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うつ病の私がオーディオブックを聞いてみた

みなさん、こんにちは!ちえみりーです。

最近新しい本の読み方として、本をプロが朗読してくれたものを聞く、オーディオブックというものがあります。

このオーディオブック、うつ病が酷いときにはありなんじゃないかと思ったので、何冊か聞いて、その感想をまとめてみました!

うつ病に向いていると考えた理由

うつ病になると、本が読めない(理解力が落ちるから)、何もする気にならない…。

など本から離れがち。
でもせっかくならうつ病に役立つ情報を本から得たいし、退屈な時間をなんとかしたい

そんな方も多いのではないでしょうか?

私もうつ病が酷かったときは本を読むのは厳しく、唯一情報を得ていたのはYouTubeでした。
しかし、YouTubeも動画なので疲れてきてしまうので、YouTubeを音声だけ聞き流すことも多かったです。

よくお世話になっていたのは、精神科医の樺沢紫苑先生のチャンネルです。

話は逸れましたが、サンプル数1の私の体験からは、音声を聞き流すというのがうつ症状が重いときには一番取り組みやすいことのように思います。

体験してみた感想

正直意外となし?と思ってしまったのは私だけでしょうか?

うつ症状がだいぶ少なく、本が読める状態の私が聞いてみたというのもあるかもしれませんが、紙の本よりも頭に入ってきません。

私の場合ですが、本を読んで得られることが10とすると、オーディオブックは1または2程度です。

「読んだ方が身につくタイプ」「聞く方が身につくタイプ」がいるというので、私は圧倒的に読む派なのかもしれません。
ちなみにこのタイプの差については、下記の本を参考にしてみてください。

理由を考えてみた

なぜ、オーディオブックが私に合わなかったのでしょうか。

1. 著者の声ではないから

オーディオブックを読んでくれているのはプロの声優や著名人です。

もちろん声はとてもステキで聞き取りやすいものばかりですが、著者本人ではありません。

YouTubeなどで話が伝わってきやすいのは、伝えたいことをその本人の熱量をもって話しているからというのが大きいと思います。

したがって、どれだけ心を込めた朗読であっても、単調で重要なところがわかりにくいという欠点が出てきているように思います。

▶著者本人の肉声のオーディオブックが出たら、もう少し身になるものになる気がするので、買ってみたいと思います。

2.  同じ内容を見返す作業がしにくい

私は本を読んでいる時に以前に同じような表記がでできたな、あれはどうだっけなどというときに本を見返します。

また、本を一度読み終わっても後からアウトプットをするために、見返すこともあります。

こういう作業をするときにkindleであれば検索ができます。
紙の本でも付箋を貼っておいた場所や、大体の手の感覚なのか、この辺りを見ればよかったなと思い出し、見返すことができます。

しかし、オーディオブックの場合、章ごとに分けられてはいるものの、何分何秒で言っていたななど思い出すことは難しく、とても手間がかかります

▶音声認識などの機能が発達してきているので、アプリ上でキーワード検索をできるようにしてもらえると、復習作業が捗りそうです。

3. 声が単調で寝落ちしてしまうから

これは不眠症を併発しやすいうつ病の人にとってはうれしいポイントなのかもしれませんが笑

プロの声優や著名人の声が心地よすぎて寝落ちしてしまうこともあり、起きたら内容をほとんど覚えていないまま完聴したことになっています。

▶ビジネス書は特に読み方をプレゼンテーション風にするなど、小説などと分けて工夫してもらえるとより使えるものになると思います。

どう活かすべきか

もし、この記事を読んでオーディオブックを評価しようと思っている方がいたら、ここを見てください。

私の勝手な判断にはなってしまいますが、オーディオブックには向き不向きがあるように感じたのでまとめてみました。

オーディオブックが向いている人

〇電車や車などの移動時間が多い
〇勉強は授業を聞いたり誰かから聞いたりすることで身に付きやすい
〇寝落ち用の朗読として活用したい
〇本を読むのが苦手

オーディオブックが向いていない人

×集中する作業が多い
×勉強は独学や自学自習の方が向いている
×本を読み慣れている
×使える知識を得たい

私が聞いてみたオーディオブック

私はAmazonのAudible(オーディブル)というサービスを利用しました。

月額1500円で、1コインを付与され、そのコインで好きな本を購入することができます。
また、Audibleの会員になると通常の30%offで購入が可能のようです。

無料体験もあるようなので、一度自分のリーディングスタイルに合っているか試してみては?

本のリスト



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