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地域の書店 活性化なるか

このニュースの中で
「地域の書店で図書館の本の受け取りや返却ができるようにしたりするなど、活性化に向けて政府が連携を促す考えを示しました。」とあります。
図書館と書店の連携!?
これはあってはならないと思います。
なぜなら、書店と図書館は役割が違います。
書店で図書館の本の受取と返却が出来るなら、購入者は必ず書店の新刊も借りたいと思います。
無料で!

「借りられるまで待つから予約しといて欲しい」
「借りられるようになったら連絡して」
「これは無料なのにこっちは定価なんおかしい」
など無理難題を吹きかけます。
気持ちは分かります。
購入者、利用者を混乱させてはいけない。
本来、受取りや返却の仕事は書店員ではなく図書館の司書さんたちの仕事です。
なぜ書店員が図書館員さんの仕事をしなくてはいけないのか?
図書館の仕事もして書店員の給料は誰が出すのか?
図書館の仕事を請け負うのにテナント料は書店持ち?
色んな問題が起きます。

図書館員の仕事を書店員にさせて司書さん減らすつもりデスカ···?

実店舗とネット書店との差別化
国がやるべきことは規制するしかなかったと思います
■ネットで本を購入するには送料が必ず掛かる
■ポイントはつかない、など
書店を守る!
文化を守る!
と言うのならネット販売とは差別化を図るべきで、明確な区別をつけないと購入者は絶対にお得で便利な方へ行きます。
今から規制するとネット書籍の販売数も減少しそうなのでもう無理でしょう···

既存の書店を守るのか、書店を増やすのか

既存の書店を守る策が最初に記したニュースの案なら、あまり期待出来ませんよね(^_^;
図書館の利用者は書店とは違い売上には繋がらないんです。
それ以外の案を期待しましょう。

書店が減少した原因は色々とありますが、どこも必死にアイデアを絞り出して、考えて考えて努力した結果でも今の現状になってしまったからです。
少子化や人口減少も解決してない現状で書店だけを守り、増やすことなんて到底不可能
(本来守るべき伝統文化は他にも沢山あります。今、なぜ書店だけが?って疑問が浮かびます。)

今から実店舗を増やすのは相当難しいと思います。
役場など公的機関の中に書店を置いて経営してみてから現状を把握すればいいんです。

万引きされれば利益など無くなります。
それくらい利益の少ない世界です。

場所は公的機関や病院など、人の集まる場所に入って貰い、人件費や賃料は国から補助金なり支援があれば自治体に一つ書店が復活するかもしれません。

すぐにでも実店舗数だけを増やしたいのなら
それぐらいの手厚い支援をしないと無理かと(^_^;

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