見出し画像

おうち英語の始め方|3~4才くらいのお子さま【英語苦手ママ専用】

この頃は動きも活発になり
家庭だけではなく外の世界への興味も増しています。

特徴としては

  • 日本語での会話がじょうずになる

  • お友達や先生への興味が大きくなる

  • 何でも試したい動きたい

そんなときですよね。


ママとしてはふと周りを見た時に
すでに「英語教室に通っている子がいる」と聞いて
胸がざわざわしたりしているころだと思います。


そしてインスタやHPで検索したり
お知り合いに話を聞いて【おうち英語」にたどり着いた。

素晴らしいです!
その検索力とアンテナがあれば
すでに【おうち英語】に向いていると言えます。


【おうち英語】はご家庭でお子さまと一緒に取りくみます。
少しづつですが毎日です。


  1. 毎日か…私にできるかな

  2. 英語苦手だから教えて欲しいんだけど

  3. 忙しくてそんな時間ないな


と思った方、大丈夫です◎
真面目な方ならそう思うハズ。


まずは以下の記事をお読みください。
5分ほどで読めます。


上の記事にあるように、

英語は
◇日本語と同様、毎日やらなければ身につかない
◇歌と絵本だから英語苦手でもできる
「黄金の耳」は6才くらいまで。とにかく始める!


のがポイントです。
上記リンクにあるようにまずは
「耳へのインプット」から始めてくださいね。

その上で、
3~4才くらいの子どもの特徴に合わせた
【おうち英語】を取り入れていくと効果的。


おうち英語を3~4才で始めることのメリットデメリットとは|子どもの特徴を知る


メリット1.日本語のインプットがたまり発語が活発になる

0~2才の時とは違い、
ママが言っていることがだいぶわかっている時期。

赤ちゃん期よりも反応もわかりやすいため
「好き、きらい」がわかりやすい。


これは【おうち英語】にとってもメリットです。

0~2才の時には
「これってちゃんと聞いてるのかな・・・」
「興味があるかわからない」



これがママが挫折しやすいポイント。


3~4才くらいの子ははっきりと意思表示するので
何よりも

子どもが興味がないのに無理強いしてしまう
ことを防げます。


子どもが興味がないものを
ママが取り入れても効果はうすい。

「いやだ」
と言われたらすぐにやめてくださいね。


英語を嫌いになってしまうと
後から挽回はとてもたいへん・・・

お子さんの興味関心が向くものにフォーカス!
これが英語を自然と取り入れるヒントです。


合わせて読みたい記事



メリット2.好きなものはとことん!こだわりが出て自分から試す、遊ぶ特性を活かす


このころ子どもは好きなものにはとことん向き合い
飽きることなく取り組みます。


この特性を活かして
【おうち英語】もカスタマイズするとスムーズ。


例えば車大好きっ子なら・・・

  • 車なら毎日でも飽きない

  • 自分から手に取る、遊ぶ

  • ママでもわからない違いをみわける

これってすごい能力ですよね。
特に男の子はのめり込む傾向にあります。


ママにできることは

☑ 車の出てくる英語絵本をさがす
☑ 車の形や色、車の出す音などから英語でかたりかけ
☑ 車をテーマにした英語動画
(動画は見せずに音源だけ歌ってもOK)

をさりげなく生活にちりばめることです。

全てに共通することは
短い!
くり返し!
楽しい!
ものを選ぶことです♪


ご参考(簡単ですぐおぼえられることが重要!)


そして最も大切なのは
「ママが楽しく口に出すこと」

絵本を読む
語りかける
歌を歌う


ママが楽しいから子どもも楽しい
これを忘れないでくださいね。
(本当にママもたのしくなるよ)


また、そろそろ数に興味がでてくるころ。
特に女の子に多いのでは?


モンテッソーリ教育でも
「数の敏感期」を3~6歳としています。
(英語でなくてもそこは日常にたくさん取り入れたいところですね)


数の敏感期」は、3歳から6歳頃にやってきます。もちろん個人差がありますが、だいたい幼稚園でいうと年少さんの後半から年長さんくらいにやって来ることが多いようです。「数を数えたくてしようがない」「数字を見ると読みたくてしようがない」など、数というものにとても敏感になる時期です。

JungleCity.com「モンテッソーリ教育の現場から」


例えば個人的に
しゃぼん玉 × かわいい × 数
で子どもが食いつきやすかった


さらに数大好き!
ずっと数えていたい!
子はこちらにチャレンジ♪


子どもはハマるとママより早く覚えます
そして・・・
覚えているころには発音の良さに感動するハズです。


☑ 色々なものをやるのではなく、
ハマりそうなものを見つけたら覚えてしまうほど続ける


これがポイントです。
(ママは飽きちゃうと思いますが、トコトン!に付き合ってくださいね)



メリット3.親の誘導がギリギリ間に合う!これまでの生活に英語を溶け込ませたら勝ち


これから成長するにつれて
日本語はどんどんうまくなり
外の世界とのつながりも強くなる


こうなってしまうと
外からの影響を強く受けるため
「お友達とちがうからイヤ」
「英語わからないからやめて」


になっていきます。
成長の証ですし
賢くなってきたということなので喜ばしいですが


「お勉強になる前に英語環境を整える」
に関しては黄色信号です。


3~4才くらいまでならママがうまく誘導することで
自然と英語環境を整えられます。(でも急ぎ目で!)


『やることリスト』

  1. 英語のうたを簡単なものから一緒にうたう

  2. 英語絵本(赤ちゃん用)を数冊用意

  3. 映像を日本語から少し英語へシフト


最低限これだけは試してほしい・・・・!


特に3の「映像を日本語から少し英語へシフト
は今の時期を逃すとその後に修正するのはむずかしい。


もちろん日本語の映像もすばらしいものもあります。
でも基本的に幼児期の映像視聴に関しては
注意
が必要です。


脳や成長、言語発達に影響があるため
できるだけ減らすことが望ましいですが


もし
◆ 現在毎日1時間以上見ている
のであれば、


「本当に見たい、これを見なければテコでも動かない」
もの以外はすべて英語のものにしてください。


嫌がったりつまらなそうであれば
消してしまえば動画のクセが減ります


食いつけば英語の素晴らしいインプットとなります。
(それでも控えめがいいですが)

ちなみに娘(現時点で3才半)は映像はすべて英語のみです。
これを言うと驚かれますが、それが「普通」のため特に本人も気にしていません。(2才くらいの時はお母さんと一緒もみてたかな?)
お友達と話が合わなかったりするかな・・と思ったのですが、私が幼少のころのように「みんなが同じ番組を見ている」ということはないようです。
YOUTUBEやNetflix、様々なコンテンツがあるのでその家庭によって違うのが現代ですね。
そしてお知り合いにも数名「テレビなし育児」を実践している方もいます。
つまり、、、その家庭による。何に重きを置くかでいいのです。

どうしても忙しい時に映像をみせてしまいますが、
その時間を少し英語にしていきましょう。


難しければ
日本の映像は日本語で
英語の映像は英語で。


お子さんには「ディズニープリンセスは英語しか話せないのよ
で大丈夫です。
実際、まだ長編のアニメは日本語でも理解していない時期ですしね。


動画はうまく使えば立派なおうち英語のコンテンツ。
危険性を知ったうえで意味のあるインプットにつなげてほしい。


たくさん情報はありますが【おうち英語】の軸をしっかり持ち、
意味ある時間に。
そんな思いから書いた記事はこちらから↓


デメリットもおさえておこう|英語でママも子どももストレスをためないために


3~4才で【おうち英語】をはじめる場合の最大のデメリット

それは
「まわりの目を気にしてしまう」
ことです。


赤ちゃん期と違ってお外にでることが多い時期。
外で
・英語の歌を歌う
・英語でママと話す

ことに対して強い拒否反応がでてしまいます。
(英会話教室などに言っても結局なにも話さない、
ということがおきるのもこの時期)


これは成長の一環ですので
お子さんが悪いわけでも
ママのやり方が悪いわけでもありません。


でも接し方をまちがえてしまうと
「英語きらい、ママきらい」
になる危険性あり!


子どもとはいえ、一人の感情を持った人間ですので
そこはきちんと理解してあげたうえで対策を考えましょう。


間違った方法
◆ 英語教室で「ほら!Helloでしょ!」発話強要
◆ 子どもが嫌がるのに英語で話しかけ続ける
◆ アルファベットを覚えさせる


【おうち英語】はお勉強ではありません
(わすれがちなので何度も言います!)


上記のやり方は
ママが焦って子どもに英語を教えようとする典型です。


これまで日本語が上手になって褒められてきたのに
お子さんはショックだしつまらないしわからないし・・・


あっという間に英語きらい!で終了します。


「まわりの目を気にしてしまう」
のは実はママにも言えることです。
(わかります。うちもの子英語話して欲しい!と思いますよね)


この年齢で英語の発話がある子というのは

0,1歳ころからコツコツと英語インプットをすすめてきた子たちです。


早く始めただけでも実はめちゃくちゃメリットあります。
(0才からコツコツおうち英語をやってきた子たちの英語オンリープレイデートの記事↓)


日本語と同じです。
赤ちゃんの時から毎日毎日日本語を聞いてきて
やっと1才前後で単語がでる程度ですよね。


ましてや英語は1日に長時間聞かせていません。
それでも少しづつインプットを続けてきた子が
3~4歳になって英語発話が出ているのです。

残念ながら時は戻せませんが
3~4歳からでも十分に「お勉強せず」
英語習得ができます。

ただ今はインプットの量が溜まっていないだけ。
とにかく焦らない焦らない。


うちの子は英語に興味なくて・・・
なんて思わなくて大丈夫。


私たちがある日突然ロシア語で話しかけられている
そんなイメージをしてあげてください。


・・・・わからないし。なに突然。


そんな気持ちに子どもがなっていないか
常に気にかけてあげてくださいね。


音読協会のHPには【おうち英語】のヒントがたくさんあります↓


まとめ|とにかく【おうち英語】やるならこれを肝に銘じること


とにかく

  1. 今日からやる(むしろ今!音源かける!)

  2. 少しの時間でいいから毎日英語に触れる

  3. 長く続けるもの。焦らない

「英語はことば」です。
他の習い事とはちがいます。


日本語だって毎日使って少しづつ身に付きます。
大人になっても初めて出会う単語や表現ありますよね。
(わたしだけ?)

以上を踏まえると
おうちでも英語ができる
のではなく

おうちでないと英語は身につかない
のが少しおわかりいただけたかなと思います。


英語教室を否定しているのではありません。
アウトプットの場所として活用できれば
さらに効果があがります。


週一回の英語教室に向けて
毎日インプットを続けてくださいね。

年齢が上がって英語のお勉強が始まった時、

  • 英語の耳ができている

  • 英語の口ができている

  • 英語の思考回路ができている

ことで学習の吸収率がぐんと上がります。


「黄金の耳」の能力は6才くらいまで。
とにかくすぐに始めて長く続けてくださいね。


バイリンガル英語絵本読み聞かせインストラクター
小柳みか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?