えいた☆

主に叙情詩、短編の物語などを綴っています

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  • カイコと暮せば ①〜④

    半ば強制的に同居する事となった『おカイコさま』。それを飼育することになったニートの俺と不登校児イトの、あの夏の命の物語。

記事一覧

銀木犀

俯けど立ち昇る この熱いため息は 冷めやらず千千に別れては 彼方の空に届こうと 舞い上がり遠…

えいた☆
3年前
15

夏が終わった朝に

 久しぶりに早朝、車を走らせることになった。空模様は曇天。爽快な朝とはいかなかったが、空…

えいた☆
3年前
14

気泡

君はそして 黙ったままうつむいた 俺はまた 諦めるしかなくて コーラでも飲もうか といった…

えいた☆
4年前
12

新たの海より

世界はこんなにも広かった 居心地の良かった潮溜まりを追われ 飛び出した外の海は淋しかった…

えいた☆
4年前
10

あなたって馬鹿みたい

少し涼しい風が吹いたから だからってなんだっていうの あなたの心が淋しい理由は あなた以外…

えいた☆
4年前
10

可哀想な姫

 遥か昔、大きな城に双子の姫が住んでいた。 そろそろ世継ぎが欲しかった王は、ふたりの姫に…

えいた☆
4年前
11

鳥と火花

路地裏に隠れて絡めた指と 逸り高鳴る心拍の摩擦 みぞおちはチリチリと 火花を上げて震えた …

えいた☆
4年前
12

エリーゼのために

闇がさんざめく部屋の中 不確かな曇天の明けを待ち 重く溜めた息を吐く度 喉はひゅうひゅうと…

えいた☆
4年前
18

白いだけの

ときに真っ白なバズルを 延々と組み続けるような 気の滅入る錯覚に襲われる 俺の営みが終わる…

えいた☆
4年前
12

カシスの香りは嫌いだ

白い指がシャツをつまんで 俺を引き寄せ耳打ちをする なんていったの 周りがうるさくて よく…

えいた☆
4年前
13

小さな燈火

 かれこれ7年くらい前になるだろうか。  イトの通っていた保育園で年長組が主役になる、と…

えいた☆
4年前
13

蛍火

生きているということは 尊いことだ 聖書を読むように つぶやいてみる 暗闇の蛍火が フワリと…

えいた☆
4年前
14

今日の終わり

一日が終わる 今日が俺の中から またひとつ零れて 手のひらがすこし 軽くなって 淋しさがす…

えいた☆
4年前
11

俺はフル・モンティ

『あいつの書くものはまるでパンツを履かないで外を歩いているようなもの。私にはとても恥ずか…

えいた☆
4年前
14

姉に電話をかける

朝から降っていた雨は昼前にあがり いやに蒸した午後 首筋の汗を拭きながら 遠くに暗く立ち込…

えいた☆
4年前
10

藍色の海に沈む

藍が深くなるほどに 深く深く沈みゆく 眠らずの海 美しい気泡は微笑んで いくつも俺から派生…

えいた☆
4年前
14

銀木犀

俯けど立ち昇る この熱いため息は 冷めやらず千千に別れては 彼方の空に届こうと 舞い上がり遠…

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3年前
15

夏が終わった朝に

 久しぶりに早朝、車を走らせることになった。空模様は曇天。爽快な朝とはいかなかったが、空…

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3年前
14

気泡

君はそして 黙ったままうつむいた 俺はまた 諦めるしかなくて コーラでも飲もうか といった…

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4年前
12

新たの海より

世界はこんなにも広かった 居心地の良かった潮溜まりを追われ 飛び出した外の海は淋しかった…

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4年前
10

あなたって馬鹿みたい

少し涼しい風が吹いたから だからってなんだっていうの あなたの心が淋しい理由は あなた以外…

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4年前
10

可哀想な姫

 遥か昔、大きな城に双子の姫が住んでいた。 そろそろ世継ぎが欲しかった王は、ふたりの姫に…

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4年前
11

鳥と火花

路地裏に隠れて絡めた指と 逸り高鳴る心拍の摩擦 みぞおちはチリチリと 火花を上げて震えた …

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4年前
12

エリーゼのために

闇がさんざめく部屋の中 不確かな曇天の明けを待ち 重く溜めた息を吐く度 喉はひゅうひゅうと…

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4年前
18

白いだけの

ときに真っ白なバズルを 延々と組み続けるような 気の滅入る錯覚に襲われる 俺の営みが終わる…

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4年前
12

カシスの香りは嫌いだ

白い指がシャツをつまんで 俺を引き寄せ耳打ちをする なんていったの 周りがうるさくて よく…

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4年前
13

小さな燈火

 かれこれ7年くらい前になるだろうか。  イトの通っていた保育園で年長組が主役になる、と…

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4年前
13

蛍火

生きているということは 尊いことだ 聖書を読むように つぶやいてみる 暗闇の蛍火が フワリと…

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4年前
14

今日の終わり

一日が終わる 今日が俺の中から またひとつ零れて 手のひらがすこし 軽くなって 淋しさがす…

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4年前
11

俺はフル・モンティ

『あいつの書くものはまるでパンツを履かないで外を歩いているようなもの。私にはとても恥ずか…

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4年前
14

姉に電話をかける

朝から降っていた雨は昼前にあがり いやに蒸した午後 首筋の汗を拭きながら 遠くに暗く立ち込…

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4年前
10

藍色の海に沈む

藍が深くなるほどに 深く深く沈みゆく 眠らずの海 美しい気泡は微笑んで いくつも俺から派生…

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14