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【読書メモ】<香り>はなぜ脳に効くのか

みなさん、こんにちは!ちえみりーです。

今日は最近読んだ本「<香り>はなぜ脳に効くのか」に関する読書メモをnoteで簡単に残したいと思います。

著者  塩田 清二 先生とは

日本アロマセラピー学会理事長

専門は神経ペプチドを中心とした神経科学

大学での公開講座としてアロマセラピーと先端医療などの講義も行っている。

どんな本?

アロマセラピーとは何なのか。
においはどのようににおいと脳に認識されるのか。

脳科学、神経科学から専門的に語られる。

その上、認知症やがんなどの多岐にわたる病気へのアロマセラピーの効果が紹介されており、この本の大きさでこのボリュームかと驚くほどの情報量が詰まっている。

専門用語が多く、少々難解なところもあるが、アロマセラピーに興味がある人にはおすすめの一冊!

印象的な部分

シンナーなどの揮発性の有機溶媒は少量でも酔う
⇒精油などの他のにおい分子と異なる経路で直接脳に侵入するため

真正ラベンダーの香りを嗅いだラット
 脳の腹側部の血流が増加⇒副交感神経優位
レモンの香りを嗅いだラット
 脳の腹側部の血流が抑制⇒交感神経優位

レモンやオレンジなどの柑橘系のにおい
→ストレス抑制作用と抗うつ作用がある
 ⇒併用することで抗うつ剤の減薬効果があったとの報告も

感想

うつ病の治療にもセルフケアができるようになることが重要と言われるため、そのセルフケアの一つの方法としてアロマセラピーを取り入れることもいいと思う。

今までアロマセラピーについてはさわり部分しか知らなかったが、深めることができた。
→他の五感よりも早く脳に届くため、脳に関わる病気の治療への効果が期待されているなど

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

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