20年あれば4か国語が習得できる
これからの時代もはや英語だけ勉強していればよい時代は終わっていくだろう。
「英語を勉強しなければならない時代」から「英語だけ勉強しているだけでは取り残される」という時代に変化しつつあるともいえる。もちろん語学以外を武器にできて、日本に永住する覚悟がありや日本のものに満足できるというのであれば日本語だけでも良いだろう。
しかし語学で勝負しようと思っている人は英語だけでは難しいのではないかとここ最近自分は考えている。
英語は大前提で、その英語だけだと強豪相手が多く埋もれてしまうということになる。
語学系ブロガーの方でよくTOEICの点数を伸ばすことを目的にしている人を見かけるが、その学習スタイルが通じたのはおそらく20世紀までだ。実際その人も英語だけでは食っていけないと認めている。
日本人にとって外国語=英語という先入観があり、特に大人になってから今まで勉強したことが無い外国語を学ぶということは非常に労力を要する。
しかし平均寿命が100年になる時代に、時間は十分にあり、人生のモチベーション維持、新しい発見や新しい刺激としても外国語はやっていて損はないだろう。
外国語の勉強をしていると、とにかく新しいものを見つけることが圧倒的に増えるので刺激は多い。日本にずっと暮らして日本語のコンテンツだけを見ていると、ちょっと飽きてくる部分もあるが、外国語で見つけることができるものはとても好奇心を刺激できる。
日本語の世界観だけ過ごしていると、どうしてもどこかで見たことがあるものが必然的に多くなり、刺激は少なくなってくる。
そして外国のコンテンツなどを見るからこそ、また日本のコンテンツを飽きずに見られるという好循環も発生する。
例えば1つの言語の習得に必要な時間を5年と単純計算するならば、20年あれば実は4か国語を話せるようになると計算できる。
さらに外国語学習のノウハウを身に着けていけば、習得スピードはさらに速くなっていくので努力の仕方や量を増やすことによってはその半分の時間でできるともいえる。
最初の成功体験を糧にすればその後も習得できる外国語は増やすことができるし、「外国語脳」のような部分は共通しており多少は通じるところがある。
人間は慣れるようにできているので、別の外国語学習で経験したことをヒントに次の外国語学習のスピードを速めることも可能だ。
生涯学習の時代だといわれる中で、語学を武器にしていくのならば数か国語を目指したほうが良い時代だと言える。また語学を学ぶということは様々な文化や人々に触れるということでもあり、自分が享受できる文化や利益の拡大を意味する。
例えば現在20代の人が40代になったとき日本語以外に4か国語を話せるというのは非常に大きな武器になるだろう。
人生の中で学べる外国語の数をどうしても自分で少なく考えがちで、自分も英語だけに特化していた時期があるし「多くても2か国語が限界」と考えていた。
よく数か国語がしゃべれる人がテレビなどで取り上げられるが、あれは本当に天才中の天才で特殊な人で自分とは物からして違うと限界を定めていたともいえる。
学びたい言語自体はいくつかあるが、どうしても絞らざるを得ないというのが多くの外国語学習者に通じることなのではないだろうか。
しかしよくよく考えれば成人した以上これから脳が劇的に変化することはないが、それは同時に急激に衰えることもないということを意味する。つまり数十年かけて一生外国語を勉強していくのであれば、十分にさまざまな言語を学ぶ時間は存在するのだ。
また数か国語を同時に勉強するというのは一つの外国語に飽きたとき、代わりに何か別の外国語を学ぶということを選べるので継続がしやすいということも意味する。
実際今の自分はトライリンガルを目指して2つの外国語を同時進行で学んでいるが、このことで非常に助かっている部分もある。
2つ以上の外国語を学ぶことを「負担」と考えるか、「刺激」と考えるかで異なってくる。また1つの外国語だけに特化している場合強豪相手が多いことと、その外国語の需要が将来的に少なくなった場合リスクとなることも意味する。
そんな時代の中で自分がこれから20年かけて学ぶ4つの外国語について、現段階の計画を書いていきたい。同じくこれから外国語学習を開始しようとしている人にとっても参考になるかもしれない。
また自分が習得しようとは考えていないが重要度の高い外国語についても考察をしている。
1:英語
これはもう大前提も大前提で将来を通じて一生やっていくものだと思っている。
今の時代英語というのはアメリカやイギリスの言葉ではなく、シンガポールやインドの言語だと考えたほうがよいだろう。新興国インドの需要を見据えれば、アメリカに次いで英語圏最大の大国に適応することができるともいえる。
意外と見落とされがちだが、これからの時代英語とはインドに対応するためのツールとなり得るだろう。
また中国・香港系の人々も英語学習熱が高く、日本人が中国語を学ばなくとも英語が話せれば中国のエリートとは意思疎通が可能だ。
アジアで最も先進的なシンガポールに永住することができれば勝ち組だし、アジア最大の新興国インドの言語だと考えれば非常に可能性が大きい。21世紀もやはり英語の時代だと言えそうだ。
ちなみに自分は英語の勉強を海外のユーチューバーを見るか、ドキュメンタリー番組を見るかで学んでいる。
例えば戦闘機に興味があれば、戦闘機を特集したドキュメンタリー番組が無いかと調べると、スホイ設計局やミグ設計局を特集したマニアックなものまで見ることがでできる。これは日本ではほとんど放送される可能性が無いマニアックなものなので、英語ができるというだけで見れる番組が圧倒的に増えることを意味する。
戦闘機に限らずあらゆるジャンルに番組があり、更に英語を話す人々も多いので、英語は本当に万能だと言える。
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