私の色は何色かしら

最近、久しぶりにアニメを見ている。

昨日は2年ぶりに大好きなPAworksの作品を見たのだけれど、2年前とはまた違った受け取り方ができて面白かった。

最終回のラストで主人公のこんなセリフがある。

「私の色は何色かしら」

このセリフを聞いてふと思い出した。

そういえば昔占いをしてもらったときに、人はそれぞれ目的を持ってこの世に生まれてきたという話を聞いたのだけれど（怪しい）、

そのときに言われたのが「あなたがこの世に生まれた目的は、自分の色を見つけるため」。

私はこれが今だによくわかっていないのかもしれない。

今まで、割と特殊な人生を生きてきたと自分では思っていた。

地方公務員という安定を捨て、民間企業へ転職。

それから気づいたら今はフリーランスとして働いている。

だけど自分の色って何だろうと考えたとき、それがまだよくわからない。

ただ一つ思うことは、まだまだ他人の人生を生きているということ。

私の周りにはすごい人たちが沢山いて、SNSを開けば素敵だなと憧れるような人が溢れている。

「私もこんな風になりたい」「あの人と同じことをすれば良いのかな」

そうして気づけば自分の意思を置き去りにしてしまっていることがよくある。

憧れというのは、時には自分の存在を忘れさせてしまうのかもしれない。

今年はもっと自分の中から湧き上がるものを大切にしていきたい。

だからこそ外側の情報との付き合い方も見直さなければならないのかもしれない。

来年の今頃にはもっと自分の色が濃くなっていたら良いなあ。