モテようとする事は今の時代「コスパ」が悪い

自分の感性が劣化したというか、悲しい考えをするようになったなと思うことがある。

それはモテることや、モテようとすることって冷静に考えて大変というか面倒で労力がかかるということだ。

モテるまでの道のりの長さが、もはや今の現代人には途方もなさすぎるという時代になっているのではないか。

モテることは普通のことではないし、そもそも凄いこと以前に、普通のことができない人がいることも普通なのだ。


まさにnoteの名の通り、つまりノートに自分の考えをまとめるためだけに書くような内容になってしまうので、正直興味が無ければ誰も読んでくれなくても構わない。ただ単に自分が考えていることなので、これを読んでくれ!と熱烈に思わないし適当にダラダラ長々と書いていくだけだ。面倒な思考が続くだけなのでどうぞスルーしてくれてかまいませんし、読みたい人だけ読んでみてください。

ただ今回はめちゃくちゃ長いです。


なんで一般公開せずにnoteでこういうことを語るかといえば、そもそも今の時代ネットが面白い自虐話をすれば盛り上がるという時代でもないからなんですよね。ブログで不特定多数の方に後悔するより、買ってまで読んでくれる人向けに書いていきたいと思います。

捻くれたことを語ればそれが面白く受け止められるかといえば、ただ単に侮蔑対象として見られたりするだけで、面白おかしく受け止められるわけでもない現代において、赤裸々に語ることが割に合わない時代になっている。

古き良きネット民的な考え方ってもうそれほど理解されるものでもないんだなと寂しく思ってますね。

ブログで不特定多数の方に公開するより、買ってまで読んでくれる人向けに書いていきたいと思います。


それはともかくなんというか人間として落ちぶれてから、徐々にモテたいという意識が希薄になっている自分がいることに最近気づく。

男性に限らず女性においても男女ともに、よくよく考えるとモテるための努力がいかに面倒かという途方もなさを理解できるし、それをあまり求められなくなっている今の社会って楽といえば楽だよなと思う。


自分は彼女がいない、しかしそのことに関してもはや何とも思わなくなっている。女性の場合は彼氏かもしれないし、中には同性が好きな人もいるだろう。

いずれにせよ恋人がいる状態というのを人間は欲するようにできているし、それが叶わない状況になると不満なり、嫉妬なり焦りのような感情が湧いてくる。

自分も以前はそうだったが、ここ最近そういった考えが無くある意味楽といえば楽な状態になっている。嫉妬や苛立ち、孤独感のようなものが希薄になっておりこれでいいやという精神状態になってしまっている。


そもそも今の時代、モテることが男の至上主義だという風潮でもないし自分と同レベルやそれ以下の人がいくらでも見つかる時代になっている。

そもそもモテることがもてはやされ恋愛至上主義だったバブル時代ですら実際に彼女がいた男性の割合は3割に過ぎなかったというデータも見たことがあるので、彼女いない人の方が多数派だともいえる。

サッカー強い国の方が例外的で大部分の国は弱いみたいな話ではないが、サッカー強い国や彼女がいる人のほうが特殊なのである。

女性も、今や彼氏いない人の方が普通だろうし、そもそもいい男がガチで激減していて自分の様にダメな男だらけになっている。男の数自体は多くても、いい男の数となるとマジで少ない。


それでいえば自分が底辺だと名乗ることに抵抗がもはやなくなっているのも、今の時代もはや「底辺しかいない時代」になっているからだ。


経済的に裕福な国の方が限られた少数で、実際には貧しい途上国の方が多いみたいな話ではないが今の時代もう負け組であることが普通の世の中になってしまっている。

自分もかつては底辺を見下す側でそうなりたくはないと思っていたが、いざなってみるとそれが普通のことになってしまうし、似たような人が大勢いることに気付く。


今の草食化した男子では「美味い酒飲んで、上手い飯食べて、良い女と付き合うのが男の生き様だ」みたいなガツガツした人は少数派になっている。

草だけ食べていればいいという草食動物の群れみたいな状況に日本社会がなっているし、それで草食動物は幸せなのだ。自分もその羊の一人で、みんなそこまで狩りしてないし動いてないしこれでいいのかなという楽さに染まっている。


生きるだけでも大変な時代に、もうわざわざモテようとしている場合でもないほどに余裕がないのが現代人だ。努力に対しての見返りが割に合わな過ぎる、それが悲しい現実でもある。


モテることや彼女作ることの大変さを別のことに例えてみる。

以前テレビでキジ猟をしている人が特集されていた。

最近流行りのジビエ料理に野鳥として提供するキジをハンティングしている女性猟師が紹介されるという内容だった。


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