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【数学参考書】青チャートとFocus Gold、それぞれどんな人向けの参考書なの?

こんにちは、穎才学院の講師Kです。
今回は、数学の問題集「青チャート」と「Focus Gold」を比較しました。

両方とも有名な網羅系の参考書ですが、
結局どっちの参考書を使えばいいの?

という疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたのために、本記事ではチャートシリーズとFocus Gold、それぞれの特徴を比較していきます。

特徴を理解して、自分に合った参考書を見つけましょう!

この記事では

1. 青チャートの特徴
2. Focus Goldの特徴
3. 青チャートを使うべき人は?Focus Goldを使うべき人は?

の3つの項目に分けて問題集の特徴を解説していきます。

1.青チャートの特徴

青チャートは、理系、文系問わずに幅広く利用されている数学の参考書兼問題集で、教科書レベルの基本問題から大学入試問題まで、数多くの問題が収録されています。そのため幅広い問題の解法を網羅的に学習することができ、その網羅生の高さから多くの受験生に愛用されています。この一冊を完璧にできればほとんどの大学に合格する力をつけることができます。


特徴としては、各ページに例題(「基本例題」と「重要例題」の2種類)が載っていることです。例題は基本的な解法を具体的な問題の中でどう使うかを身につけるための問題で構成されていて、質の高い問題が厳選されています。また、一つの解法につき一つの例題で構成されています。
単元ごとに定理や公式など、問題を解くときの基本事項がまとめられて、基本事項の解説として公式の導出・用語の説明・例・覚え方なども掲載されています。


2. Focus Goldの特徴


次に、Focus Goldについて。こちらも青チャートと同じく基本的な数学の問題パターンが網羅された参考書で、例題を通して数多くの解法パターンを身につけられるよう作られています。

青チャートと違う点としては、全体的にFocus Goldの方が問題数が多く、難易度が高い問題が掲載されていることです。この1冊で東大を始めとした最難関大学(東大・京大・東工大・東北大など)の数学で高得点を取ることができます。青チャートは網羅度が高いですが、東大理系の数学で高得点を取るには少し物足りません。Focus Goldならば、1冊を極めるだけでどの大学でも数学で高得点を取ることができます。一方で、これは裏を返せば上記の大学を志望していない学生にとってはオーバーワークになってしまうということでもあります。

また、解説で途中式が飛ばされていることが多くあります。そのため数学が苦手な人にはあまり向いていません。

Focus Goldは書店には売っていないため、中古本屋かホームページから購入する必要があります。

3.青チャートを使うべき人は?Focus Goldを使うべき人は?


青チャートを使うべき人は、教科書レベルの基本問題が理解できて、難関大学(大阪大学・名古屋大学・北海道大学など)を志願している人です。センター試験レベルから難関大学の入試レベルまで、幅広い問題が掲載されているため、青チャート1冊を完璧にすることが志望校合格のための最も効率の良い学習になるでしょう。

一方, Focus Goldを使うべき人は、数学が得意で最難関大学の数学で高得点を狙う人、数学で周りと差をつけたい人、数学の玄人です。そのため数学が苦手な人や、受験で数学を使わない人には向いていません。解説が難しく問題の難易度も高いため時間無駄に使うことになってしまいます。

個人的には、青チャートの方が好きです。入試は全ての科目で合格点を取ることを目標としますから、その点青チャートの方が無駄がなく、効率的な学習ができると思っています。


記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。この記事を参考に、自分に合った参考書を選んで、その1冊を完璧にすることで志望校合格を勝ち取りましょう!

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