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文系でも数学を勉強したほうがいい理由

こんにちは。

今日は、文系で大学受験をしようと考えている方に向けて「数学」のお話をしたいと思います。難しい公式は一切出てこないので、安心して下さいね。

ところで、文系を選択する理由にはどんなものがあるでしょうか?主に「学びたい学問が文系の分野だから」という理由があげられますね。でも、中には「数学に自信がないから……」という方も一定数いるように感じます。そんな方にぜひこの記事を1度読んで頂きたいです。

1. 文系でも数学は役に立つ!


文系でも数学が役に立つと感じた瞬間は2つあります。

1つ目は「就職活動」です。なぜならほとんどの企業の選考フローの中に「適性検査」があるからです。
適性検査には、国語・数学の学力検査と性格検査があります。(業界や企業によって内容は一部変わります)この検査を通過しないと、そもそも面接までたどり着けないことがあります。
適性検査の数学は際立って難しいわけではありませんが、高校で学ぶ数学も若干出てきますので、それなりに対策が必要です。なので、数学が苦手だからという安易な理由で文系を選ぶと、数年後苦しいかもしれませんよね。実際に同じ理由で苦しむ友人を何人も見てきました。ですから、消極的な理由で選ぶのはそれなりに覚悟が必要だと思います。

2つ目は「簿記の試験」です。
簿記とは、企業が活動するうえでのお金の流れを記録することです。大学生や社会人になって受ける人が多い資格の一つです。簿記の資格は、もっとも難しい1級から、もっともやさしい3級までがあります。筆者は大学で簿記について勉強したことがないのに、3級を受けずに2級から受けました。2級になると合格率も低い(大体20%くらいと言われています)ですが、基礎がゼロの状態から試験に合格することができました。
これは、簿記と数学には似ている点があるからだと考えます。簿記も数学も、公式やルールに則って数値を入れて計算し記録することは同じです。だから、簿記の試験は数学の計算問題を解いている感覚とほぼ変わらないように感じました。出てくる専門用語は少し難しいですが、数学の計算問題だと思って臨めば少し楽に感じるかもしれません。

2. 数学の勉強法

筆者のオススメ勉強法は、教科書の基本問題を完璧に解けるようにし、あとは初見の問題をひたすら解いてトライ&エラーを繰り返すというベタな方法です。
具体的には、まず授業で解いた問題を教科書を見なくても解けるようになるまでくり返し解きました。その後は青チャートや学校から配られた問題集で類似問題を解いていました。余裕があれば、先生にお願いをして模試の過去問をもらい実力を試したこともありました。

参考書を何冊も使うことに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、筆者はあえて複数の参考書を使っていました。なぜなら、本番の試験では今まで見たことのないような形式の問題に即座に対応できる力が必要な場面があるからです。(例えば、学校のワークで万全に対策してきたのに、定期テストで全く見たことない形式の問題が出てきたときのあの瞬間です)
この勉強法を試す前は、定期試験の数学は解けるのに、模試になると解けないという悩みを持っていました。しかし、勉強法を変えてからは、見たことのない形式の問題にあたっても「もしかしたら、あの公式を使うことが求められているのかも?」というようなアプローチが浮かんでくるようになり、大幅に点数をアップすることができました。
一度解いた問題を必ず解けるようになることも大切ですが、見たことのない問題にも対応できる応用力にも注目して勉強してみてください。

穎才学院のnoteでは数学の勉強法について役立つ記事を発信しています。興味のある方はぜひ1度読んでみてください!

【数学参考書】青チャートとFocus Gold、それぞれどんな人向けの参考書なの?

大学受験数学の参考書はとりあえずこれを使おう vol.1 旺文社【基礎問題精講】

大学受験数学の参考書はとりあえずこれを使おう vol.2 河合出版【チョイス新標準問題集】

数学の答案を書く。―「実験」からはじめよう―

数学の問題を解くために必要な3つの力

数学の公式は自分で導けるようにするべし。


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