セラピストはクライアントさんが変わる、治るって決めてはじめて手伝える。
というか、もっと極端にいうと、クライアントさんが「治った先、変わった先」にあるものを受け取る準備を手伝うのがセラピストなんだと思う。
準備ができたら、人は勝手に治っていくものだと思ってる。

 だから、クライアントさんが嫌だ嫌だと言いながら、その状況に依存していたり、何か不都合の裏で恩恵を受けていてそこから離れたくなかったりしたら、セラピストができることってたいして無い。
もっと言うと、その状況から離れるために選んだはずが、ヤブセラピストを引き寄せることだってありうるんだ。

 
 風の時代、自分に合った問題の対処方法を気軽に試してみるのもいいと思う。セラピストのセッションを受けるのも今の流れに乗った感覚でいいんだろうなと思ってる。

 ただ、ちょっと引っかかることがあったら、そこは自分自身で視てみてもらえたらなと思う。
案外、自分自身でさらりと流せてしまう事だったりするかも。







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