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【写真日記】関西へ夏の散歩旅①/京都

先週、私は関西を旅しました。
CORONA禍になって以降、関西へ行くのは初めてです。久しぶりの一人旅は本当に楽しかったです。
今回は、そんな関西旅の思い出を、順番に書き綴ってみたいと思います。


高速バスで一路京都へ

早朝、高山濃飛バスセンターに行き、7時発の京都・大阪行きの高速バスに乗りました。

4年ぶりに使うスーツケース。あまりに久しぶり過ぎて、開け方を忘れてしまいました。

CORONA前のこの便は、平日でも結構混んでいたので、今回も満員御礼状態かな…と覚悟して乗ったのですが、意外と空いていてビックリ。

お陰で、周りに気兼ねすることなくゆったり乗れて、とても楽でした。

高速バスは、高山市街地を出て中部縦貫自動車道へと入り、やがて東海北陸自動車道(高速道路)へと進みます。

途中、トイレ休憩を二回挟みながら、バスは関西へと向かいました。

私の前後は空席だったので、リクライニングシートを後ろに少し倒してみました。

愛知県の一宮ジャンクションで、今度は名神高速道路へと入ります。

朝からいいお天気。暑そうな濃尾平野。

途中、関ケ原を通過。これより先が「関西」。

奥に伊吹山が見えます。関ケ原を越えて西へ行くのも4年ぶりですわ。

さて、二つ目のトイレ休憩地・黒丸サービスエリアで、ちょっと早めのお昼ご飯を買いました。

カツサンドとクリームパンです。

大阪では有名なパン屋なのかしら?このフォントの感じが大阪っぽくて可愛い。カツが柔らかくて食べやすく、とても美味しかったです。
こちらは彦根梨クリームパン。彦根は梨の産地みたいです。ふなっしーとひこにゃんが合体したみたいなパン。梨の香りがすごかったです。

さて、そうこうしているうちに、京都駅八条口に到着しました。

京都駅に到着

京都駅の辺りを久しぶりに通ってみて、まず最初にビックリしたのが、ホテルがメッチャ増えている!…ということでした。CORONA前はこんなに多くなかったと思うんだけど…。八条口周辺の街の雰囲気も、どこか変わってしまったような気がします。

高速バスを降りて、京都駅の建物の中に入ると、そこは観光客でいっぱいでした。特に外国人観光客。高山もすごいけど、京都はもっとすごい。

のんびり写真を撮っているような余裕はなく、ひたすら地下鉄乗り場へと進みました。地下鉄へ向かう階段を下りた先が、以前とは異なっている感じがして、一瞬迷ってしまいましたよ。

やっとこさ地下鉄の窓口を見つけて、地下鉄バス一日券を購入しました。1100円なり。(←これは券売機では販売していないので注意)

地下鉄と市バスを乗り継いで、とりあえず、息子のアパートへと向かうことにしました。

息子の部屋に荷物を置いて、ちょっと散策

京都駅から息子の部屋へは、市バス一本で乗り換えなしで行けるんだけど、最近の市バスはメッチャ混んでいるし、道路が渋滞していると進まないので、効率よく行くために、地下鉄を利用しました。

最寄りの駅で降りて、バスに乗り換え、息子の部屋の近くのバス停で降車。

ここから先は初めて行く道なので、Googleマップで道を検索しながら歩きました。

この日の京都は39℃。手に持っているスマホがジリジリと高温になっていくではありませんか。「ひえー!こりゃヤバい!」とハラハラ・ドキドキしながら急いで部屋へと向かいました。

こうして歩くこと数分。スマホがショートする前に、なんとか無事辿り着きました。

息子宅にて。息子は仕事中なので合鍵で中に入りました。きれいに暮らしていました。

息子にLINEで無事に到着したことを伝え、部屋のエアコンをつけて、しばし涼みました。「もしかしたら冷凍庫の中にアイスがあるかな?」…と期待して開けてみたけど、何も無し。息子氏はミニマリストを目指しているらしく(本人も「モノをなるべく減らして暮らしたい」と言っていた)、冷蔵庫の中も部屋の中も物は少なく、スッキリしていました。

さて、充分に涼んだので、ちょっと外に出てみましょうか。

暑すぎて誰も歩いていない。
木陰はあるけど、暑い…。

数メートル歩いただけで汗だく状態。沿道では蝉が狂ったように鳴き叫んでいます。アスファルトの熱もすごそう。こんな所で倒れたら、マジ死んじゃうよね…と感じる危険な暑さ。
涼しい高山から来たばかりなんだから(高山の朝の気温は20℃)、無理は禁物よね。体が暑さに慣れるまでは、無茶しないでおこう。

途中まで歩いて進んでみたけど、これ以上はヤバいぞ…と思い、市バスに乗りました。一日乗車券があるから、鬼に金棒です。

この後、また市バスとバスを乗り継いで、息子の職場へ行ってみました。

息子の職場も、初めて行くところなので道がわからず、Googleマップで調べながら進みました。駅から歩くこと10分ほど、無事に職場に到着。

「ほぉー!なかなか立派な建物じゃん」

ここで息子の働きぶりを見学したい気分だったけど、オカンがいきなり行ったんでは、息子に迷惑が掛かると思い、このまま退散しました。

その代わり、職場のすぐ近くにオサレなカフェを見つけたので、入店して一休み。

コーヒー✨
チーズケーキのセット✨

この時点で暑さMax…疲労困憊でしたが、冷房が効いた店内でゆっくり涼み、美味しいスイーツとコーヒーをいただいていたら、元気が復活してきました。

四条で息子と待ち合わせ

さて、カフェでまったりしていたいけど、長居もできないし、かといってこの辺りは住宅街で何もないから、時間を潰すには暇すぎるエリア。
そこで、とりあえず繁華街に出てみることにしました。

カフェを出て、地下鉄の駅までまた歩き、烏丸線に乗って四条駅で下車。

四条の大垣書店さんに行き、本を見たり、気になる本を買ったり…等々。
そうしているうちに、息子から「仕事が終わった」とLINEで連絡が来ました。「大垣書店にいるよ」と伝えたら、そっちへ向かうとのこと。

四条の大垣書店さん

待つこと数十分…。ようやく会えた息子。とても元気そうでした。

「ここは食べる所がないから、三条へ行ってみようか」

息子の案を受け入れて、地下鉄を乗り継いで三条へと向かいました。

三条で夕ごはん

三条京阪駅で下車し、地上に出てきました。

左上に見えるのは月。

久しぶりに来た三条大橋。

駅伝発祥の地の碑。
柳と鴨川。
川床が見えます。
鴨川の川上を眺める。
こちらは川下側。
只今、工事中のため、コーンや柵が張り巡らされていて、風情がないのが少し残念。

歩きながら、息子が(スマホで)三条小橋の近くおばんざい屋を見つけてくれました。
「ちょっと入ってみようか」

暖簾をくぐると、中は結構混んでいましたが、ちょうどカウンター席が二つ空いていたので、そこに通されました。

京都に来たんだから、京都らしいものを食べよう。

おばんざい三種
水ナスのサラダ
鱧の天ぷら
〆の梅茶漬け

ビールを飲みながらお互いに近況報告をして、美味しい料理に舌鼓を打ちました。

この三条の辺りも、なんとなく雰囲気が変わってしまっていて、もう以前の京都ではないんだなぁ…ということを実感しました。

お腹いっぱい食べた後、近くの進々堂でパンを買い、帰路につきました。


息子宅に宿泊

エアコンを入れていても、暑かった…。寝苦しくて何度も目が覚め、朝は日の出とともに蝉が爆音で鳴きだしてうるさくて目が覚めるし、ボーとした状態で朝を迎えました。

息子は「もう慣れた」と笑っていたけど、いやはや…京都の蝉はすごいね。

仕事に行く息子を見送った後、部屋に掃除機をかけて、溜まっている汚れ物を洗濯機に入れて洗い、外の物干しに掛けました。

息子が地元を巣立って4か月。
学生時代を過ごしたこの街で、着々と足場を固めて、ちゃんと暮らしを立てている。その様子を見届けて、私は安心したのでした。


②につづく


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