一人旅で奄美大島に行ってきた話〜2回目・夏編(スキンダイビング)〜
台風の影響が残る海岸
スキンダイビングは午前中は崎原海岸、午後は倉崎海岸にて。
以前来た台風の影響で、赤土が舞っているらしい。これでも濁っているとか・・・!素人には分からぬ。
シュノーケリングは今年の2月以来だが、不慣れでつい鼻呼吸してしまう。ゴーグルは鼻まで覆われていて、鼻呼吸するとゴーグル内がすぐ曇ってしまうのである。波がかぶって、棒の先端から水が入ってくる。おかげで鼻と口が塞がれ
ブフォ!!!!
吹き出しまくった上、5回くらい死を覚悟した。
一緒に参加した方も一人旅のご様子だが・・・まずい。
完っ全に海の男なんですけど・・・!
私もできると思われて、指導省かれたのかもしれない。泳力には自信があるものの、海は訳がちがってくる。マジで浮き輪ないと死ぬ。
全体的の所感として、今回相当スパルタだったと思う泣
もっと丁寧な指導がほしいところだった。上手い人とのコンビだったから難しかったのかなあ?泳げない場合は全力で伝えた方が良い。ガイドさんがどれだけ配慮できるか、相性もあると思うけれど、コミュニケーションが相当大切だと感じる。素人は海上では全く余裕がない。
てか。。。
波高くないか?!
シュノーケルの先端に海水が入って、息を吸う度に水が入ってくる。我慢ならず、ガイドさんに、立ち泳ぎで「水が入ってくるんですけど!」と泣き顔で訴えたら「口からふーって吐き出せばいいから!」とのアドバイス。
もはや吐く息で対処できる量じゃないんだよってキレそうになった。奄美大島でキレたくないよ私は・・・!海人に状況が伝わらなくて泣きそうになる。そんな中で、映えるどころではなく午前が終了。フィンは泳ぎを助くのだがシュノーケルは凪の状態でなければ難しいと学ぶ。
癒しのハンドパン演奏
お昼休憩は、ガイドさんが突然楽器を演奏してくださるという、素敵な時間が訪れた。
これは、2001年にスイスで誕生した楽器のハンドパン。ガイドさんはハンドパンで素晴らしい音楽を奏でていた。突如奄美にスイスが爆誕したのは、カオスの極みである。しかし、どんな人が叩いても不協和音の出ない癒しの音色に、体の緊張の糸が一気にほどけたのであった。自然な眠りに落ちる前の、ふんわりとした心地にさせられたのだ。ハンドパンはスイスより、奄美大島の方が似合うのかもしれない。
湖のように凪ぐ世界で
午後に潜った場所は、湖のように波のない海岸だった。
最初からここでいいじゃん!!
内心キレそうになった。しかし、台風と雨雲でころころと天候の変化する波の状況は、プロに判断を委ねるしかないのである。やっと慣れてきたところで、ウェットスーツを着用し、腰に3キロの重りを付けて素潜りしてみることに・・・!
青い魚、熱帯魚コーナーにいるなあ。本当に「野生」で泳いでいるんだね・・・!感動した。
正直、2m以上潜ろうとすると想像以上に耳が痛くてびっくりした。素潜りができたのが後半で、耳抜きのやり方とか聞く余裕がなかった・・・。サンゴが近いのに遠く感じる。嘘や・・・真っ逆さまに水に入るのだが、体自体が思う様に沈まない。人間の脂肪は想像以上に浮力が高いようだ。プールだと実感できないのだが、海だと3キロの重りでも不足しているように感じる。重りが心配だったのだが、浮き上がるのは簡単であった。謎。
耳抜きとか教えてもらったら、もっと近い距離でサンゴの下とか覗けるようになるのかな?
また海の世界を見てみたいな。
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