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 さよならの向こう側

いつか別れがくる ・・

人は生きると どこか心で理解していきます

人生の終りの「 死 」というものがくるということ

命にも人生にも期限があるということ

わかってはいても その時(死)を迎えると
言葉も心も失います

触れること 話すこと
意志や温かさを交わすことができない

顔に触れること 手を握ることもできなくなる

「 死 」はその人の全てが無くなってしまうようで
心身が引き裂かれるような想いになります

目の前にいる愛する心身と「 さよなら 」したあと

「 生きる人は人生 亡くなった方は死後 」
歩みます

どう仕様もない現実です

生きているものは生きているもの同士 
話や悲しみを共有することができますが…

悲しいことに日本では 
心と体と魂が 数日で離れていきます

遺体がない  もしくは 
土葬地域ではない限り
離れなければならないのが日本国条例です
(心と体とのつながりはまたお話しようと思います)

死後、人は短い時間で沢山のことを受け入れていきます

※   誰とも話しをすることができないこと
※   この肉体と離れなくてはいけないこと
※ 愛する人と触れることが出来ないこと
※   意志を伝えることが出来ないこと
※   全てが拒むことが出来ない現実であること

これらを一番初めに受け入れなくてはならないという「 現実 」です

苦しい苦しい現実を越えれば
待っていたものは肉体のない心 

言葉を発することが出来ない世界
肉体はないので痛みは起こりません
ただ、感覚のような苦しみは忘れることはできません

そして・・

霊として存在する場所は 
生きていた時と何も変わらない
現実のこの社会です

肉体と離れるまでは
階段を登るような映像をイメージしたり

お花畑のような場面など
浮かんだりすることもあるでしょう

それはなぜか

「 脳 」が存在するからです

天国 や 霊界 があるように
思われている方もいますが違います

さよならの向こう側 
それは皆さまも存在する現実のこの世界

さよならの向こう側 
生きていた時と変わらない現実のこの世界

気付けば「 肉体のない声なきもの 」として存在します

あなたの大切な人も あなたの中で存在します

生 → 死 → 死後(霊と魂として現実世界に残った)→ 生

リアルに経験しなくてはいけなかったものが語る現実です