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【私の かわいい カップを 見てくれ!!】

noteを始めたきっかけは自分の偏った熱量を気兼ねなく長文でぶつけられる場所が欲しいな〜と思ったからでした。そういえばそうだった。

旅行も好きですが旅行の目的にするくらい器が好きでして、今回はその中でもお気に入りのカップやマグの一部をご紹介します。
紹介のようでいてうちの子可愛いでしょうというただの自慢です!へへ☺️


◉ARABIA 24h Tuokio

私は食器全般大好きなんですが、より真剣に向き合うようになったのはある年のクリスマス前のこと。
家中の食器を全部見直して「今後は本当に気に入ったもののみ購入しよう」と一度徹底的に棚卸しをし、思い入れのないものを全て捨て(すごい疲れた)、その後初めて購入したきちんとした食器、それがこちらのARABIA社の24h  Tuokio。
Tuokioはフィンランド語で瞬間、つかの間の意味だそうです。
カップ&ソーサーとプレートを当時彼氏だった旦那の分とペアで揃えました。

当時は北欧食器と北欧文化が大ブーム中でこのポップなデザインに夢中になり、そしてブランドものの食器を買ったのが多分初めてだったので猛烈に嬉しかったのを覚えています。
そして気に入った食器が生活にある事の素晴らしさを実感し順調に食器に狂っていくのですが、そんな訳で私の中の始まりの一カップがこちらなのです!

20代後半に揃えたこのシリーズは30半ば過ぎた頃から少し若々しい気もして出番が減り、2セットもなくてもいいかな、と言うことでカップもプレートも1セットはフリマでお譲りしましたが、どんなに年をとっても多分もう1セットはずっと持ってると思う。

そして40手前になった今、やっぱり意外と使いやすいな〜とまた出番が増えたりしてます。面白いな。最近ラテアート練習してるのでかわいい絵柄とか描いてあげたい。

まだハートの怨霊みたいなのしか描けんけども🙄


◉iittala Teema

こちらはみんな大好きフィンランドのiittala社のお馴染みティーマのカップ&ソーサー。究極にシンプルで定番中の定番の商品であり、私もティーマシリーズはマグカップ単品で使ってたりしたので馴染みもあったのですが、見慣れてたはずのこちらがある日カフェで出てきた時に急に衝撃を受けたのです。

「あ、あれ???これ、なんか、よく考えたら素晴らしくないか!?」(動揺)

シンプルだけど、これをセットで使うとまるでカフェなんですよ。
しかもこれだけで完結できる完璧さ。フードなしでもカフェの雰囲気。

さらにそれだけでは収まらず、ティーマのカップ&ソーサーはカップとソーサーとしてそれぞれ使えるのが本当に素晴らしい。

ありそうでないんだよ、それが!
カップとソーサー別々に使えればそりゃその方がいいじゃんね!!

そして別々に使ったとしてもカフェなんだウワーッ!!😩
完璧!完璧すぎて怖いよティーマーッ!!😩
おうちのカフェ化を止められない!😩😩(情緒)

ある日急にこのテンションになる自分も怖いですが、ある時急に気付かされるその完璧さこそがやはり長年愛されるデザインの真髄なんでしょうね。

好みが確実にわかる方への贈り物は別ですが、よくわからん方へもし食器を贈る時は無地でシンプルなティーマが良いであろうな、というのは私の贈り物を選ぶ際の基準の一つになっています。

どうでもいいですがある日カフェでこのカップ&ソーサーでアフォガードが出てきた時は素敵すぎて「やられた!😩またティーマにやられた!」って思ってしまいました。情緒ほんとどうなってんの。


◉IKEA GLADELIG

こちらのマグはIKEAのグラデリグというシリーズのもの。
下のプレートと、奥のボウルも同シリーズですし、大きめのパスタ皿もグラデリグで持っています。
これは実は私ではなく元々は旦那が気に入って買ったシリーズなのですが、ぽってりとした形とたっぷり入るサイズ感(結局家では何飲むにも370mlくらいのこのサイズが頻出)でめちゃ気に入っています。

そして個人的推しポイントはぽってり感はあるけど実際にはそんなに分厚くない、というところ。
ずどんとした質感の器があまり好きではないので、あたたかみを感じるフォルムだけど野暮ったくない。ってのはさすがデザインに強いIKEA先生の商品です。
あとIKEA先生はね‥お値段もほら‥さすがじゃないですか‥頭があがらんよね‥。
なんならお得すぎて「ええとそんなに皿の枚数いらんのですけど🙄」てすらなったりするからね‥(2人暮らしIKEAあるある)

通年ガンガン使ってますが、特に秋冬にチャイやココア、ミルクティーに合わせたくなるフォルムです。マシュマロとかね、浮かすと絶対可愛いよ!


◉ARABIA Taika

こちらのマグは1976-1979に製作されていたARABIA社のTaikaというシリーズ。
Taikaは魔法という意味らしいです。

「一生そばに置いておきたいと思える気に入った柄のカップ&ソーサーが欲しい」とある時思い立ち(多分仕事で結構疲れていた)、ネットで検索し見つけた柄。
かわいい、この子がいい、と思ったんだけど基本ヴィンテージは柄や状態がものによってまちまちなのでできれば実物を見て買いたい。
と思ってた矢先、当時住んでいた松本の北欧雑貨屋に入荷してるのを見つけこれは運命だわ!とお持ち帰りして来ました。

自分としては検索の時も実物を買う時もしっかり吟味した上で連れて帰って来た子なので非常に思い入れがあり愛しいです。

その場にあるだけで一気にクリスマスのようにウキウキした気分にさせてくれる華やかさがあるので私の中でちょっとアイドル的な立ち位置の感じもある。
「かわいいよ!かわいいよTaika!」って心の中で叫んでしまいがち。怖いですね☺️

少しだけ気になるのはこちら150mlのデミタスサイズなのでガブガブ飲みたい派の私には普段はそんなに出番がないこと。
後々調べて280mlサイズもあると知り、早まったか〜と思ったりもしましたが、個人的にはこのカップの可愛さは小さい方が際立つと思うので結果良しとします。

大事にお茶の時間を過ごしたい時のとっておきです。
しかし心の中ではめちゃくちゃ叫んでいる。「かわいいよTaika!!!😩💕」


◉ARABIA Ruska

こちらのカップアンドソーサーはARABIA社で1960年代初頭から1990年代後半まで製造販売されていたルスカというシリーズ。
ルスカは秋色という意味らしいです。

製造期間も長く、シリーズ展開も多いので北欧ヴィンテージ食器の中では割と目にする機会が多いと思います。私もハマってすぐの頃から存在は知っていましたが、割と長いことこれは全然ピンとこなくてずっとスルーしていました。
独特の錆色が金属の錆を想像してしまって、あまり飲み物や食べ物をこれで摂りたいな、と思えなかったんですよね・・😞

そんな中で急に迎えることになったのは、実は旦那は以前から結構ルスカが好みだったらしく、ある日ショップで「買う。」と言ったから。
北欧ヴィンテージ雑貨のお店で今までも度々目にはしてきましたが、ルスカは模様の個体差と状態の良し悪しの差が特に大きいシリーズな気がしていて、よく通っていた松本の北欧雑貨のお店で出会った時その状態がとても良かったので決め手になったらしいです。
よく通ってたお店は松本のKirsikkaさん。Taikaもこちらで購入しています。

私は正直「え、買うの?!」って感じだったんですが、いざお家で使ってみるとこちらがまあとても良い・・🙄(ほれみろ)
存在に重厚感があるのでおうちのコーヒータイムをしっとり?しっぽり?落ち着いて過ごしたい時に一気にグッと深い雰囲気が出ます。
カフェ感というよりは喫茶店感、と言った感じでしょうか・・。
雨が振ってる日にジャズとか聴きながらでもいいですよね。
あと何故かずっしりしたチーズケーキ食べる時にはこのよくカップを使いたくなります。

そしてヴィンテージにありがちな容量少ないよ問題も、こちら割と多めの250cc。
助かる〜〜〜!!🥳助かるよRuska〜!!大好き〜!!


そんな訳で主に私だけが楽しい感じでお送りしたカップ&ソーサー紹介。

今回はなんとなく北欧食器の回でしたけども特に北欧に限らず世界中の器が好きなのでまだまだおうちには思い入れのある子が沢山います。
頑張って撮ってきた器と料理の写真の整理にもなるのでぼちぼちまとめていけたらいいな。

クリスマス前に、自分にも大切な方への贈り物にも、ずっと一緒にいたいと思える素敵なカップを選んでみるのはいかかでしょうか☺️💕


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