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アソコが弱い

■アソコ、カユガール

私は小さい頃から、アソコが弱かった。
何かしら、アソコに問題を抱えていたのだ。

アソコに問題、というより
もはやアソコが問題。

とにかく幼少期から週イチペースで、
アソコがかゆくなる。

カユガールだ。

小さい頃の写真を見ると、
5割くらいが
内股で洋服の上からむんずとアソコを押さえている。


我慢できないときは、さり気なくかく。
うすうす勘づいていた母は、自分の勤め先の産婦人科に同行。

お股をひらくも先生からは「異常なし」と一言。

酷いときはお尻に注射を打たれたけれど、
先生の前でもーんのポーズ(開脚)をするのは、
こ慣れたものだった。

210605_かゆ美


■常にアソコ、な日々

思春期になり、成長する間もかゆみは続行。
何かかゆみ止めはないか?と万能薬「オロナ●ン」を塗るが
効いたのかよくわからない。

二十代は「デリ●ア」にお世話になった。
あのチューブを何本使ったかわからない。

三十代になると、思った以上に弱くなった。
かゆいどころか、何かしらの負傷があらわれるのは常にアソコ。

膣炎をはじめ、帯状疱疹やヘルペスもアソコに発生!

体じゅう探して他の部位もあるじゃん!
なんでココによ!
と叫びたくなった。

酷いときは性器ヘルペスで四十度の熱が続いた。
そんなときに限って、
仕事でデリケートゾーンコスメの試作が上がってくるんだよなあ……。

こっちはお股が腐敗寸前だと言うのに。


しかし、こんなことが長年続くと、私の考えは変わっていた。

アソコがSOSなときは食べて寝て休もう。
これだ。

幼少期からアソコの違和感と付き合っているので、
かゆみも「かゆ美」友達レベル。

アソコに常に問題を抱えている私だからこそ、
デリケートゾーン商品をたくさん生み出せたのか。

そうじゃないかもしれないけど、
そう思って、アソコ、大切にしよう、うん!

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