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・エコツミ・
2021年8月16日 10:02
「 誰(た)ぞ彼は 」いつかまたこの場所でと告げた橋が明日ついに壊されます止める手立ては 何もなくって伝える手立ても 何もなくって今日も唇結んでいます百年(ももとせ)が過ぎたような変わりようにあなたきっと驚きますそれでもきっと 何もないよにそれでもきっと 何もできずにやはり笑って立ちつくします最後の勇姿みるために 今からぽつんと向かいましょう長い長い影が足元まで届く
2021年8月13日 16:48
「 偽月(ぎげつ)」四角い部屋の中に一人壁一面の山脈を見る目の前には海と川の写真本棚には知識が眠ってるぼくはこの部屋に生まれ育って外があるってこと理解したけどここは暑くも寒くもないから行かないよ どこより簡単さニセモノの月とニセモノの恋ぼくはここで永遠を夢みるニセモノの月とニセモノの恋ぼくの影は地に吸い込まれたぼくの頭にはみんながいるよ出会い別れ微笑む舞台さい
2021年8月12日 11:31
待ってたのは一台たった一台の車のはずなのに私は知らず知らずに手を挙げてしまうせめて一人だけを待ち続ける強さがあったならきれいに生きたかもしれなかったね一人で待っていられないのよいつもいつもヒッチハイク 目的地もないのに100mいつもいつもヒッチハイク 止めるためならスカートもたくしあげる欲しかったのは一枚たった一枚の上着のはずなのにそしたらお行儀良くくるまってたかもし
2021年8月11日 16:00
今日は 月が 白いアップルパイは 冷めたポストの手紙も そのままだしきみは 靴を 脱いだトリは 胸が イタイ子守歌は きえたきみが いるのも パパママだしいつも 笑顔が 脱げないきみがみてないとそらがうごくよぼくの涙で きみの口紅おとすから おとすからきみは もう 笑わなくていい笑わなくていいんだ空が とても 黒いハチミツの ビンは 締めた子犬の くすりも あ
2021年8月10日 16:47
五月雨の降る時分 すれ違った人がいました蛇の目傘で迎えに行ったら 私を見つけてくれますか?砂の数かぞえおえても まだ遠いあなたですからたとえ想いをさしだしても 気付けるはずもないですねさらさら涙流しても 受け止める頬が冷たすぎますぽろぽろ涙凍ります 星にもなれず でも光るおはじき はじいてはじいてはじいて次はあなたの番なのにおはじき はじいてはじいてはじいていつも一人で遊び