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何かがうまくいかないときはだいたいこいつらのせい

こんにちは、いけかよです。
突然ですが、みなさんは「今日も無為に時間を浪費してしまった……」と思って自己嫌悪に陥ることってありますか?

そんなことないよ!っていう方はここで閉店ガラガラです。さようなら。
あるーーーー!っていう方は、ぜひ読み進めてくださいまし。

SNS見てたら一瞬で1時間経ってたとか。
なんとなくダルい昼下がりにちょっと昼寝しようと思ったら3時間マジ寝しちゃったとか。
◯◯しようと決めてた週末もけっきょくテレビ見て終わっちゃったとか。
3時間もかかって3行しか書かれへんかったとか。

いけかよはこんなんがしょっちゅうあります。

もう、イヤになっちゃうのですが、でも日々暮らしていると「絶好調!」って言える日の方が少ないし、モチベーションが上がる出来事ばかりがあるわけじゃないし、休息も娯楽も無駄も必要だし。

なかなか思ったようにことが進まないとか、どうにも気分がのらないとか、病気でもないのに体調が思わしくないとか、そんな自分を、わたしは昔はすごくすごく責めていたことがあります。

「なんで自分はこんなにダメなんだろう」
「同い年の◯◯ちゃんはこんなにすごいのに」
「△△ちゃんとかはもっとやってるのに」
なんて、他人と比べてドツボにはまっていたのです。

不健康ですね!

でも、最近はあまりそうは思いません(ときどきは思っちゃうけど)。
なぜかというと、多くの場合、自分が悪いわけではないということと、自分だけがじたばたしたところで抗えないものが3つあることがわかったから。

今日はその3つの要素をご紹介しながら「がんばる」とはどういうことかをお話したいと思います。

①気圧

気象が人体に大きく影響するというのは昨今はよく知られるようになってきたんじゃないでしょうか。
「気象病」なんて言葉も一般化してきたと思います。
お天気によって頭痛やだるさなどのさまざまな不調和が現れることを指します。

これって、生まれつきの体質もあるようなので、自分がどんな気象のときにどんな体調になるか、どれだけ影響を受けるタイプか、見極める必要があります。

いけかよの場合は、気圧が落ちてくると気分が沈んだりなんにもやる気がなくなったりする傾向があるなと感じています。

なので、ちょっと自分が調子悪いなーというときは「頭痛ーる」というアプリで気圧を調べたりしています。

お天気なんて自分ではコントロールできませんから、そこはもう開き直りで「南の島のハメハメハ大王」を見習っています。
→♪ 風が吹いたら遅刻して 雨が降ったらお休みで

もちろん現代社会を生きるわたしたちがこのとおりにはなかなか出来ませんけど、それでもたとえばお天気がいいうちに思考力を要する仕事は片付けておくとか、ツボを押すとか、いといろできることはあるのです。

こちらの書籍が気象病については詳しいですのでご興味ある方はご一読を!

その痛みやめまい、お天気のせいです――自分で自律神経を整えて治すカンタン解消法
若林 理砂 (著)


②ホルモンバランス

女性はとってもわかりやすいと思うのですが、代表例として生理にはかなり体調は左右されますよね。
ホルモンバランスと聞くと女性の問題として取り上げられていることが多いですが、もちろん男性にもホルモンバランスはあるし、自律神経とも密接です。

このホルモンバランスもかなり人によって差があるので、みなさんそれぞれの体質や傾向をよくチェックしておく必要はあると思うのですが、いけかよの場合は「なんか調子悪いなー」と思うと、生理前だったとか、よくあります。ルナルナは使ってます。

なんにもやる気出えへん。力も入らん。イライラする。寝ても寝ても眠い。なんもアイデアでてこーへん。
もういやや!あたしなんてあたしなんて。
と思ってたら、なんやPMSやったんか、という腹落ち。これが大事。
ほんで生理がきたらあきらめる。

あとは睡眠不足とか疲れてるとかよく眠れてないとか太陽浴びてないとか、いろいろあると思うんですよね。ホルモンバランス乱れる原因って。

これも、できる養生はしながら、あまりじたばたしないで元気な日にいろいろすましておくとかで対処ができるのかなーと。

③星のめぐり

その歴史は紀元前にも遡る占星術。そしていまもなお、人々の心をとらえて離さないですよね……!!
特にー昨年頃から「風の時代」なんて言われて、星占いといえば女性の好物なような印象でしたが、いまやビジネスマンや男性にも占星術好きが増えてるイメージです。

そもそも占星術は「学問」なわけで、その読み解き方や解釈、表現が占い師によってものすごく違う。
最近はその紐解きがとても豊かで上手な占い師さんが目立っている気がします。みなさんの中にも思い浮かぶ人が幾人もおられるのではないでしょうか。

いけかよも、真木あかりさんというすごく好きな占い師さんがいます。彼女は「占いは“使う”もの」と言います。決して「今は水星逆行だから要注意!」なんて安直なことは言ったりしません。ものごとには「良い」「悪い」って基本的にないし。

でも、生きてると、どれだけ頑張ってもうまくいかないこともあれば、全然頑張ってるつもりはないのにトントン拍子に事が運ぶっていうこと、あると思いませんか?
これって、人智の及ばない、なにか大きなうねりの影響のように思えてならないのですよ。
その象徴が、いけかよにとっては「星のめぐり」なんです。

気圧も◯、ホルモンバランスンも◯、でもなんかアカン!というときは、星のめぐりが悪いんです。ええ。

きっとあなたは悪くない

なにがいいたいかというと、とにかく自分が悪いと思わないほうがいい、ということなんです。
そのために、ぐるぐる回る思考の落とし所として、いけかよが発見したのは「気圧」「ホルモンバランス」「星のめぐり」なのです。

わたしたちは、体調でも気分でも状況でも、うまくいかないことがあるとその原因探しをしちゃう生き物なんですよね。

ちょっと鬱っぽい感じがすると思ったら、そのことばかり考えてしまう。
どうにもダルい日が続くと思ったら、そのことばかり考えてしまう。
他人に比べて自分がダメだと感じたら、そのことばかり考えてしまう。

そして、けっこう内罰的な癖がある人は、かつてのいけかよのように自分になにか原因があるんじゃないか?!と、自分イジメをはじめちゃうんですよね。

もちろん、冷静なフィードバックや反省も必要なときもあるでしょう。でも、だいたい「反省」なんてそんなに役に立たないような気もしています。

でも、「これは自分が悪いんだ」と思ってしまうことこそ思考停止だし、すべての不調和の始まりやと思うのです。だって、往々にして自分を責めたところでそこからは不毛で見当違いな結論しか導き出されないんやから。

たとえば「自分はなんてつまらないアイデアしか浮かばないんだろう。それはきっと私に勉強が足りないからだ!そうだ!勉強だ!よし!GL◯BISに通わなきゃ!資料請求!」
って、資料請求で済んだらええけど。ちゃうんちゃう?という話(GL◯BISにはいいコンテンツもあるので決して無駄にはならないと思うんですけど。ええ)。

でもそれはきっとあなたがアホだからではなくて、気圧かホルモンバランスか星のめぐりのせいで、ちょっと頭がぼーっとしている日だからってだけなんじゃないでしょうか。
そんな日は早仕舞いしてしっかり寝て、次の日お天気よけりゃー散歩でもして、そしたら気持ちも明るくなっていいアイデア浮かぶんじゃないでしょうかね。

自分を責めるくらいなら、自分以外のなにかのせいにして、明日でいいことは明日に回せばいいんじゃないかなと思っています。

最強は「気にしない」こと

ちなみに最後に全部をひっくり返すようなことを言いますが、ここでいけかよが言っていることに根拠はありません。
あなたにうまくいってないことがあるとして、それにはきっと原因はあるでしょう。でも、それを追求することにあんまり意味ってなくないでしょうか。
もちろん、重篤な病気のサインだったとか、そんなこともありうると思います。でも、今回のように「なんとなくうまくいかない感じ」程度の場合って、その原因をつきとめたところで、スッキリはすれど、「で?」みたいな話だと思っていて。

「がんばる」っていうのは、自分に鞭打つことじゃなくって、自分の機嫌を自分でとりながら、「50点」くらいの日常を保つことなんじゃないのかなぁと思っているんです。
そして重要なのは、ちょっとでも気持ち軽く前進することのほうかなって思っているんです。

それがたとえ「もう今日は寝る!」っていうことだったとしても、自分いじめをして1箇所でぐるぐる悩み続けているよりは、前進してるって感じしませんか?

自分をいじめるって自分のエネルギーを削るし。
開き直って諦めたほうが時間も無駄にしなくて済むし。
そのほうがきっと自分を好きになれるし。
自分イジメの不健康サイクルに陥るくらいなら、根拠がなんであれ、自分を納得させるための方便としての「気圧」「ホルモンバランス」「星のめぐり」なのです。

そして、この3要素をもってしてもアカンとき。そのときは「気にしない」という伝家の宝刀で不健康な自分に立ち向かうと決めています。

ちょっと鬱っぽくてもだるくても腰が痛くても、日々ちゃんと食べられて動けて仕事の締切を守れているなら、その不調和は気にしない。

だってきっと1週間後にはいまこの瞬間悩んでることなんて忘れてるもん。
逆に言えば、1週間経っても悩んでたら「マジ悩み」枠に昇格させて、じっくり冷静に傾向と対策を練ったほうがいいかもしれない。

なにかちょっとうまくいかないときは、きっとそれは気圧のせい。もしくはホルモンバランスのせい。あるいは星のめぐりのせい。それで乗り切っていきましょう。

あ、そうだ。今ならもれなく「コロナのせい」ってやつも有効です。

どうかみなさますこやかに、日々ご自身を愛せますよう。
では、また!

Text by いけかよ(よむエラマ編集長/エラマプロジェクトCPO)

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