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えまだより。vol.9




 きょうは手話!
 以前の記事でもお話した通り、わたしはいま言語学習をしています。2025年の夏には、東京で聴覚障がい者の方のオリンピックこと、デフリンピックが開催されます。日本でのデフリンピックの知名度はかなり低いと言われていますが、実がパラリンピックよりも歴史は長いんですよ!これを機に、もっとたくさんの方にデフリンピックにも、手話について興味を持っていただけたら嬉しいので、手話の作品を紹介します!



ーアニメー

〇ゆびさきと恋々

 わたしも毎週欠かさず追いかけてる今期のアニメ!聴覚障がいをもつ、主人公の雪とその周りの人たちの人間模様を描いた作品です。恋愛要素強めだけど、そこここに手話も散りばめられていて勉強にもなるし、かなり癒されると思う。フライヤー画像もかわいいのだけど、アニメ映像もめちゃめちゃきれいなので、眼にもいいですよ。(推薦方法特殊)


〇聲の形

 参加しているサークルで、「昔は聴覚障害のある人たちはいじめられて石をぶつけられることがあったから、いまでもおじいちゃんおばあちゃんたちは、頭に石が当たる手話で”ろう者”を表現する人がいるんだよ」と教えてもらって、かなりショックだった。この作品の中でも、いじめ描写が出てくる。自分と違うこととの向き合い方についても、考えさせられる作品だと思う。
 根本的な性格の問題で、似合わないことをしてからかわれるのが嫌だとか、思春期には誰にでもあることだと思うけど、一歩踏み出す勇気が必要なだけで、あなたの心の動く方に進んで見たっていいんだよと教えられる作品だと思う。



ードラマー

〇オレンジデイズ

 前に所属していたサークルの中に、このドラマがきっかけで手話を始めたという人がいた。10年前のドラマだけど、手話に興味が湧く理由がわかる。みんな、手話スキル高い。めっちゃ上手。わたしは大学に通っていないけど、憧れるキャンパスライフがここにあったよね。みんなそれぞれに、いろんなものを抱えていて。みんなを繋ぐ”手話”がそこにあって。”青春”、”仲間”という表現のとっても似合う作品。聞こえない私と、聞こえるみんな。友人との付き合い方も、家族との付き合い方も、悩みながら一つずつ答えを見つけようと進んでいく、主人公の生き方もとても素敵なの。障がいがあるとかないとかじゃなくて、なにをやる/やらないかなんだなって強く感じますね。


〇星降る夜に

 サークルで手話を教えてくれている先生も、好きと言っていた。わたしもかなり好きでした。こちらもみんな手話が上手なのよ。ストーリーもけっこう好きでした。聞こえない世界で生きる勇敢な彼に、周りの人はどれだけたくさんの刺激をもらっていることか。実際に、ろう者の方って物事をストレートに伝えてくれる印象強いのだけど、そういうところまでリアルにドラマで描かれている。あまりに素直な言葉に、ドキリとすることもあると思うけど、やっぱり助けられることが多いんじゃないかな。



ー映画ー

〇エール

 家族の中で唯一の健聴者のポーラ。歌手になることを夢見るけれど、聞こえない家族と離れて暮らすことになる。彼女の葛藤と、家族の出す決断に注目の作品です。彼女が歌っているシーンで一瞬、無音になるシーンがあるのだけど、聞こえない家族が世界をうまく表現されていて、引き込まれる。


〇Coda あいのうた

 『エール』のリメイク版らしく、ストーリーはとても似ているけれど、個人的にはこっちの方が好きだったかな。聞こえない父と、ルビーが二人で話し合うシーンがあるのだけど、そのシーンがたまらなくいい。本当に好きなシーン。



 手話の作品6つを紹介させてもらいました。普段、テレビ観られないので、全部Netflixで観ました。Netflix会員のみなさま、全部Netflixで観られますよ(鬼デカボイス)。少しでも気になる作品ありましたら、再生ボタンを押してみてくださいね。

 きょうも読んでくれてありがとうございます。また次回の『えまだより。』で、お会いしましょう。またね。





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