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もし韓日がタイガー&ドラゴンなら。自分なりの韓日未来予想図

9月14日阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝を
知ったのほぼリアルタイムだったと思う。
日本に居なくてもネットですぐわかる。つくづくタイガースはドラマティックな勝ち方する。記憶にあるのが、1985年の優勝。バースとか掛布とか今の若い子分かるだろうか。


カーネルサンダースの像が道頓堀に投げ込まれた。
天地がひっくり返ったような大騒ぎを今も覚えてる。


道頓堀川への飛び込みで、死亡事故亡まであった。
大阪辺りってテンションがあがると信じられない事が起こる。
住人の積極性が日本の他の地域と違う。

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9月の阪神タイガース優勝に話を戻す。
どういうわけか、その時私のアーティストの友人(画家)が
ソウルの仁寺洞で即興で書いた絵は「虎」だった。
本人は阪神タイガース優勝の事はまるで知らなかったんだという。
「その日その時、強く流れる気」ってあるんじゃなかろうか。
センサーの立ってる人は、我知らずキャッチする。
その絵は済州島の「タイガードーナツ」というお店に購入され、本店で飾られる事になった。ちなみに絵のタイトルは「仁寺洞に遊びに来た済州虎」




作家は日本人だけど、韓国中国にも長年住んだと
いう実にミックスな人生を生きてる人。
絵には韓国語日本語英語が書かれてる。
観光客の多い済州島で来る人皆に可愛がられてほしい。

↑友人でもある彼女の話は、また別に。
とても語り切れないから笑。

              彼女との事は後日こちらに書きました↓

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韓半島はよく「虎」に例えられる。国土の形が虎に似てると。
韓国の昔話の語り始めは「虎が煙草を吸ってた頃、、」
かつて韓半島の山には実際に虎が生息していた。豊臣秀吉の軍が朝鮮を攻撃した際、虎狩りがあった事は記録に残っている。



そういえば先週偶然、木浦の博物館で虎の剥製を目にした。
朝鮮虎は思ってたより小柄だった。
動物園でよく目にするインド由来のベンガル虎とは別物で、
大型犬を一回りがっしりさせたデカい狼?位のものだった。
皮は黄色と黒のシマ、いわゆる虎色。「ちびくろサンボ」の虎バターとホットケーキを思い出した。まさにあの色。



私の夫は地理学専攻の韓国人学者で、以前の我が家は地図だらけだった。
居間の壁には大きな世界地図、大きな韓半島地図と日本地図は向かい合わせで貼られてた。ペアというより睨み合ってる感じだったかも笑
地図はインテリアとしても美しいけど、立体を平面化したものだから歪んでる。昔は船の航路の為、方向が一番大切だったけど今は飛行機の時代。メルカトル図法よ、長い事お疲れさまでした。




私が見たい世界を家に飾って毎日眺めてる方が人生楽しいと思い、先日「新しい絵」を購入した。それを契機に地球儀一つを残して地図は全捨てした。地図を外すと家は驚くほど広く感じられた。



今朝キッチンでぼーっとしてると、その地球儀が目の端にはいった。
ああ、日本の国土て龍みたいで、韓国て虎みたいなんだな~って思った。
で、虎が九州の端っこに嚙みついて一続きになってるような気もした。



実際は海があるのだろうけど地球儀位のサイズでみたら、
もう韓国と日本はぐるっと一続きの半円に見えた。
繋がったらロボットの「合体」みたいにサイズ大きくなって一緒に戦える感じ。ばらばらになるとお互いちっさい。




そう思ったら急に思い出した歌があった。
「タイガー&ドラゴン」(同名ドラマの主題歌だった)

クレイジーケンバンドの横山剣さんの歌だけど、実は和田アキ子さんに歌ってほしいという思いで作曲されたという。「和田アキ子様に捧げる曲」



歌とは直接関係ないけれど、和田アキ子さんのご両親は韓国の済州島出身。彼女は在日韓国人二世。身長174㎝という大柄な体躯は韓国の血。女性が174㎝だとそれは韓国でもとびきり大きい。


歌は「俺の話を聞け!」というサビがポイント。

背中でにらみ合う虎と龍じゃないが、
俺の中で俺と俺が闘う

俺の話を聞け。二分だけでもいい。
お前にだけに本当の話を話すから

ドラマは落語の噺家とヤクザの話でした。



なんか、虎と龍が向かい合うと喧嘩になる感じがしません?。
競り合っちゃうというか切磋琢磨というか。
どちらががオトナになって位置をズラさないと膠着状態。
向かい合うよりも、同じ方向を見ると良さそう。共闘関係が良いね。



一番近くにいる人を愛し理解する事はとても難しい。
それが出来たら一番いいけど、近づくほどに良い事も増え、嫌な事も増えて難易度高し。韓日なんて良い事も悪い事も山のように溜まってる関係。お隣さんて、何しろご縁が深いから。私もお隣のハルモ二嫌いだわ!




同じ土俵の上での力比べとか大きさ比べじゃなくて、そう!どちらかがちょっと目線を上に上げたら、、と思ったらポケモンの事を思い出した。
あっ!どっちかが進化したらいいんだ!



そういや前に、龍が進化して鳳凰になるという本を読みました。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0823741

これ表紙が真っ赤な鳳凰でしてね。表紙に惹かれて。



過去に色々あったとしても、一番大事なのは
これからその相手とどうしたい?」だと思う。



虎をどう扱おう?とか退治するには?じゃなく
虎と仲良く出来たらいい、と思う。


「がおー」な力を削がず、虎に「大人しくなれ!」とか言わず。
「虎の威を借りる」じゃないけど、虎と手を繋ぐことで、虎パワーまで自分のパワーとして使えるといいな。そしたら虎をバターにして食べちゃわなくてもいい。虎は吠えたいんだから、吠えるな!じゃなくて正しい方向と位置で格好良く吠えて頂きたい。生き物はエネルギーを燃やす時が美しい。



韓国生活の中で、虎にかじられちゃった事もあったけど、今は綺麗に治ってるからとりあえずもういい!でもこの期間じっくりねっとり虎を観察したので、虎の事はふふふ私の方が知っている!位に思ってる笑。



なので虎にも「私のいう事聞いた方がこの先、あんたにとってええねん!」と断言する笑「虎チョロい」とか、実はちょっと思ってる笑 内緒やで!



鳥になって虎の上にちょこんと乗って進めたら!
自分には牙が無くても、虎の牙と爪で戦ってもらおう~!
でも鳥には「鳥の目」があるから、虎に高い所からの情報を教えてあげられる。手を繋いだ方がいい。お互いにとっても。共に行こうぜ~!



相撲でもかわすタイプの技がある。(何故イキナリ相撲かというと、先月ネトフリで「サンクチュアリー聖域ー」を見ましてちょっとショック。これ韓国でも話題)


1992年の朝ドラ「ひらり」(相撲部屋が舞台でした)も思い出す~。
向こうから突進してくる相手に真っ向からぶつかるだけじゃなく、
「ひらり~」と軽くかわせる手も持ってる方が強い。
「なんでやねん!」とツッコミたくなるような戦い方があってもいい。
弁慶と戦う「牛若丸」みたく。京の五条の橋の上~をひらり!
体格に恵まれないなら、そういう戦い方もしないとね。



でも虎は気位が高いから何でも乗せない。変な鳥だと叩き落されて食われる笑。乗りこなす方も技術と覚悟がいる。虎に乗る鳥はなんかちゃんと「自分で飛べる鳥」のような気がする。「飛べないからのせて~」じゃなく、「飛べるけどとまってあげてもいい」位の対等の関係でひらり!



↑思いつくままに書いてしまいましたが、
私が描く韓日の未来予想図~笑 
お互いが楽しい未来を、手を繋いで駆けていきたい。



国の未来はデカすぎて分かりませんが、
私はせめて家庭レベルなら、、と。
猪突猛進の夫に頑張ってもらい、私は彼の肩にちょこんと乗ったまま応援しながら楽に行くのがいいなって。ただ変な鳥だと乗せたがらないので(男は恰好つけたい)そこは気を付けて毛づくろいして。



夫の肩の上でにっこり言ってあげる。頑張れ旦那!
家庭人としての幸せも、研究者としての成果も、経済活動の実りも、いつか全部手に入れて一緒に笑おう!って、私が選んだ男だから。絶対大丈夫って!(この何の根拠もない確信が関西人としての私の強みです!)




言葉で励ますと色々反発するのは、男の子を二人育ててみてよく分かったので、ただ横にいるだけなのだけど。夫と手を繋いで楽しく生きてる未来を感じる歌を家でふんわりと歌っている。寝てる時に歌うとよく効く!ほぼ洗脳ですが、夫婦だからこそ掛けられる技笑。



日本の景気が最高に良かった時代に青春時代を過ごしたアラフォーの私と
韓国人の夫の青春時代はまるで色が違う。同い年なのだけど。
夫に流れる歌は、なんか暗くてよく雨降ってて寒い。世相を反映してなんだか恨みがましい。夫自身は明るい人なんだけど、青春時代辺りのバックミュージックが暗いというか。また私の住んでいる所は「パンソリ」が有名な全羅道、「恨」の音が力強く渦巻く。



TRFが好きの浮かれた私は徳島県人だ。
あの地は「阿波踊り」という日本で最もラテンな音を持つ。
私の音と夫の音が混ざりあって溶け合って25年、何だか二人で奏でる音はそれなりの「良い音」になっているような気がする。



韓国が「虎」だったとして、また夫が「虎」だったとして。
その歌が「虎」の聞きたい音、虎の喜ぶ音、虎への子守歌みたいな歌だったら、私がどうであっても虎は私を掴んで離さないことだろう。
虎は気位が高い。「いかがなもんでございましょう?」みたいな顔色伺う卑屈な歌を歌っていては舐められて食われそう。中途半端な謙遜がまるで生きないんだよね、韓国って。虎の子達が喜ぶ歌って何だろう?
あっ、お金のことを虎の子ともいうね。



ちなみに韓国では米津玄師さんの曲は大人気で、「Lemon」は長らく韓国のカラオケの日本語曲トップに君臨してた。(それ以前のダントツトップは中島美嘉さんの『雪の華』)
もうすぐ宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が韓国で公開される。
主題歌の『地球儀』はまたきっと韓国で愛されるんじゃないかな。
虎の子達に愛される歌。
宮崎駿監督の映画は反日とかの概念をひらりと超えちゃう。すごい。



相撲の張り手と和田アキ子さんの共通点は「ハッ!」だよなあ~やっぱ勢いが大事よね~と、とりとめのない事を考えながらつらつらと書いてしまいました。筆置きます~。ほぼ妄想日記ですが、韓日の未来について自分なりに思いを馳せてみました。失礼しました。ありがとうございました。


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