【そうだ、島に行こう。沖縄一人旅2024】3日め。憧れの器を手に入れる。
沖縄に来て3日目の朝。
昨晩胃が爆発し悶え苦しむうちに寝落ちしていたのですが無事に朝を迎えることができました。
胃の痛みはおさまったもののいつまだ暴発するかわからんのであんまり朝ごはんに菓子パンとか食べたくないな、と思い、気になっていた産直でお弁当を見てみることに。宿から車で15分くらいのこちら。
こちらは南城市にある産直で朝8時からやっています。私が着いたのは8時ちょっとすぎだったけど、結構車が止まって賑わっていました。
ここね〜すごいんですよ。
今まで沖縄来るたびにスーパーでレタスを見ると1玉300円くらいが当たり前だったので(沖縄でサラダを食べるのは大変だ。好きだけど住むのは難しいな・・)と住めない理由の上位に野菜の高さが上がっていたわけなんですが、なんだこの値段。金沢より全然安いんですけど、あれ、住めちゃうなあ🤔
他の野菜も新鮮でパツパツで袋いっぱいに入って破格の値段。
他にも
今回自炊旅でも長期旅でもないけどこれはテンション上がる。月単位で同じところに泊まるならお花飾るのめっちゃ楽しそう!!
今まで私が旅してたのは秋口が多かったから野菜の値段はその差もあるんでしょうか。確かにスーパーの野菜も前ほど高くなかった気がする。
そしてここではお目当てのものがありまして。
以前泊まった南城市の宿のオーナーさんのインスタでこの味噌がここに売られていると見ていたので絶対買いたかったのです。
前回那覇の首里の本店で買って帰ったんですがこのお味噌がまあ美味しくて。
私が筋骨隆々ならスーツケースにもりもり詰めて本州へ運搬するんですがなんせ重いのでね・・買うのは1つだけ。
お弁当やお惣菜は8時過ぎの時点ではまだあんまり並んでなかったのでもうちょっとしてから納品されるのかも。
産直から宿までの帰り道、思わず立ち止まってしまったのがこちら。
こちら前回南城市に泊まった時にはるばる買いに来た自販機笑 相変わらず元気そうで良かった!!今回は胃の調子も良くないので買えないけど見るだけでもこちらのテンション爆上げしてくるのはさすが〜!
(味玉2個から買えるので機会があったらやってみてください。なかなかに最高です)
宿に戻って買ってきたお弁当で朝ごはん。
10時過ぎくらいになり、今日の大きな目的のために動き始めます。
南城市は人気のやちむん作家さんの陶房が集まる場所。前回泊まった「芭蕉の家」では南城市の作家さんたちの器を自由に使わせてもらえるのですが、その器がどれもこれも素晴らしかったので見に行きたいと思っていたのでした。
【芭蕉の家に泊まった時の記事はこちら↓】
まず向かったのが陶房眞喜屋さん。
気持ちのいい沖縄風の古民家でじっくりと器を拝見できるなんて幸せな時間・・。私眞喜屋さんの器をまだ一つも持っていなくて、最初はコバルトの平皿か取り皿のようなものがあれば欲しいなと思ってたんですが今回探していたような形のものはなく、代わりにこの子に心奪われたのでお持ち帰りしてきました。
気に入った子に出会えてほくほくしながら眞喜屋さんをあとにし、続いて目指すはさらなる目的地。久高島の次に今回の旅で果たしたかった目的が宮城陶器さんの器を買うこと!!
宮城陶器さんも南城市で作陶されているやちむん作家さんで、工房自体は眞喜屋さんの近くにあるようなんですがそちらはインスタで告知された時だけ一般公開される旅のものにはとても難易度高めのスタイル。(いつか、いつか行きたい・・!!!)
宮城陶器さんを知ったのは前回の旅の途中たまたま食堂で読んだ「おきなわいちば」という地方誌で、素敵な器だな〜と思っていたらその後泊まった芭蕉の家で実際使うことが出来、実物のあまりの素敵さに「いつか買いたい・・!」と強く思い2年間ずーっと夢見ていたのでした。そして通販ではなく実際手にして吟味して自分のものにしたいなあと。
それが叶いそうな場所が南城市にある玉城食堂。
こちらは食堂ですが宮城さんや「芭蕉の家」の建築家藤本さんなどもメンバーとして一緒に立ち上げに参加されていて、セレクトショップも併設されており彼らの器が常設で買えるとのこと。
ちょうどお昼時だったんですが、朝のお弁当でまだお腹がそんなに減ってなかったのとランチのメニューが結構ボリュームのありそうなものばかりだったので食べ切れる自信がなく・・あと胃の不安もあるので泣く泣くデザートの豆花だけにしました。
豆花を堪能したのち、お店の奥にあるセレクトショップでついに宮城陶器さんの器を吟味することに。思ったよりも形も色々あってどきどきしながらじっくり選び、迷った末に結局自分の使い慣れているオーバルのお皿に決めました。
あ〜〜〜かなり迷ったけどほんとに沖縄来てよかったな〜。
夢が二つも叶ってしまった!!!😫😫😫大事にしなくては!!!
(宮城陶器さんは東京での個展もよくされている印象なのでもしかすると東京の方が手に入れやすいかもしれません)
この時点で12時半ごろ、せっかく島の写真を撮りたくて来た旅行だし、近くの奥武島をぶらぶらすることに。
暑くなって来たのでぼちぼち戻ることに。
ちなみに奥武島はてんぷらが有名ですが、こちとら胃に爆弾を抱えているので当然スルーです。つらい😂
このあと昨日久高島で買った石鹸がとてもよかったので買い足すために近くの販売所ぷ〜らさんへ。(久高島でお店の案内の紙をもらっていました)
ナチュラル雑貨のセレクトショップで、ガイドもやってる面白い店主さんとお話ししながらお土産と自分用に石鹸をいくつか購入。
店主さんは南城市の前は首里でガイドを10年やっていたらしく、那覇のおすすめのお店を教えてもらったのでチェックして明日行くことに。ガイドの方のおすすめ間違い無いだろうし、とても楽しみ!
目的は大体果たしたので宿へと帰る途中、もう一つ気になっていた産直があったので寄ってみました。
産直といえばそもそもローカルな場所だし、色々な産直を回ってきたし、私は今回一人で沖縄を動いて今までで一番沖縄に暮らしているような雰囲気を味わえているなあと思っていたのですが、ここに入った途端なんともいえない感覚に襲われまして。
飲み込まれるような圧倒的なローカル感、とでもいいましょうか。
私のようなちっぽけな本州の人間一人では太刀打ちできないほどの空気感。
別になんてことはないんです。野菜がちらほら売っていて、おじいやおばあが静かに買い物したり島バナナについて話してたりするだけ。
その中で私は異質であろうけど、誰も気にも留めない。その時今までで一番強く、沖縄の日常に入り込めた気がしたんですよね。これが沖縄の人の感じている時間の流れなのかあ、と。
いい経験したなあと大満足のあと、産直の近くにチェックしてあった珈琲屋さんがあることに気づいてちょっと寄ってみることに。
えっ??教会なの?教会を兼ねてるの?って思って入ったけど結局真相はわからなかった。(今調べたらプレイズチャーチっていう教会もあるみたいですね)
スイーツがめっちゃ美味しそうだったんだけど、カフェインだけでも胃には大冒険なので一緒に糖分まで摂取は危険だ・・と泣く泣く諦めました。
このへんまでくるともはや
私の胃ってなんのためについてるのか?🥺
と自問自答してまうよ‥
一休みしたあと宿に戻る前に与那原のファーマーズマーケットあがりはま市場に寄って、ようやく15時ごろ宿へ到着。
そのあと部屋でだいぶゴロゴロし、夜にどれご飯を食べに行くか、と動き出したら狙ってた店がことごとく定休日などでご飯にありつけず、結局スーパーで沖縄っぽい食事を買って部屋で食べました。
今日も一日よく動いた!
明日は那覇でレンタカーを返してそこからは徒歩移動🚶♀️
那覇に一泊して帰ります。
ようやく与那原南城の運転に慣れて来たところでまた那覇なので緊張するな・・
おまけ
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