見出し画像

毎日投稿していた頃を振り返って

2024年11月中旬まで、noteに毎日投稿していました。投稿数は1000記事以上。執筆自体は習慣化していたものの、調子の良い日もあれば、筆の進まない日もありました。

それでも、毎日続けることで得られたものはたくさんあったと、あらためて実感しています。

ここでは、二週間経って感じたことや毎日投稿していたメリットを、かんたんに振り返りますね。

・緊張感が心地よかった:
人に読んでもらう前提で文章を書く毎日は、自分にとって良い刺激になりました。まるで毎日、バッターボックスに立つような感覚。

・習慣化の効果を実感:
毎日のルーティンのなかにnote執筆を組み込むことで、大きな負担なく続けられました。

・「毎日」の方が楽だった:
書くことが日課になっていた分、あとは淡々と書きすすめるだけでした。書く時間がない日は、早々に写真と短いキャプションだけで済ませる柔軟さも心地よかったです。

言語化が楽しかった:
書くことで頭の中を整理し、自分と向き合う時間が持てました。「今日一日、自分はこんな事を考えていたんだ」と再認識する日々でした。

・noterさん・ことばと向き合う人々とのつながり:
他のnoterさんの深く掘り下げた思考や問題提起、読書レビューに触れることが楽しみでした。思いがけない一文を発見することも!そこには、読書離れがまるで嘘のような、ことば豊かな世界が広がっていました。

・デトックス効果:
書くことで心のもやもやを整理し、前むきな気もちを取り戻しました。

・楽しい話題でポジティブに:
しんどい日も、楽しかった過去の経験を振り返りながら書くことで、気分転換になりました。「あのときの自分も頑張っていたなあ」と思える瞬間が、自分を励ますきっかけに。投稿直後は「ただの現実逃避だったのでは?」と感じることもありましたが、翌日になると、それが心のバランスを取る一助になっていたと気づきます。

・「ただ続けること」の価値:
目標はシンプル。毎日投稿ボタンを押すこと。もし敵があったとすれば、それは自分の中のエゴだったと思います。今日は辞めたいと思う日もありましたが、投稿するほうがむしろ楽な心境だったのです。今でも、苦し紛れに毎日つぶやいていた日も、続けた記録としてそのままにしたいと思います。

・締め切り効果:
「毎日」という締切があったからこそ、自然とモチベーションを保てました。

などなど。

ですが、毎日投稿をやめた途端に子どもが発熱し、「今日は看病に専念できるなあ」と思えたことは不思議な安堵感でした。

それまでの私だったら、10分のスキマ時間に「発熱しています」と投稿していたかもしれません。でも今回は、それすらしませんでした。

これまで挙げてきた「毎日投稿のメリット」とは、まったく異なる心境です。
ただ、どの時点の心境も、自分そのものの思考に変わりありません。

毎日投稿をやめて一週間。
相変わらず、毎日、何らかの原稿を書く生活に変わりはありません。

ですが、小さな変化もありました。キッチンが小ぎれいになり、部屋の断捨離を再開。暮らしの優先事項が入れ替わったことで時間的余裕が生まれ、プレッシャーから解放。家族と向き合う時間まで増えた気がします。

毎日投稿を続けることで得たもの、毎日投稿を手放すことで気づいたこと。
それぞれが、私にとって大切な経験。どちらも、意味のある選択でした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集