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フロム・ダスク・ティル・ドーン

WOWOWで「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(このタイトルはカタカナ表記も良いね)シリーズの3作品が今月と来月にも放送しているので、この機会に大好きなこの作品に関して色々と書き綴ってみようかなぁと。

初作品は1996年6月に日本公開初日の深夜回、有楽町のマリオンに観に行ったのを覚えている(お客さんはガラガラだったけどw)。

当時テレ朝でやってたアメリカの最新映画情報番組ショウビズカウントダウンで予告を観てこれは絶対観に行くとぞ!と決めていた。最近では「アリータ バトルエンジェル」を手掛けたロドリゲス監督がタランティーノ(タラは脚本と主演)と組み、お得意の「デスペラード」系〜メキシコの雰囲気を全面に押し出した犯罪逃亡劇+ヴァンパイアものの当時は斬新だった2部構成アクションホラー。そして実際観に行ってみたら期待以上で最高に打ちのめされたのだった。

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その内容もさることながら、兎に角ジョージ・クルーニーの格好良さに痺れたのだ。彼が発する粋な台詞回しと男気溢れる立ち居振る舞いはその後の自分の人生にも大きな影響を受けてしまったほど。ラストでようやく全容を見せる首回りのトライバルタトゥーのチラリズムも最高!

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クルーニーはテレビドラマ「ER」のダグラス・ロス医師役がブレイク。更にタランティーノが「ER」の脚本を担当したことがキッカケで今作への出演が決まったんだよねー。

因みにクルーニーとタランティーノ演じるゲッコー兄弟が逃亡先として目指すメキシコのエル・レイはサム・ペキンパー監督版の「ゲッタ・ウェイ」に出てくる架空の街ってのも映画ファンの遊び心をくすぐってくれるし、ジュリエット・ルイス、ハーヴェイ・カイテル、チーチ・マーリン(プッシーを連呼する彼の劇中セリフは親切にもサントラに収録されている!w)など脇を固める役者陣も芸達者でGOOD。

数年前に放送していたテレビドラマのザ・シリーズや「ターミネーター2」のT-1000役でブレイクしたロバート・パトリック主演のパート2より自分はメキシコの革命家、パンチョ・ビリャの時代に遡った前日譚・パート3の方が渋い作りで好みかな。

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あ、クルーニーが演じたセスをメインキャラに据えたパート1の後日を描いたPC用ゲームも発売されてましたね!

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